弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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インバウンド需要って… いいのか、これで?

2015年08月14日 08時08分46秒 | 趣味・その他諸々の雑記
おはようございます。
今日の湘南地方は大気の状態が不安定だそうです。
急な雷雨にご注意。


さて、今日はニュースのピックアップ。

(以下引用)

好調ラオックス、安定成長へ布石 国内店舗網を拡大

免税店大手のラオックスは13日、2015年12月期の連結売上高が前期比79%増の900億円(従来予想700億円)になりそうだと発表した。訪日客増加が上方修正の理由だが、中国経済減速の影が忍び寄る。長い低迷期を脱した同社の次の課題は訪日客の「爆買い」に頼らない安定成長の実現。店舗網拡大や中国でのインターネット通販など布石を打ち始めた。(以下略)

(引用終わり)


「09年に中国小売り大手の蘇寧電器集団(現・蘇寧雲商集団)の傘下に入った」
「来店客の8割は中国人」

って、なんかもう、“ここはどこの国なの!?”という気持ちになる。
確かに先月札幌の狸小路でお土産屋に入ったときも、ドラッグストアに入ったときも
殆ど大陸か台湾の人だったし、そもそもPOPやタグが中国語(「円」のことを「日元」と表記している)。
そしておんなじサプリやらストッキングやらを数量制限一杯にカートに放り込んでいる。


いや、モノが売れるのは良いんですけどね。
いつのまにか「日本」ってのは“器”だけになってしまって、
需要サイドも供給サイドも外部調達、って事態になってしまいやしないかと。
国家っていう枠組みの拠りどころってどこなんだろうと考えちゃいます。

コメント
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