弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

事務所開設12年目!
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【業務日誌】出張日誌'23-11

2023年11月27日 07時48分54秒 | 業務日誌
おはようございます!
快晴の@新横浜あたりです、たぶん。


日帰りで行ってきます。
今週はほぼ毎日こんな感じ。
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【毎年恒例】流行語大賞で学ぶ商標2023(第4回)

2023年11月20日 04時00分00秒 | 名作シリーズ(笑)
おはようございます…って、予約投稿な@湘南地方です。
現在外は真っ暗です。

さて、今年の本シリーズも今日で最後。
今日はこんなネタ。

====
(4)ジェンダーとかいろいろ賑やかな時代に…「頂き女子」

今回のリスト、例年3分の1くらいは判らないものだったりするのですが、
今年はある程度聴いたことがあるものだったり(意味が判らないものも含めて)したのだけど、
この「頂き女子」はほんとに聞いたことが無かった。
…そんな流行った言葉なん?
で、ググってみた

(以下記事引用)
====
「頂き女子りりちゃん」を名乗り、恋愛感情を利用して金をだまし取るための指南書を販売、自身も複数の男性から金を詐取したとされる女の公判が始まった。
一連の捜査では、言葉巧みに中高年を翻弄して計約2億円を得る一方でホストに金をつぎ込みナンバーワンに導くほど没入、負の連鎖の深みに陥る様子が浮き彫りになった。
====

すげー、マニュアルまであったんだ。で、2億円。んで、それをホストにつぎ込む。
なんというか現代の食物連鎖…?

まあ騙される方も悪いよな気がするんだけど。
それはさておき。

商標的に「○○女子」がどの程度あるのかちょっと調べてみた。
(代表的なものを抜粋)


上記以外にも
「餃子女子」「持ち家女子」「筋肉女子」「ものづくり系女子」「ヤキニク女子」「デジタル女子」などなど。
ギャップを狙った結合商標が多い感じかな。

ついでに「○○男子」も調べてみた。
(同じく抜粋)


上記以外にも
「化粧男子」「真珠男子」「豆乳男子」「サンリオ男子」「石けん男子」などなど。
やっぱり、ギャップを狙った組み合わせが目立つかな。

とはいいつつも、
「食パン」「肩こり」「腹筋」などは「○○男子」も「○○女子」も両方あり、商品毎に使い分ける感じかな。

こんなジェンダー騒がしい時代に「男子」だ「女子」だ殊更強調するのもマーケティングでは難しいような気もするけど、
まあターゲットを特定するという意味では有効なんだろうなぁ。
騙さずにストレートに、大事。

~~~~
というわけで今年もやってまいりました
「流行語大賞で学ぶ商標」、このあたりで終わりとさせていただきますm(__)m

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【業務日誌】雪景色

2023年11月14日 15時02分37秒 | 業務日誌
こんにちは!曇り空の@札幌です。
出張で毎日宿泊地が違う感じ。もう慣れた。

昨日の投稿で「自分的には初雪」と称していながら
ラーメンの写真しか挙げていなかったので、改めて雪景色をば。



今朝起きた時の景色(美瑛駅)。

さ、気持ちは充実、体はヘロヘロ(笑)。
頑張りましょう。
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【業務日誌】自分的に初雪

2023年11月13日 13時29分26秒 | 業務日誌
こんにちは!
小雪ちらつく@旭川です。

流行語大賞で学ぶ商標 シリーズ、今日はちょっとお休みして。

お仕事で移動中。ランチのために途中下車。
湿った雪が降る中足を急がせる。


3回目のトライでやっとありつけた「らーめん青葉」。

うん、美味いよ。
美味いけど、お預け食らってた分期待値の方が高まってしまっていたのかなぁ。
なんというか、普通…普通なのが良い、という類のラーメンなのだと思うことにした。

自分的には今年の初雪。
寒い中食べるラーメン。店外に出て吐いた息が白い。

今年は秋がほとんどなくて、いきなり冬なのだね。
着るものも心持ちももう一つ準備ができていない中、冬が始まる。
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【毎年恒例】流行語大賞で学ぶ商標2023(第3回)

2023年11月12日 08時13分38秒 | 名作シリーズ(笑)
おはようございます!
小雨模様…?な@成田です。
人生初LCC、まもなく搭乗です。

さて、掲題の件。今日取り扱うのは…

====
(3)偉い人の考えることはわからん(「twitter」→「X」)
 SNS「twitter」の名称が「X」に変わったのは今年7月24日のこと。
 もともとラジオと親和性の高いメディアだったtwitter、
 それ以降しばらく(今も…?)
 “さて、番組への投稿は、エックス、旧ツイッターでつぶやいて…いやポストしてください”
 というたどたどしい案内がされている。

 こういう状態を見聞きして、「元プリンス」を思い出してしまったのは自分だけ…?

 さてさて、商標法的な観点で言うと、アルファベット一文字からなる商標は原則的に登録にならない。
 条文的には3条1項5号。

~~~~
(商標登録の要件)
第三条 自己の業務に係る商品又は役務について使用をする商標については、次に掲げる商標を除き、商標登録を受けることができる。
(一~四、六は省略)
五 極めて簡単で、かつ、ありふれた標章のみからなる商標

   ↓
商標審査基準 3条1項5号
3.「極めて簡単で、かつ、ありふれた標章」について
(1) 「極めて簡単で、かつ、ありふれた標章」に該当するものとは、例えば、次のものをいう。
 (ア) 数字について 数字は、原則として、「極めて簡単で、かつ、ありふれた標章」に該当する。
 (イ) ローマ字について
   ① ローマ字の1字又は2字からなるもの
 (以下略)

~~~~

もちろん、「X」一文字であったとしても、顕著に装飾がされるなどで外観上特徴がある場合は上記規定にかかわらず登録になる。
この点、現状の日本での出願はというと…


(上記は出願の一部。入りきらなかったので…)

全部、一般的な書体。これだと、原則的には独占性なしで拒絶されることになる。

もっとも商標法には「使用による顕著性」という考え方がある。
原則的には上記のとおりでも、使用の結果何人かに係る商品/サービスである、と認識されている場合には
例外的に登録が認められる。

~~~~
第三条
2 前項第三号から第五号までに該当する商標であつても、使用をされた結果需要者が何人かの業務に係る商品又は役務であることを認識することができるものについては、同項の規定にかかわらず、商標登録を受けることができる。

~~~~

本件も、この制度を前提として出願しているものと思われる。
ただ、独占性の有無って「ゼロサム」というよりは「強弱」。
アルファベット一文字は、無いか限りなく弱いの部類だと思うし、、、どう判断されるかなぁ。。。


まずは上記の右側のロゴで権利確保すれば良いのじゃないかなぁ、と思うのだけど。


また、こちらの記事のとおり、USではXを先行して使用している権利者から侵害訴訟を提起されている。
USは日本とは商標の考え方がちょっと違うので日本でも同様のことが起きるというわけではないとは思うけど、
せっかく確立してきていたtwitterブランドを捨ててまで飛び込むところだったのかなぁ、というのが率直な印象。


とまあそんなところで次回へ続く。
次回が多分今年は最終回。
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【毎年恒例】流行語大賞で学ぶ商標2023(第2回)

2023年11月10日 08時53分21秒 | 名作シリーズ(笑)
おはようございます!
雲が少し重ためな感じの@湘南地方です。
身体もなんだかちょと重ため。ま、運動不足ですわな。

さてさて、掲題の件、今日は第2回。

====
(2)無敵の笑顔で荒らすメディア♪ 「推しの子」

そうか、これ今年の話なんだ…と思ってしまう。
確かに、アニメ始まったのは今年の4月から。第1回が90分と超長く話題に。
OP主題歌「アイドル」の動画再生回数が1億回を超えて話題になったのが5月の話。
…なんだろ、とおおおおおい昔のことのように感じてしまうわー。

原作の連載自体は2020年に開始してて、まだ連載中、なのね。
当方単行本派(アニメも実は観てない)で、ストーリー的には相当佳境に入ってきていると思っていたので、意外。
個人的にはあかね推し。

さて、そんな「推しの子」、実は集英社ががっちり商標登録している。
保護の範囲(指定商品/指定役務)としては、第9,16,28,41類の審査基準どおりの記載をべったり。
いわゆるエンタメ系全般(ゲーム、書籍、おもちゃ、娯楽施設等)、といったところ。

まあこれだけブームになればグッズ展開も多いにあり得るところだしね…とおもったものの、
実際のところ各週刊漫画雑誌の出版社さんは連載漫画のタイトルを結構積極的に保護している。
[集英社]「遊戯王」「テニスの王子様」「るろうに剣心」「NARuTO\‐ナルト‐」他。
 タイトルによって保護している範囲に違いがあるのも面白い。「ナルト」では第8類(刃物関係が含まれる)も保護したりしている。
 タイトルの一部(例:「剣心」「鬼滅」)についての保護も積極的に行っている。模倣態様の可能性の一つとしてケアしているのだろう。
[小学館]「からくりサーカス」はあるけど、他あんまり見当たらないなぁ…と思ったら、キャラクタービジネス、映像化ビジネス関係は「株式会社小学館集英社プロダクション」というところでやっているのね。そっちでの登録が多数。
[講談社]「BLUELOCK\ブルーロック」「化物語」「東京卍リベンジャーズ」他

もとは一つの漫画作品だったものが、ノベライズされ、アニメになり、2.5次元になり、付随してグッズが展開され、PS5でゲームになり・・といったように
良質なコンテンツの持つ力はインフレ的にかつ加速度的に拡大していく。
そのスピードに合わせたタイミングでの保護を怠っていると模倣品が出てきて排除に時間とコストを要してしまう。
ほんと、そのあたりはセオリーもあるけど神経も遣う。

とまあそんな感じで、次回へ続く。
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【毎年恒例】流行語大賞で学ぶ商標2023(第1回)

2023年11月09日 08時50分30秒 | 名作シリーズ(笑)
おはようございます!
薄雲広がる@湘南地方です。明日はお天気崩れるみたいで。

さて、気が付けば11月も半ばに差し掛かっており。
掲題のような話題も巷では取り上げられたりして。

「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン新語・流行語大賞
今年は第40回の節目とのこと。

これまでの大賞ってどんなのだったかなー…なんて思ってググッてたら、
ちゃんとまとめてくれているサイトがあった。
そうか、「村神様」ってまだ去年の話なんだ。。。まさにTime fliesだなぁ。

このサイトを見て改めて知ったのだけど、
かつては「新語」と「流行語」がわかれていたし、初期の頃の流行語は“確かに流行語だったよなー”と感じるものが多い。
いや、ノミネートされる語の中には”それって言葉として流行った??ただの商品名だったり、イデオロギーのおしつけじゃない????”
とおおきな「?」が頭に浮かぶものも少なくないが、
大賞には比較的納得いくところがある。

そもそも今でも「現代用語の基礎知識」って売ってるのかな…?と思ったら、ちゃんと売ってるのね(それもKindle版も)。

さてさて、今年は流行語からどんな商標的な学びがあるかな?
ということで行ってみます。

====
(1)日本シリーズも終わりましたね… 「A.R.E.」
 先週末、激闘が繰り広げられた日本シリーズ(阪神ーオリックス)も阪神の4勝3敗で幕を閉じ、NPBの公式日程は終了。
 いやぁ…しゃーない、今年は強かった。
 トップバッターと4番が揺るぎないチームはやっぱり強い。
 村上の覚醒、そしてルーキー森下がきっちり戦力になり。
 
 そんな阪神の2023シーズンスローガンが、「A.R.E.」。
 皆[アレ][アレ]言ってたけど、ほんとは[エーアールイー]らしい。
 Aim
 Respect
 Empower
 の頭文字で「A.R.E」。

 で、そんなスローガンやロゴをきっちり保護していた…かというと実はそうでもなく、
 現在出願係属中(商標はこちら)。
 出願日は2023年09月15日。
 その前日の9/14に阪神のセ・リーグ優勝が決定している
 35類の小売等役務を中心に幅広く5区分を保護。
 出願してもすぐに登録になるわけではなく、そこそこ期間はかかる。
 経過情報を見ても早期審査をした経緯もないので、ファーストアクションが来る頃にはとっくにキャンプインしている。
 
 まあ、出願はしておいて、何か模倣品とかでたら金銭的請求権(※)で西勇輝ばりの鋭いけん制をしよう、というところなのかな。

 ※「金銭的請求権」:
商標登録出願人が出願内容を記載した書面を提示して警告をしたときは、出願商標を指定商品または役務について警告後設定登録前に使用した者に対し、当該使用により生じた業務上の損失に相当する額の金銭の支払いを請求できる、という制度(商標法第13条の2)。
 「警告をすること」「出願人が実際に出願商標を使用していること(そうでないと”業務上の損失”は生じない)」が条件。


 それにしても、スローガン自体は2022年12月の段階で決まっていたのだから、その段階で保護すべく動けばよかったのにね。
 リーグ優勝が決まってから出願するというのは、お財布のヒモが固いというかなんというか…

 
とまあ、そんなわけで次回に続く。
 

 

 
 
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【業務日誌】さすらいの一日

2023年11月08日 10時56分44秒 | 業務日誌
おはようございます!
なんか快晴! な@湘南地方です。

あ、気が付けばもう11時。手元の処理をあれこれやってる間に午前中が終わろうと…。
いかん、ふんばれ。


さて、昨日は午前中は事務所、午後から外出。
クライアント訪問からの → 弁理士会 → 税理士さんと打合せ → 士業の交流会
…なかなかな濃いめの味付けの一日。
飯田橋とか、ものすごく久しぶりに降りたなぁ。
たぶん弁理士受験生だった頃にゼミ通ってた時の乗換駅(南北線→東西線)として、結構駅構内を歩いた記憶が。。

あれ、20年前だもんなぁ。齢取るわけだ。
なんてちょっと物思いにふける秋…ってふけってる場合じゃないのでネジ巻いていきます。
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【書評(でもないけど)】1日1話読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書

2023年11月07日 08時49分50秒 | 書評
おはようございます!
結構悪天候な@湘南地方です。

今日はお出かけは昼前からなので、そのころには回復、してる、かな…?

さてさて。
日々のルーチンの一つとして組み込まれている「ちょっとずつ読書」。
掲題の本は基本一日一話読むようにしている。
今日は、ホリプロ創業者の堀威夫さんの話。
ハッとさせられたので取り上げてみる。

スカウトの際の着眼点の一節。
「マイクの前に立った時の顔なんか見ても意味がないぞ。
 待っている時の目を見るんだ。キラキラしたやつがいるから目をつけとけ。
 そうやって素の顔を見なきゃダメだ。」


こういう知恵というか、ノウハウってほんと掛け値なしだよね、と思う。
理屈は後からいくつでもつけられる。実践から得たものは、尊い。

採用面接なんかにも通じるところはあると思うんだよなー。
ただどうやって「待っている時」を作るか…。
これだって知恵と工夫だよなー。
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【業務日誌】連休明け

2023年11月06日 08時26分32秒 | 業務日誌
おはようございます!
気持ちの良い空気の@湘南地方です。

11月なのに夏日。
なんだか今年はいよいよもっておかしな気候ですね。
今日もかなり薄手の格好で過ごしております。

さてさて、連休が終わりました。
連休といっても普通に職場に出てきてやることやってるわけで。
まあ比較的気楽に中抜けしてちょっと下のムスメと遊んだり、
気分転換に走りに行ったりジムに行ったり。
文化の日というよりは体育の日的な過ごし方でした。

自分史上珍しく筋トレを少し継続してやっていて、
多少なりとも身体の作りが変わってきているのでは…?とそこはかとなく実感中。
体重は増えてるけど体脂肪率は減少中。

そんなこんなで、今週も張り切っていこうと思います。



あ、流行語大賞ノミネートされてますね。時間あるときに書きます。
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