別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

才媛

2010-10-16 | 自然や花など


  遠くから花のように見えた 実紫
   畑中の紅紫が 大波でうねった

   近くでみると 宝石をちりばめたよう

   

  

   霧一過紫式部映えにけり     青畝

  心をとらえる 濃いむらさき
   才媛のなまえ…
    
            -☆-

     

   庭の実紫は枯れて ホトトギスばかりが増えた
    反り返る花被片が 橋のよう

     掌に乗る反橋や油点草 (ホトトギス)   風生

       油点草 漢名ユテンソウは誤用である とあった
     

 

 

 

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋窓風雨夕 | トップ |  »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
味覚の秋 (サンゴ草咲く日に)
2010-10-17 13:27:17
ごめんくださいませ。度々お邪魔致します。
ブログへのコメントは初めてなので私の方こそ色々な間違いが多く不躾で申し訳けございません。先月、突然現れた「サンゴ」も「カラオケの十八番が岩手富士」ですと載せたコメントも私です。

蛙さんが50年も前に道東を旅していらしたとは感激しました。
当時は拓けてなかったでしょうね。
今は高速道路も有り、観光名所も沢山有ります。
道東は何んと言っても海の幸、山の幸、スイーツも美味しいんです。

今年は家庭菜園で、サツマイモが出来ました。
甘みが無いので、干しいもに挑戦!
晴れの日が3日続く日をめがけて干すとの事!

「男心と秋の空」三日目は雨でした。

今日は気持ちのよい秋晴れです。
お芋さん!美味しく出来ますように。
返信する
ワンクリックの旅 ()
2010-10-17 21:10:11
 サンゴさん ありがとうございます。NETの妙です。カラオケのお話は初耳。音痴なのでカラオケの体験はありません。

 50年はオーバーに過ぎました。20代の初め、原生花園も何処もこれからでした。埃で髪がまっ白になったほど。
 夜行列車でたち連絡船に乗り… 写真を見ながら思い出します。丹頂鶴や北大の時計。白老にも行きお土産に厚岸織のバッグを買いました。
 気持ちのよい秋晴れ… ゆく秋を存分にお楽しみください。ありがとうございました。
返信する
絵手紙 (サンゴ草咲く日に)
2010-10-18 21:03:26
昔の旅は、ゆっくり出来て良かったですね。
連絡船から寝台列車に乗り継ぎ上りの車窓から見えた朝日の美しかったこと!
40年前に親友と京都に旅した事を思い出しました。

旅情演歌の第1人者と言われた木下先生と初めてお会いしたのは15年程前にカラオケ発表会の来賓でいらしていました。
お人柄は蛙さんが知っての通りの方でいらしゃいました。
その後カラオケ大会の審査委員長でおいで頂き、お礼の手紙を差し上げると、とても素晴らしい文字でお返事が届きました。
療養されている時には励ましの言葉が見つからず、絵手紙ならばと思い見よう見まねで色々な絵手紙を描きました。
もちろん「忘れな草」も雨降りの日は「葉っぱの傘をさした蛙さん」も描きましたよ。
弱々しい文字から大きく力強い文字に変わって行った時には回復するものと信じていました。
蛙さんのブログにたどり着いたときは感動感激しました。
忘れな草への思いが導いてくれたと思いました。

木下先生の詩は美しく優しく心に深く染み入ります。
今でも新曲が発表されると、有り得ないのに、つい作詞の名前に目が行ってしまいます。
私の十八番は病床で最後に綴った「岩手富士」です。

今度はちゃんと届いたかしら?
返信する
美しく優しく心に ()
2010-10-19 09:36:07
サンゴ草…さん しみじみと読ませて頂きました。先生は絵手紙にさぞかし励まされたことでしょう。こちらにいらして、ご近所づきあいもこれからと楽しみにしていました。療養のことなどつゆ知らず、突然の訃報です。ご家族を思いそっと見守っています。

 先生の魂は、作詞や手紙のなかにいつまでも生き続けます。これらを忘れずに自分育てをしていきたい。
 長文のお手紙をありがとうございます。
 
返信する
命名の妙 (ふくら雀)
2010-10-21 06:33:27
誰がいつ名づけたとも知れない草花の名前。いつも感心することが多いのですが、ホトトギスもその一つです。花びらの紫の点々をあのホトトギスに託すのですから。多分声に焦がれたみやび男の命名でしょうね。
蛙さんの庭のホトトギスは、私の庭のなかでも一番声高に勢いを持っているのと同種です。園芸種も次々に育てましたが、切花には別として、絵になるのはこの種ですね。今年は紀伊ジョウロウは葉をいためてしまいました。花も上臈の名を返上しなくてはという気の毒な状態で、庇っていても陽射が強すぎたようです。
藤袴は日蔭のひ弱な育ちだけが水引草の乱舞の中でやっと花を開いています。秋の季節はどうやら駈足のようです。

木の下先生を中心にしたご縁のいいお話もしみじみ拝見しました。
返信する
惹かれる山野草 ()
2010-10-21 18:09:04
山に出かけそれと知らず聴いたかも知れませんが、特許許可局… 家のほうでは全く聴きません。ほんとうにホトトギスの歌は多いですね。やはり焦がれ続けています。

 紀伊ジョウロウは上品なうえにか弱いのでしょうか。珍しい品種です。猛暑で熱帯植物ばかりにならぬよう願います。きせつの山野草が後世まで伝わりますように。
 今夏、大きなミモザも半分枯れていました。
ありがとうございます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

自然や花など」カテゴリの最新記事