今年もまた、梅雨の終盤になって九州や中国地方で豪雨による河川の氾濫や土砂崩れなどで家屋や人的な被害が発生しています。
特に7月10日の明け方以降、福岡県、佐賀県、大分県で線状降水帯が相次いで発生し、記録的な大雨となり甚大な被害が発生しました。
被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。
ところで、雨と言えば、昔からてるてる坊主を吊り下げて晴れを祈願したものですが、梅雨末期の線状降水帯は、「てるてる坊主」でも止めることができないようですね。
ところが先日、奈良県五條市の生蓮寺が晴れ祈願のお寺として知られているとのニュースが報じられていたのでご紹介します。
「晴れ祈願の寺・生蓮寺」
生蓮寺(しょうれんじ)は弘法大師空海が旅の途中に立ち寄り、晴天を願ったと伝えられている全国でも珍しい「晴れ祈願」の寺として知られています。
境内のあちらこちらに吊るされている「てるてる坊主」は全国各地から贈られてきたものであり、その数は8年ほど前から徐々に増えていき、今では1年間に1500体ほどが届くようになったということです。
・NHKニュースより
「生蓮寺のご利益?」
今年5月、生蓮寺の晴れ祈願のルーツである弘法大師の生誕祭を取り仕切る高野山の実行委員会の人達が、このお寺に晴れ祈願に訪れました。
弘法大師が生まれてから1250年という記念の今年、祭りを大成功に導くため、何としても晴れにしたいというのが実行委員会の願いであり、委員会の責任者は、「その日はどうしても晴れて頂きたい、ということで、誰かにすがりたいという思いで、このお寺にお参りに来させていただきました。」
と話していました。
住職は、「プレッシャーがかかりますが、必ず晴らせます」とお経を唱えていました。
とは言え、季節は梅雨真っ只中、住職に勝算がある訳ではなく、「梅雨の時期の晴れ祈願というのは正直、どう考えても厳しいですよね」「しかも、いま台風が来ているんですよね」と厳しい表情で話していました。
そんな中でのお祭り当日、祭りの開始1時間前は、雨量30ミリに相当する激しい雨が降っていました。
しかし、住職が奈良県五條市から高野山に駆けつけると、住職の到着に合わせて、雨が見事に上がったのです。
祭は順調に進み、大勢の観光客で賑わった、という事です。
晴れを願った祭の責任者は、
「上がりましたね。見事に雨が上がりましたね。」
「雨は落ちていないですよね。大丈夫です。十分です。」
「住職、有難うございました。」と。
奇跡は起こるものですね。
ご住職のお祈りが通じてよかったですね。
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「てるてる坊主」の効果が高かったのですね。^^
手の自由だけを奪う刑は、他の刑に比べて軽くて「しあわせ」だったことから、「幸」の文字が生まれたのでした。
「メンソールたばこ」は、昔からありましたょ。
友が吸ってました。先日、そんな友にたまたま10年ぶりに電話で色々と話したときに健康診断でレントゲンを取ると
担当医が代わるからか、禁煙して十数年経つのに、毎度ヘビースモーカーだったことを指摘されるそうです。
ハイ、iinaは元々煙草を吸いません。