弁理士『三色眼鏡』の 業務日誌     ~大海原編~

おかげさまで事務所開設6周年!
今後とも宜しくお願いします。

終日無酸素運動状態。

2007年10月30日 21時18分14秒 | 業務日誌
今日はなんだかバタバタ。

朝=とある訴訟案件で某法律事務所にて打ち合わせ。
  終了後事務所に戻り、たまった電話、メール対応、発送書類チェック、etc.を済ませる。
  昼食を食べながらちょっとヘビーな案件を事務担当と打ち合わせ。
午後=昼食を食べ終わるや否や、研修参加のため外出。スタート時間を30分間違えていたことに気が付く。思えばこの30分が今日唯一の“一息”の時間。
  研修は、ちょっと基本的な内容に過ぎた感あり。でもまあ、参加しておかないと色々と不都合があるので。。。
  研修を終え、一路事務所へ。やはり山となったチェック書類に眼を通す。

 今日は、プライベートで急いで帰らなければいけない理由があり、逃げ出すように事務所を後にする。競歩で駅へ。

 さあ、今から明け方まで、幼稚園の入園手続待ちで野宿でござる。。。雨が降らないことだけを祈りたいが、むなしい願いか・・・。
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トナーカートリッジ

2007年10月29日 23時57分56秒 | 趣味・その他諸々の雑記
自宅のプリンタのトナー、今までは純正品を買っていたんだけど、ちょっとした心境の変化で、Eレコム(伏字になってないな)の詰め替え用ボトルを買った。

トナーカートリッジに関しては特許権侵害の訴訟が知財高裁まであがって、Cが逆転勝訴したんだったよな、確か。。。これは大丈夫なのかな?ま、「業として」の実施じゃないし、いずれにしろ問題はないでしょう。

特許的には問題がなくとも、詰め替え方には問題おおあり。
手順書どおりにやってた(つもり)なのに、毒々しいシアンのトナーがジュワーっとあふれ出るっ!

・・・どうやら、注入量が多すぎたのと、詰め替えの際に装着するアダプタ(印字するときの出口の方を塞いでおくためのカバー)の装着が上手くなかったらしい。

おかげで右手は、文化祭の準備に追われて慣れないペンキ仕事をする高校生のように真っ青。左手はビニ手してたので無事。

これがまた、洗ってもぜーんぜん落ちない。
昨日の話なのに、まだ指の爪の生え際とか、ミョーに青い。

コスト的には確かにお得なんだけど・・・なんとも勝手がわからないものは、やっぱり無理するもんじゃないね。
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守備範囲

2007年10月28日 02時08分15秒 | 実務関係(商・不)
商標調査のご依頼を頂くことがかなりの頻度である。
幸いにして懸念なしの結論である場合もあれば、先行類似ありの場合もあり、そもそも顕著性に難ありの場合もあり、さまざまである。

ネーミング案を複数用意していらっしゃる場合もあれば、事実上気持ちの上ではその名前で行くことが決まっていて、一応確認のために商標調査を依頼される場合もある。

ところで、すでに“一本化”されているネーミング案が、調査の結果、使用・権利化困難であることが判明した場合、それをどういうスタンスで報告するかは、実はかなり悩む。

一つの立場としては、純粋に権利取得の手続代理という立場である。この場合、手続上権利取得は困難、使用も危険、という結果のみを伝えれば役割は果たしたといえる。
いま一つの立場としては、最終的にクライアントがご商売をできる状態までの筋道をつけるところまでを守備範囲として行うという立場である。この場合、採択可能な代替案について提案を行っていくことが必須である。

顧客視点のソリューション、という意味では明確に後者が優れている。

しかし、そのネーミング案に集約されるまでの過程にコミットしていないにもかかわらず、知りえた一部の案のみに基づいて提案を行うことは、顧客のその商品に対する思いを本当には把握しないままの中途半端な提案になってしまうリスクもある。仮に代替案提案を行うのであれば、むしろネーミング検討当初から意思決定過程に参加しておくべきだし、その過程に参加できていない立場に甘んじている事務所であればそれより上流には口出しすることは慎むべき、という考え方もある。

もっとも、提案するにあたってはその代替案の登録可能性を担保しなければならず(代替案だけ提示して、その調査費用は別途という商売はたぶん成り立たないと思う)、そこまでのリスクテイクは逆に現況では困難という問題もある。

結局、ネーミングの初期段階から“一枚噛む”ような、クライアントとより近い立場で仕事をしていくことができれば、よりクライアントには喜ばれ、仕事もスムーズに流れていく、という良い結果が生まれるのだろうと思う。

そんな思いもあって、近頃頻繁にネーミングに関する文献を読み漁っている。講座も聞きにいってみようと思っている。

あとは、趣味(?)と実益を兼ねて、ネーミングの公募なんかに積極的に応募してみるか、と思っている。
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仕事が仕事を呼ぶ!?

2007年10月27日 09時06分50秒 | 業務日誌
不思議なもので、
「忙しい、どーしよーっ!?」
というときほど、新規の依頼を頂く。
世の中にたくさんの同業者がいらっしゃるのに、
ご指名を頂くことにはただただ感謝の気持ちだけである。

安定した受注、というのがいかに重要かを常々痛感している。
一つひとつ淡々と、でも丁寧にこなしてこそ、
次につながっていくのだと信じている。
それは信頼という意味でも、自分の成長という意味でも。

オーバーヒートはしない程度にやっていきたいが、
自分のキャパを広げるのは、いわゆる過負荷の法則のようなもので、
“限界”と思っているところのもう一歩だけ先まで踏ん張ることだと
思っている。

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見積もる。

2007年10月25日 19時48分11秒 | 趣味・その他諸々の雑記
よく自分の仕事を「漫画家みたいなもんです。期限までに作品仕上げないとだめなんで。」なんて説明することがある。

でも、“良い仕事”をしようと思ったら、期限ギリギリで間に合わせる、というスタンスでは、ダメダメ。

昨日今日と、同僚の担当する提出書類の証拠作成支援にかりだされた。
その同僚は、これほどのボリュームの案件を扱うのが初めてだったこともあり、スケジュールの見積りが甘かった。

10日ほど前から、折を見ては「大丈夫?間に合う?何か手伝おうか?」と声を掛けてはいたのだが、「大丈夫です。」の一言。事務担当の女の子とも“このペースだと、ぎりぎりで炎上しそうだよね”とは話していたのだが、果たしてその通りに。。timecharge万円単位の私が計7時間にわたって証拠作成作業に従事。

もちろん、本人は”良い仕事”をしようと一生懸命であったのは傍で見ていて判っていたので、責めるつもりは一切ない。今回の経験を次に生かしてくれれば良いと心から思う。

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食肉偽装と商標【ちょっと考察】

2007年10月25日 00時08分21秒 | 知財記事コメント
比内地鶏と称して廃鶏の加工肉を販売していた偽造が明るみになったかと思ったら、今度は宮崎県産地鶏と銘打ってブロイラーが販売されていた、とのニュースが。

非難を承知の上で、偽装した企業の立場から考えてみる。

おそらくは食肉加工業者として、経営的にもジリ貧だったのであろう。
偽装は、いわば麻薬のようなものだ。「比内地鶏」と表示しさえすれば短期的には売上を押し上げる効果があるが、依存度が高くなり、やがて常態化する。ブランドによるプレミアムのうまみを知ってしまって暴利をむさぼる、というよりは、それで何とか延命している、というところだったのだろう、と推測される。生き延びるためにはやるしかない、という状況だったものと思われる。ミートホープもこのパターンだったのであろう。

宮崎の件。TV報道を信頼するかぎり、販売したデパートは「単純なミスだ」としているが、これだけ偽造が騒がれている状況で、品目を取り違えた、「過失」という意味での「ミス」であるはずがない。ありえるとすれば、知っていて間違いを正さなかった「判断ミス」であろう。これは、組織の中の意思決定のあやがもたらした結果なのかもしれない。

いずれの事件においても、報道機関がハッキリいわないことがある。
「消費者の甘さ」だ。(自ら視聴者を敵に回す愚を犯すマスコミもいるまい。)

しかし思う。
いずれの事件も、消費者の眼によるチェックがしっかり働いていれば、無知な買い手をあざ笑うかのような所業はなされなかったであろう。
事件が発覚してから“けしからん”ということは誰でもできるが、裏を返せば、それを見抜く慧眼を持ち合わせた消費者が余りに少ない、作り手にとって“ユルい”状況の存在が最大の原因ではないか?

業務上の信用にただ乗りする行為の卑劣さを容認するつもりは毛頭ない。

しかし、「ブランド」の説明省略機能を過信して(場合によってはだまされていることに気が付きつつも気が付かない振りをして)購買行動を起こしていないか?作り手の良心に対する信頼が行き過ぎていないか?コンプライアンスやら「べき」論に頼って、自分で自分の身を守る、というもっとも基本的重要事項を置き去りにしていないか?

「信用」というものは、片務的に発生するものではない、と思うのである。保護されるべき「需要者の利益」も、需要者の質に応じて変わってくるのではないか?といったら言い過ぎだろうか?

何を「信用」するのか。
付された商標や表示なのか、その商品自体なのか。
メーカーや小売業者なのか、自分の眼なのか。
見る眼を備えてこそ、初めてモノもいえる、そんな当たり前のことが置き去りにされたまま、偽造に手を染めたモノが本源的に悪意のかたまりで、最初から人をだまそうとしていた“絶対悪”である、という非難ばかりをしている、そんな構図に見えてしまうのである。

繰り返しになるが、偽造業者をかばう気は微塵もない。が、個々の消費者の意識の薄さ、脇の甘さが集積されて、こうした業者が後を立たない状況になっているようにも思えるのである。

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外回り&あいまの楽しみ

2007年10月24日 02時01分55秒 | 実務関係(商・不)
嫁さんに「今日は外回りだからお弁当いらない」というのを忘れていた。。
朝起きたら、既にだいぶ作っている様子。
・・・いまさらいらないなんていったらエライことになるなー。
ということで、かばんを開けたときに食べ物臭が拡散しないよう祈りつつ、客先へ直行。

打ち合わせは順調。予定外に早く終わり、電車で移動。

さて、どこでお弁当を広げるか・・・?事務所戻っても良いけど、、
天気が良いので、公園で噴水見ながらご飯食べることにした。
久しぶりにPETの飲料を買った(ここんとこ緊縮財政なもので)。
お日様を浴びながら外でご飯、なんとも快適。

一旦事務所に戻り、メール、電話メモ、チェック書類を片付け、再度外回り。

前職のときの仕事のリズムがまだ体に染み付いて離れないのか、
日中外回りした方が気分的にも爽快だし、デスクワークの効率も結果的に良い。
電話で中断させられたりしないから、というのもあるのだろうけど。

外回っていると、色んな人を目にする。ベンチで昼寝しているおっさん、ティッシュ配りのおねーさん、バイク便のにーちゃん、ガテン系にびしっとスーツ、・・・みんなそれぞれに領分を謳歌している。それを見て、自分も領分をこなさなければと前向きに思える。よい感じだ。




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研修のテーマ

2007年10月23日 00時42分29秒 | 実務関係(商・不)
来月、合格者を対象とした研修の講師をすることになった。いわゆる“ムラ”主催のものなので、おそらく参加者は10人そこそこだろうけど、「何事も経験だよね」と思い、自分で手を挙げた。

さて、そろそろテーマを主催の先生にお伝えしないといけないんだが。。。


決まってない。


いや、一応のレジュメはパワポで作成済みなんだけど、
どーもインパクトがない。新人研修にインパクトを求めること自体が無理があるのかも知れないけど、わざわざ登録して日が浅い人間に講師をさせようってんだから、ちょっと奇抜なことをやってみれ、というメッセージにも受け取れる。

ということで、

「『業務上の信用』って、ナンだ!?」

をテーマに、2時間しゃべろーかと思っている(もちろん、今後変更の可能性もあるけれど、現時点では)。
だって、特許法の保護対象である「発明」については、法上規定もされて、各種専門書でも色々解説があり、かつ29条1項柱書の拒絶理由でもある。それなのに、商標法の保護対象である『商標を使用する者の業務上の信用』って、あまり厳然と考えないし、登録要件とも直接は関係ない。この間まで受験生だった方々には、せいぜい「使用することにより蓄積されるグッドウィル」といった程度の漠然とした観念である、はず。

ならばこれを、各規定及び実務との関係という観点からしゃべることで、新たな“気づき”が得られるんじゃないかと思う次第。

「地域団体商標」と「産地/原材料/製造年月日偽造」の問題の関連性とか
「小売役務商標」と「ネット販売」における信用の問題とか
「商標の使用」と「ネーミングライツ」の問題とか
「商標の譲渡」と「価値評価」と「M&A」とか

色々問題提起はできそう。

自分達の業務が、何を守るためにあるのかと考えることは、スタートラインに立つ者の姿勢としては、非常に大事なのではないか、と思う。

よし。これで再構成してみよう。


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キーボードと手書き

2007年10月21日 20時29分55秒 | 趣味・その他諸々の雑記
一応ITリテラシーが云々言われる世代ではないはず、と自負している。
ミーティングでも手でメモをとるよりは極力ノートPCを持ち込むようにしている。14kgになる娘を抱っこしすぎて腱鞘炎気味なことや、もともと字が汚いことなんかもあり、PCは本当に重宝している。

しかし、ここ一番で文章を練ったり、こんがらがってきた考えを整理したりするとき、ペンを持って自分の手を動かしたほうが、どうも頭の整理が早い。手を動かすことで頭が活性化される感じ。ここんとこPC依存一辺倒だったことをやや反省。

ということで、昔使っていたシステム手帳のリフィルを買ってきてみた。最近は手帳の活用法に関するハウツー本が巷にあふれているようで。ま、そこまできばって使うもんでもないと思うんだけど、ねぇ。
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きょーびの音楽CDの価値

2007年10月20日 23時13分14秒 | 趣味・その他諸々の雑記
ここ数年、殆ど回すことのないCD。
iPodのおかげで、事実上HDの中に全て取り込んじゃってるから、ただの残りかすだもんなー。

ということで、売りに行ってみた。
ひとまず市場調査的に、10枚ほど。

最高値=300円/枚。意外にもアイドルもの。
最安値=  5円/枚。
・・・5円って。。。。まあ、お金になることを期待してというよりは、捨てるくらいならの感覚だったので、かまいはしないのだけれど。。ポリカーボネートの原料価格なみでは?

ふと考えてみれば、CDなんてもうずーーっと買ってないもんなー。
学生の頃なんかは結構色々と買いあさってたのだけど。
自分が年取ったせいもあるけど、流通形態の変化は大きいよなー。
買うにしたってiTunesで買うもの。
音楽業界に限らず、流通形態の変化の波はそこかしこに押し寄せている。
レコード会社の収益構造って、どうなっていくのかねー。
著作権法の改正にも大きく影響していくんだろーなー。

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