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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

子育ての格言

2017-06-07 | 情報

74年前、海軍大将・元帥で太平洋戦争では連合艦隊司令長官として活躍した軍人に山本五十六がいます。
現在では山本五十六の名前を知る人も少なくなってきたのではないでしょうか?
彼は人を育てる有名な言葉を残しているのです。
そこで今日は子育てや企業における人材育成にプラスになるであろう、彼の格言をご紹介します。

山本五十六の人を育てる有名な言葉は次の通りです。
 「やって見せ 言って聞かせて  させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ」

 「話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず」

 「やっている 姿を感謝で 見守って 信頼せねば 人は実らず」

これらの言葉は、部下を持つ管理者や、子育て中のお母さんなどに人気があり、山本五十六の名言の中でも特に有名な言葉となっています。
その五十六は昭和18年(1943年)に前線視察の際、ブーゲンビル島上空で海軍甲事件(かいぐんこうじけん:米軍戦闘機に撃墜された事件)により戦死しました。59歳でした。

・山本五十六の有名な格言です。


一方、核家族化が進んだことから、若いお母さん方が子育てに苦労しているようです。
昔は祖父母と同居していたことから、姑から直接教えてもらっていましたが、それもできません。
そこで参考になるのが昔から伝えられている格言です。

江戸時代の思想家、二宮尊徳は次のように言っています。
「可愛くば、五つ教えて 三つほめ、二つ叱って 良き人となせ」

人が伸びていくには、褒めることと叱ることが必要です。
怒るのではなく叱るのです。
怒るのと叱るのは違います。
・怒るは、「起こる」と同源で、「感情が高まる」の意味から、腹を立てること。
・叱るは、目下の者の言動に対し、欠点を強くとがめ戒めることです。
よく、「子供を怒るのではなく、子供を叱るように」と言われるのはこのためで、そこに感情が入り込む余地はありません。

他にも語り伝えられている子育ての格言があります。
「三つ叱って 五つ褒め 七つ教えて 子は育つ」

数の違いこそあれ、いずれも少し叱ったあと、多くのことを褒め、世の中のことを多く教えなさい、と言うことです。
これらの言葉は、山本五十六の格言と同じように、子育ての指針になるのではないでしょうか?

やって良い事と悪い事を教わらなかった子供は、いずれ育てた親を泣かせることになるでしょう。
子育て中のお父さん、お母さん、立派なお子さんをお育てください。
参考になれば幸甚です。