徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

握手とハグとキス

2005-07-16 23:27:28 | Weblog
あまり触られるのが好きでない私。
ドイツに来て最初のころは握手に戸惑った。タイミングが分からない。クラスで、道で、街で、とりあえず会えば「Hi」と言って握手。が、慣れるのにそんなに時間はかからなかった。触れるのは手だけだし。

スペイン語圏の人同士はすでにこの時期からハグ&キス。でも私は日本人だし、することはないだろうな、と思っていた。さすがに、仲のいい女の子の友達とはハグはしていたけれど。

パーティに参加したり、だんだん打ち解けてくると、一緒にいる友達が、パーティで別の友達に会い、彼とハグ&キスをしたりなんかすると、当然のように次は私の番・・・仕方ない、と思ってぎこちなくハグ&キス。そんなことを半年くらい続け、「この人は会ったらハグ&キス」という見当がついてきたので、ずいぶん気持ち的に楽になったし、ハグ&キス自体にも抵抗は少なくなった。

しかし。
誕生日にタンデムくんと待ち合わせをした。待ち合わせ場所で彼が近づいてくるのを見ていた。途中で、「あれ?近づきすぎじゃないか?」と思い、少し後ずさった。そうしたら、彼が手を広げ、「Happy Birthday」と言いながらハグしてきた・・・私、驚いてまた後ずさる。だって、知り合って半年たったけど、ハグしたことなんてなかったし、握手だって知り合って間もないころに数回しただけなんだもん。

ハグ&キスに慣れてきた、といっても突発的なことに弱い私。果たして本当に慣れる日は来るのだろうか。
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日本のサービス

2005-07-16 02:27:52 | Weblog
タンデムくんが日本の友達に花を送りたい、ということで手伝った。日本の花屋さんのウェブサイトから注文をした。

その日の夜、彼が、「こんなメールが送られてきたんだけど」と言って花屋さんからのメールを私に転送してきた。それは、「ご注文ありがとうございます」というものだった。

その翌日、また彼から転送メールが。今度は「発送しました」というものだった。

彼は、最初のメールは予測していたものの、2通目は予想外だったようで、「僕がして欲しいのはメールを送ってくることじゃなくて、花を確実に届けて欲しいことなんだ」とちょっと興奮していた。なので、私がなだめようと思って、「日本のサービスの1つだよ。発送した、と分かったら安心するでしょ」と言ったら、火に油を注いでしまったようで、

「サービスって言うのはね、客が望んでいることを素早く、確実にすることだよ」

と。間違ってはないけどね。日本では普通のことなのよ。慣れてね。それに、多分、ドイツ人よりも日本人のほうが普通に、素早く、確実に仕事をしていると思う。

さらに、到着予定日。
「花屋さんから到着のお知らせが来ない!!なぜなんだ?」と、また興奮気味に連絡してきた。えっと・・・花屋さんは発送が終わったら花の到着のお知らせをする責任はないから、と伝え、さらに、2通目のメールに花の追跡に必要な情報が記載されていたので、宅配便業者のウェブサイトから追跡してみた。そうしたら、既に到着済みになっていたので、そう彼に伝えた。

そしてその後。彼から花については何の連絡もない・・・
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