埼玉県北東部の幸手市。 権現堂堤は桜の名所として有名だ。 今は水仙の季節で4分咲きというのを見にいった。 風速10m以上? ひとが少ない。 土手のうえから富士山がくっきり見える。
葉は風にもまれ絡み合い 長いリボンのようにほどけたりしながら
花はみんな横向き
水仙のりゝと真白し身のほとり 多佳子
水仙にさはらぬ雲の高さ哉 子規
水仙や心にふるゝ壺の罅ヒビ 秋桜子
凛と咲く… 黄色いカップをかかげる愛らしい花
こころの罅に呼応する。 この寒さと強風に香りはなかった。
桜の下は彼岸花 いまは葉が青々と繁っている
並木の影が こちらこちらと呼ぶようで どこまでも歩いた
ほんとうに とても寒くて~ 茶店の甘酒が美味しかった
フリルもいいですが、やはり、りりと日本水仙。気温8℃、強風に香りは飛ばされてしまいました。
別所沼文芸の会で写真を展示してくださるので、いま10枚を厳しく選んでいます。
絵画的な写真… ありがとうございます。いつも意識して。
刈り取るほどの水仙です。増え方も並ではありませんが、苦にせず増えるに任せています。
ハウスの育む人間関係が蛙さんの豊かさを骨太にしているのがよくわかります。水仙のような爽やかな輪をこれからも大事にいい時間をお過ごしになることでしょう。
一番下の写真、遊歩道の影と桜並木の強い曲線が面白いコントラストで、蛙さんの切り取る風景はいつも絵画的です。