
浅き春に寄せて 立原道造
今は 二月 たつたそれだけ
あたりには もう春がきこえてゐる
だけれども たつたそれだけ
昔むかしの 約束はもうのこらない
今は 二月 たつた一度だけ
夢のなかに ささやいて ひとはゐない
だけれども たつた一度だけ
そのひとは 私のために ほほゑんだ
さう! 花は またひらくであらう
さうして鳥は かはらずに啼いて
人びとは春のなかに笑みかはすであらう
今は 二月 雪の面オモにつづいた
私の みだれた足跡…… それだけ
たつたそれだけ―― 私には……
-☆-
春の足音が聞こえる 足踏みしながら ゆっくりゆっくり近づいてくるようだ
ことしはまだ 雪が降らない
別所の写真をたくさん写したけれど 雪景色はこれ一枚 (2006.2.7)
天からの手紙 届くだろうか 沼蛙は カメラ片手に楽しく待っている
-☆-
「立原道造のヒアシンスハウス」 暮らしの手帖 26号 2 ・ 3月号に
詩人の夢みた週末小屋 小さくて愛らしい佇まい… と紹介されています 18p~23p
毎日、訪問しても、蛙さんは冬眠中。寂しい思いをしていました。
啓蟄にさきがけて、やっと沼からお上がりのようでわくわくしています。
時々でも結構です。お声を聞かせてください。
立原道造の詩と、別所沼だよりをお待ち申しています。
boa!さん しばらくです。 故宮博物院で白菜を眺めていました。 キリギリスまで這いだして。
新雪を踏むときの心躍る 生き生きとした感動を忘れかけています。 蕗の薹の鮮やかな線、春を告げる色彩にぱっちり目覚めました。ありがとうございます。
それにしても、故宮博物院とは羨ましい限り。
ご本家様ですもの、やきものは、溜息がでるほどと台湾の故宮を見ているあるじの言です。
私は、どちらもまだ見学の機会を得ていません。おまけに白菜や、キリギリスまでの歓迎を受けては、ぴょんぴょんと弾んだことでしょうね。
そのうち、お土産の画像お待ちしています。
15,6年も前、母と妹たちと故宮や、万里の長城、桂林、上海・・など
廻って来ましたこと、ふと思い出しました。
御主人を亡くされた友は、今一人でよく出かけます。
「行かれなくなってしまうから、行けるときに行くの。行ってこなくっちゃ!」
って、心から感じ入っているように。
そうね、そうかも知れないと、思っています。
そんな想いとは違うかもしれませんが、
ラグちゃん、とにかくお元気を取り戻されてほっとしました。
負けないでね!応援しています。
汝窯蓮花式温碗の天の色が忘れられません。 以下に博物院のhpをご紹介いたします。
http://www.npm.gov.tw/exh96/Dazzling/intro_jp.html
会場は混んでいてゆっくりも出来ませんでした。求めたカタログでいまごろ確かめています。
更新はまれです。 それでも 応援!
soraさん ありがとうございます。
http://www.npm.gov.tw/exh96/Dazzling/descriptions01_jp.html
http://www.npm.gov.tw/exh95/grandview/juware/account_jp.html
R.Hさま ようこそお越し下さいました。 気の小さい蛙、蚊さえのどを通りません。キリギリスのギザギザ足が引っかかりそうで敬遠しています。
ご心配ありがとうございます。