「フランコフォニーを発見しよう!」第一回(1)


 12月13日の催し「フランコフォニーを発見しよう!」(於早稲田大学)の司会と通訳、なんとかこなさせていただきました。司会、通訳の出来についてはわたくし自身にはわかりません。出席された方に聞いてみないと。とにかく必死に頑張りました。上は催しが始まる前の会場です。

(非常に残念ながら、録画等の記録はなされなかったです。これには主催者側の都合もあると思います)

 ちょっと内容がまじめすぎるかな、という感想は出席の方からうかがいましたが、そのあたり外交官の方々主導の催しですからやむを得ないところがあると思います。

 大事なのは大使の皆さんがほぼ全員これを例年の行事にしたいと言っているということでして、次回からは日本の聴衆へのアピールということのためにもっと工夫を重ねていただきたいと思ってます。

 わたしからは内容には全くタッチしませんでしたが、この催しに音楽を導入されては、というのはいちおう提案しておりました。モダンな感覚のアフリカ・ポップを聞けば、アフリカを良く知らない人でも、アフリカの人々がどれだけ現代的感性を持っているかということを即座に理解するはずですから。

 それからもうひとつ、思想的に巨大な問題として、フランコフォニーと植民地主義の問題というのがあります。これをよく考えなければ日本でいくらフランコフォニー関連のことを善意で宣伝しても、たいして意味のないことでしょう・・・
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コメ粒とライ


(前のエントリーとこのエントリーから続きます)

 そこで思ったのは、アマジーグのソロアルバムの2曲目Komaきいて「どこにライがあるの?」といぶかしむ人がひょっとしたらいるかも、ということです。

 ハレドやマミたちが世界に通用する音を追及して、多様で欧米ポップに近い音を出していただけに、結局「普通のライ」がどういう音かって案外世界のリスナーは知らないかもしれないです。

 シンセサイザー担当のMehdi Zioucheは完璧にライの感覚で演奏できる人ですね。アマジーグ自身はライとはあんまり関係ないアーチストですが、ズィウ―シュのシンセに乗って歌っているだけで自然にライになっちゃってるんです。

 ・・・と、ここまで書いて思い出しました! 
 そういえばアマジーグは来日時、はじめて楽屋でわたしと言葉を交わしたとき、「次はライもやるよ」と彼らしい、冗談みたいな言い方で言ってました! 
 すっかり忘れてました。
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