畦の朝顔は 天まで届きそうだった。
散歩の楽しみは 珍しい植物にであうこと。
藪のなかで 粉を吹くように煙ったブルーは
竹煮草の実 風にゆれる「ささやき」 を 一度聴いてみたい。
広くないバス通りで金網越しに撮す。
車を避けて へばりつく姿は不審者そのものだ。
－☆－
万緑叢中紅一点 咏石榴詩 王安石
緑の中に 紅が一つ 溜息がでた。 胸のすくような赤だった。
－☆－
勢いよくしげる葉に 埋もれる葛の花。
萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 をみなへし また藤袴 朝貌の花 山上憶良
秋の七草… 全部さがしたい
なんと素敵なガーベラでしょう。
さすが、蛙さんの目、すごい！
葛の花は、葉に隠れて見え隠れが多いのですが、
本当に美しい色ですね。
それに、葉が賢い。かんかん照りの中、
3枚の大きな葉のうち、真ん中の一枚は裏返って
、働きを
セーブしているんですって。エコ葉なんだそうで。。。
ウケウリです。
こうして休めて、生きついでいるのですね。 ガーベラは３本あり、この角度が背景の緑にうまく納まりました。好い色でしょう。
スカーレットの勁さもあります。スカーレットレッドにスカーレット・ オハラも。
元気を頂きました。
わが真葛ヶ原の葛も花をつけているかと持ち上げて窺ってみましたがまだ紫の花は蕾状態でした。そちらは季節の進み具合が早いようですね。クズとはいえない賢い逞しい力です。画題として楽しめる手ごわい相手です。
お元気そうで何よりです。管理人に調子をあわせてダウン寸前のPCを、宥めすかしご機嫌をとりながら作業しています。
ふくら雀さんの「真葛ヶ原」もうらやましい、さぞかし風が騒いでいることでしょう。琳派の秋草図にかさねています。
葛は屑でなく、とても貴重です。和菓子や料理のあんかけがすき。まわりの低い木や草を覆い尽くしているので、葉を持ち上げて撮りました。紅紫の胡蝶花に魅かれます。