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<■説明文1■ |
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お試しのスライドショーは古い写真です。説明は無し
ただ 広いところ 雪景色が見たくてね…
Sakura先生 ふくら雀さん ありがとうございました。
テキスト形式でできました。
もういちど考えてみます。
とりあえず UPバンザイ!!
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<■説明文1■ |
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博物館の裏山を歩いた。 初冬の山林は冷えこんでいて湿っぽい。 枯葉をつけたままの樹の下にヤブコウジがひっそりとしていた。 ここにはたくさん生えている。 ほの暗いなかにひときわ赤い実。 ひかえめな姿だ。
ヤブコウジ… 古くは山橘
この雪の消残る(ケノコル)時にいざ行かな山橘の実の照るも見む 大伴 家持
タチバナは、田道間守タジマモリが常世の國から持ちかえった 「ときじくのかぐの木の実」で山に生えていて、 これに藪柑子が似ているところから山橘というのだそうだ。 ヤブコウジはミカンの原種 柑子コウジに由来する。
-☆-
覗き込むように腰をかがめ、ふたりの女性が話していた。
「千両ね ちょっとこれは 丈が低い…」
通りがかって 黙ってはいられない。
「これはヤブコウジといいます 千両よりずっと低い 十両です」
「あら 良いことを教わって… 」 「ありがとう ございます…」
弾んだ声が追っかけてきた。
低い十両だが、はじめに山橘ありき…
あまり見かけなくて 万両より値打ちがありそうだ。
万両は ヤブコウジの仲間、 スラリとしている。
しぜんに増えて何株か繁った。
実を葉の下につける。
万両や暦日めぐること速し 風三楼
千両は センリョウ科、 草珊瑚とも。
10月頃から生っていたような気がするが もっと前かも知れない。
お正月まで持つだろうか
千両には黄や白もあったような (こちらは庭園で)
実は葉の上である。
役者がそろって いよいよ押し詰まってきた。
百両の写真が見つからない。
-☆-
ぼやいていたら届きました。 百両の写真です。
ありがとうございました。