今月は各種野菜の収穫とその栄養素、健康効果などをご紹介しています。
果樹も一昨日にご紹介した桃のように、早いものは収穫が始まりました。
私が栽培している数種類の家庭果樹のうち、庭に植えているブドウ(巨峰)も桃に
続いて収穫期となりました。
そこで今日はブドウの収穫と健康効果についてご紹介します。
ブドウ栽培については過去2回「開花」と「ジベレリン処理」をご紹介しました。
・第1回目:5月23日にご紹介しました「ブドウの花」です。
・第2回目は6月6日に種無しブドウを栽培するための「ジベレリン処理」について
ご紹介しました。
・7月23日:色づいてきた巨峰です。
あと1~2週間で収穫できると思います。
・下は初収穫のブドウです。
もう少し摘粒して1房当たりの粒を少なくすれば、もっと立派なブドウとなったと思い
ます。
ジベレリン処理は成功しました。種は入っていません。
来年は市販されているような立派なブドウに挑戦します。
「健康効果」
・ブドウにはポリフェノールが含まれていますね。このことは皆さんよくご存知だと
思います。
このポリフェノールは活性酸素を抑え、がんを予防したり、動脈硬化などさま
ざまな生活習慣病の予防に効果があるそうです。
・ポリフェノールの量は種子に最も多く、ついで果皮、果肉の順に含まれているそう
です。
・ブドウ糖は吸収されやすいのでエネルギー源として疲労回復などの効果が期待で
きます。(そう言えばマラソンでよくブドウ糖を食べました。)
(一言メモ)
・ブドウは世界で1番生産量の多い果物で、紀元前5000年には既に栽培されていた
と言われています。
・日本でのブドウ栽培は平安時代末期と言われていますが、「巨峰」は昭和14年に
静岡県伊豆地方で誕生したそうです。
・戦後、福岡県で栽培研究を重ね巨峰栽培に成功したことにより、栽培発祥地は
久留米市と言われています。
しかし生産量は長野県が日本一とのことです。