弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

事務所開設12年目!
本ブログがKindle本に!「アマゾン 三色眼鏡」で検索!!

【業務日誌】年末年始休暇3日目

2021年12月31日 20時59分41秒 | 業務日誌
こんばんは!
2021年もあと3時間。
…って、ほんと年々実感ないわー。
「実感」って、来たる新年への「期待感」、と≒なのかも。

そりゃもちろん年も変わって気持ちも新たに…
とは思うのだけど、
これだけ去年と同じ今年、を続けていると、
新しく生まれ変わる、という感じにはなりにくいなぁ。
むしろ、積み上げてきたものを引き継いで明日からも頑張っていく、
というのが率直な気持ち。

そんなわけで今年の大晦日も例年と同様、
経理処理をやり(結局昨日できなかった)
ゴルフの打ちっぱなしに行き(これも結局昨日行けなかった)
駅前の商店街に行って行きつけの飲み屋さんの出店で卵焼きと太巻きを買い、
アルコールを交えつつ恒例一人経営会議実施中。

これからちょっと中休みで年越しそばを食べ、後半戦突入です。

そんなこんなで暮れ行く2021年。
一年大変お世話になりました。
来たる2022年もどうぞよろしくお願いいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【業務日誌】年末休暇2日目

2021年12月30日 10時55分42秒 | 業務日誌
おはようございます!
今日も快晴!な@湘南地方です。

昨日は予定外に自宅の掃除に時間がかかり、キーボードまで組み立てたので
どっと疲れが出て、軽く走った後ついウトウトと昼寝してしまいました。気持ちよかった。

まあ、身体に溜まっている良からぬものを少しずつデトックスするのも大事なこと。

今日は今日とて朝から銀行回り。
今日のテーマは「今持っているものを明らかにすること」。
経理処理もそう。自分のスキルもそう。事務所のリソースもそう。
まあ、棚卸しですな。

普段はなかなかできないことをやる、というのが年末年始の正しい使い方だと思うので。
自分とその周りを見つめ直そうと思います。

あ、ちょっと打ちっぱなしも行こうと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【業務日誌】さて、今日は大掃除

2021年12月29日 08時11分12秒 | 業務日誌
おはようございます!
雲がそらを覆っているけれど陽の光も差して明るい@湘南地方です。

さあ、今日は大掃除。
午前中は事務所の、午後は自宅の。
現実の掃除もそうだし、頭の中の整理についても、昨日から取り組んでおります。

今年の売上は、昨年対比微増。
年初の段階では大幅落ち込みもやむを得ないよなぁ、と思っていただけに、
業績としては正直「出来すぎ」と思っている。
良くも悪くも内部要因/外部要因を分析して、更に次に活かしていかなければ。

今後の経営環境が必ずしも追い風とは限らないので、
こうやって少し成果が出ているときに、事務所の「体質」を強化していかなければ。
守りに入るのではなく、“堅く攻めていく”。

現在も事務所のホワイトボードは頭の中にある諸々を吐き出した状態。
これを、年末年始できっちりすっきり整理していきたいと思いますよ。
ともあれ、休暇初日。緩むことなくいきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【業務日誌】年内最終営業日

2021年12月28日 11時59分31秒 | 業務日誌
おはようございます!いやもうこんにちは!
冬型の気圧配置に支配されている@湘南地方です。足先が冷えてます。

さて、今日が年内最終日。
午前中にZoomMTGを一件させていただき、対外的な接触はこれで最後かな。
午後は何となくお片付けモードに入って、明日朝のごみ回収に備えたいと思います。

まあ、全然仕事納まってはいないんですけどね。
やっていかなきゃいけないことは多いです。
本棚の整理も、頭の中の整理も。

明日以降も更新しますが、ひとまず皆さま良いお年を♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【特実意匠】料金改定のお知らせ(R4/4/1施行)

2021年12月27日 08時56分16秒 | 実務関係(特・実・意)
おはようございます!
快晴!乾燥!肌カサカサ! な@湘南地方です。

いやぁ、今朝は寒かった。5時に目が覚めたのに布団から出られんかった。。
冬らしさを感じております。
お肌保湿しないと。。。

さて、今日は、来年4月からの料金改定のおはなし。
既に今年の半ばには国会通過していた件ですが、予定通り(というか大方の予想どおり)
来年4月1日から施行です。

詳細はこちら

特許の年金が結構な割合で上がるのと、
商標/防護の登録料、更新登録料が上がる。
PCT関連の費用(国際調査手数料、国際予備審査手数料)がそれぞれ結構上がる(ISRは倍増だね)
マドプロの個別指定手数料も。

実務的に気になるのは、
商標の通常の(10年分の)登録料のあがり幅に比べて、分納のあがり幅が少ないこと。
前者は10年分で4,700円値上げとなるのに対して、後者は5年で800円しか上がらない。
特許庁としては“分納を推進している”ということ…?
期限管理する身としては、分納はリスク上昇要因なのであんまり歓迎しないのだけどな
…もちろんクライアントのご要望ならやるのですけど、ね。

で、値上げとなると気になるのは「経過措置」、つまり、新料金の対象になるものとならないものとの分かれ目は?
という点。

この点上記ページには図解付きで説明が載っているけど、簡単に言えば
・原則「納付日」ベース(出願日ベースでも期限日ベースでもなく、現実に納める日)。
・但し、納付期限経過後の納付(いわゆる“倍額納付”)については、“「(本来の)納付期限日」ベース”

となる。
細かいことだけれど、クレーム数の多い特許や区分数の多い商標については、積もり積もると結構な金額差になるので、
旧料金適用可能なタイミングならば前倒しで納付する、というのも考え方かもしれません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【業務日誌】年末感がない

2021年12月26日 17時00分49秒 | 業務日誌
おはようございます…いや、もう17時か。

M-1が終わり、クリスマスが終わり、有馬が終わって、
例年だったらもうちょっと年末感があってもよさそうなものなんだけど、
なんだか今年はそんな気が全くしない。

まあ、忘年会的なものもほとんどなく、
そこまで冷え込むということも無く(今日は少し冷えてきたけど)。

年々節目というか、けじめが無くなってきているなぁ…。
決算処理とかをすると、ようやく年更新されたイメージになるのかな。

ともあれ、まだ今年のうちにやらなければいけないことがあるので、
もう少々頑張ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【知財記事(特許)】セルフレジ訴訟→和解

2021年12月25日 10時08分57秒 | 知財記事コメント
おはようございます!
雨は明け方までに上がり、今は曇り空の@湘南地方です。

さて、世間を賑わせていた標記の件=ファーストリテイリング対アスタリスク(その後権利が譲渡され現状の権利者はNIP)の件、
和解に至ったとの記事。

(日経XTECHより引用)
======================
ファストリとアスタリスク、セルフレジ特許巡る訴訟で和解成立
外薗 祐理子 日経クロステック/日経コンピュータ

ファーストリテイリング(以下ファストリ)は2021年12月24日、ITスタートアップのアスタリスクならびに特許ビジネスを手掛けるNIPとの間で係争していたRFID(無線自動識別)を使ったセルフレジの特許を巡る訴訟について、同月23日に全面的に和解が成立したと発表した。アスタリスクも同月24日に同様の発表をした。


3社合同の発表文を要約すると、「ファストリは現在NIPが保有する特許が有効に存在することを尊重し、アスタリスクとNIPはアスタリスクの特許出願が公開される以前からファストリが独自にセルフレジを開発して使用していたと確認する」ことで和解合意に至った。一般に特許出願から1年半後に発明内容が公開される。アスタリスクが特許を出願してから1年半後の2018年11月よりも前に、ファストリは既にセルフレジを独自開発して使用していたという意味だ。

======================
(引用終わり)

3社合同の発表文がこちら
肝心なところは「ボタンの掛け違い」や「協力して互いの事業の発展を阻害しかねない」といったオブラートに包んだ表現に終始しているものの、
記事における解釈による限りは、「ファストリのセルフレジは独自開発」という前提での和解。
もともと取引関係があった両社にあって、争いが長引くほど不利なのはアスタリスク側と思われる。
それは例え交渉経緯において「この特許は金を払うに値しない」「ゼロ円でライセンス提供してください」などと要求された経緯があったとしても。

和解内容詳細は秘匿されているのでわからないが、
記事の表現から穿った見方をすると、「ライセンス」は認めないが、何らか別の名目(「解決金」とかいろいろ)で金銭的な解決は図られた可能性はあるのではないかと想像
※何ら根拠のない推測なのでここはご容赦ください)。

ここまで渡り合うに至った前提として、
・第三者開示前にきっちり特許出願していたこと
・シンプルなクレーム
・分割も駆使して攻め手として戦線展開をおこなっていたこと
・係争費用を賄える程度の資本力があったこと
が挙げられる。

結論に関して、傍目にはモヤモヤが残る感じではあるが、
ビジネスの一手段としての特許・係争という意味で、当事者は納得ずくの話なのだろうな、きっと。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【雑記】クリスマスイブ

2021年12月24日 12時14分46秒 | 趣味・その他諸々の雑記
こんにちは!連日快晴の@湘南地方です。

さて、世間はクリスマスイブ。
とはいえ、子供もそこそこ大きくなり、何か胸躍るようなイベントでも無くなってきたなぁ。
Facebookで過去の思い出とか出されて、「あ~、こんなちっちゃいときもあったよなー」とか感慨にふけったり。

そんな過去の思い出の話で言えば、5年前のイブ。
22-23日の弾丸出張の予定が大雪で飛行機が飛ばずに延泊、更に24日も飛べるのか飛べないのかわからない、といった状況に巻き込まれたのを思い出した。
他の日ならば、もう一泊延泊でもまあ仕方ないかなー、と思うところだが、この日ばかりは…サンタしないといけない状況でしたから。
這ってでも帰るよ、って札幌から関東まで這っては帰れませんが。

そういう意味では、今年はあの時と比べたら準備万端。
ただ包装用の袋が中身に比べて著しく大きすぎて不格好。
まあ、大は小を兼ねる、ということで。

ともあれ、何とか今年中にやらなきゃと思っている仕事に今日メドを付けることはできそうかな…21時頃までには。
夜半から雨らしいので、その前には帰宅したいなあ。

皆さまにとっても素敵な一夜となりますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【知財記事(商標)】「うどんタクシー」、和解。

2021年12月23日 08時29分50秒 | 知財記事コメント
おはようございます!
快晴!こんな日は仕事が進む、はず、きっと。 な@湘南地方です。

さてさて、以前取り上げた「うどんタクシー」の件、結局和解となったようです。

中日新聞より引用)
=====================
うどんタクシー訴訟が和解 琴平バスに商標権、高松

うどんの専門知識を持ったドライバーが讃岐うどんの店を案内する「うどんタクシー」の名称を使われ、商標権を侵害されたとして、香川県琴平町の「琴平バス」が高松市の「空港タクシー」に名称の使用差し止めを求めた高松地裁での訴訟が和解で終結したことが23日、関係者への取材で分かった。琴平バス側に商標権があることを空港タクシー側が認める内容。14日付。

関係者によると、和解条項には他に、空港タクシーはホームページやパンフレットで「うどんタクシー」の商標や類似する標章を使用せず、サービスが琴平バスの「うどんタクシー」とは異なることを示すことも盛り込まれた。
=====================

(引用終わり)

和解だけど、実質的には琴平バスの勝ちだわね、これは。
空港タクシー側は26条の主張をしていたようだけど
「うどんタクシー」の商標使用を差し止めることができているわけだから(本日時点ではまだ空港タクシーのサイトは変わってないけど)。

これを機に、空港タクシー側も独自なサービス提供を企画実践してくれれば、我が心のふるさとも更に活況を呈するというもので
…って、ずっと行ってないなぁ、高松。
来月岡山に少し呼ばれているので、岡山高松強行軍するかなぁ。。。お仕事段取りつけなきゃなぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【知財記事(特許)】そば打ちの季節だなぁ…

2021年12月17日 09時50分07秒 | 知財記事コメント
おはようございます。
雪降りしきる@札幌です。
明日の移動、大丈夫だろうか…?

さて、今日はこんな話題

(西日本新聞meより引用)
========================
習熟も時間も不要「十割そば」手作りセットに特許 大分の会社が開発

大分県中津市本耶馬渓町の道の駅「耶馬トピア」を運営する「はばたき」(高橋和美社長)は2日、自社で開発して販売する十割そばの作製法と手作りセットの特許出願が認められ、10月に登録されたと発表した。この作製法とセットを使えば、従来のそば打ちに必要な一定の用具と作り手の習熟、所定の時間が不要となり、簡単な手順かつ短時間でそば作りができることが発明であると認められた。
(以下略)
========================
(引用終わり)

ふーん。と思って、特許公報見てみた。

α化したそば粉とそうでないそば粉とを事前に混ぜ、水を加えて混練、で、クリームみたいに袋から絞り出してそばにする、と。
うーむ。これで本当にそばの食感再現されるのだろうか?
まあ、香りを楽しむことが中心であれば、これでも一応成立する、かな?

例年年末になると、ムスメたちが通っていた幼稚園でそば打ちをして、それを年越しそばとして食べる、
というのがコロナ前の慣例だった。
ここ2年ほどはできていないけど、自分的にはあれが歳末感を醸し出す行事だったんだよなー。

便利になること、選択肢が増えることも良いこと。変わらないものがあるのも良いこと、と思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする