徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

叔父の誕生日パーティ-宿泊編

2017-02-28 19:09:55 | Weblog
今回泊まったのはパーティールームを借りたGasthaus。客室は全部で10部屋ほどしかなく、パーティ参加者で満室となったらしい。

義理の両親が泊まった部屋は、キッチン付きの部屋で、寝室には

二段ベッド

が置かれていた。「えー。どっちが上で寝るんだろう」と思ったら、もう1つシングルベッドがあった。そこそこ小奇麗な部屋だった。

私たちの部屋は最上階。部屋のドアを開けると5メートルくらいの廊下があり、右に寝室、左にバスルーム、突き当りにもドアがあった。オーナーがそのドアを開けながら、『ここは鍵はかかっていないけれど立ち入らないでね』と中をちらっと見せてくれた。

そこもアパートっぽく、キッチン、リビング、ロフト、寝室と、もう1つドアが見えた。私たちが借りた部屋(立ち入り禁止部分とバスルーム)は、

普段誰かが使っている

感じで、キッチンにはトマトやジャガイモ、シャンプーなどが置かれていた。

さて、私たちのバスルームは、というと、かなり広く、

シャワー、バスタブ、洗濯機、小さい物干し

があった。
が、清潔感は今一つだった。

寝室も清潔感は今一つで、ソクチくんのベッドの脇に

子供用の靴下

が落ちていた…

さらには、普段は使っていない部屋なのか、板やケーブルなども置かれていた。

朝食はテーブルに置かれていたのはパンとバター、ジャム、ゆで卵だったけれど、お願いすれば

ハムやチーズ

そして最後にはヨーグルトも出てきた。

朝食込みで2人で50ユーロだったので部屋の清潔感に関しても「仕方ないか」と思う(しかも今回のメインは誕生日パーティ-だったし)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

叔父の誕生日パーティ-ハイルスブロン観光編

2017-02-26 17:45:29 | Weblog
コーヒータイムの後の観光は、Heilsbronn(ハイルスブロン)。パーティ会場から車で10分程度離れた場所だったけれど、公共交通機関で行くより安いからと、

大型バスをチャーター

してあった。

ガイドさんにハイルスブロン修道院を案内してもらったけれど、ものすごく広い修道院だった。入ってみてびっくりしたけれど、修道院内は外よりもかなり寒かった。この修道院は12世紀くらいに建てられ、暖房設備もないし、新しく設置するのもお金がかかる、とのことで、

クリスマスからイースターの間のミサは食堂(別の建物)

で行われるそう。

この修道院は、シトー会(Zisterzienser、華美なものは禁止)の修道院だけれど、巡礼者が多く立ち寄ったり、貴族たちが埋葬されるときに多くのお金をもらったりして割と裕福だったらしく、そこそこ装飾や絵画などがあった。

ちなみに、多くのお金を出して埋葬されたけれど、その後の戦争で金属が必要になり、金属でできた棺は兵士に取られ、残された遺骨は誰の物か不明になったので、修道院の床にまかれ、その上に新しい床ができたらしい。

石でできた棺は残っていて、ホーエンツォレルン家のどなたかの立派な棺などが置かれていた。


15人くらいの男性と3人の女性が彫られている彫刻が展示されていた。男性はそれぞれ顔が異なるけれど、

3人の女性は全く同じ顔

で彫られていた。当時、「最も美しい顔」とされていた顔らしい。その彫刻には金箔が貼られていた。金箔は触ると粉々になってしまう。どうやって彫刻に貼られていたか、というと、筆で髪の毛を数回こすり、

静電気

を起こし、その静電気で金箔を持ち上げて彫刻に貼ったらしい。


さて。当時の彫刻や絵画で女性が複数(しかも同じ顔)いる場合、どうやって聖母マリアを見分けるのか、というと、

青い服

を着ている女性が聖母マリアらしい。言われてみれば、青い服を着ていることが多い気がする。

中世、ラピスラズリから青色の顔料を取っていて青色は非常に高価だったため、青色が聖母マリアに使われるようになったらしい。

他にもガイドさんにいろいろと説明してもらって(その後、ソクチくんに訳してもらったけれど)とても勉強になった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

叔父の誕生日パーティ-パーティ編

2017-02-25 01:29:16 | Weblog
ソクチくんの叔父の1人が70歳を迎えたので、誕生日パーティを開いた。この叔父さんは、奥さんと死別していて、現在は別のパートナーがいる。このパーティにはソクチくんの叔父さんの親せき(私たち)のほか、

奥さんの親せき、パートナーの親せき

も参加していた。亡くなってもまだ親せきづきあいは続いているんだなぁ、と思った。

パーティはGasthaus(宿泊施設)の宴会ルームで3時から始まった。参加者がケーキを持ち寄ったので、

10数個のケーキビュッフェ

だった。
ドイツのカフェで食べるケーキはいまいちなものが多いけれど、手作りのケーキはものすごくおいしいのが不思議。今回も、10数種類のケーキを全部(1口ずつだけれど)食べたけれど、どれもおいしかった。

ちなみに、私たちは叔父さんからのリクエストにより

抹茶カステラ

を持っていった。抹茶になじみのない人は、たいてい抹茶の緑をピスタチオの緑だと思うのが面白い。
カステラを食べた人が『おいしかったよ』と私に言ってくれるけれど、実は

ソクチくん作



コーヒータイムの後は近くの町の観光に出た。

戻ってきたらディナー。サラダからスタート。サラダが4種類入っている時点で『食べきれなさそう』と思ったけれど、メインがSchaeufeleで、秋の旅行の時に食べたSchaeufeleの4分の1くらいだったので、『今日は食べきれるかも』と思ったけれど、

メインその2

が登場した。メインその2はSauerbraten(ザウアーブラーテン)。先に食べたソクチくんが『Schaeufeleのほうがおいしい』というので、私は肉はスキップして付け合わせだけ食べた。付け合わせもおいしかった。

デザートはアイスクリームにラズベリーソース(多分手作り)をかけたものだった。おいしかったけれど、アイスクリームの量に対してソースが少なかったのが残念。

パーティは夜中の0時過ぎまで続いた…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バレンタインディの会話

2017-02-24 02:56:50 | ソクチくん
ソクチくんは今、失業中だし、もともとバレンタインディにバラを買う気は全くない。分かっていたけれど、一応バレンタインディの朝、『バラを買うつもりはある?』と聞いてみた。その返事は『

ワタシ、ビンボウデスカラ

』だった。私も特にバラにこだわりがあるわけではないので、『そうだよねー』と言って会話が終了した。

その5分後。
『ねぇねぇ。アマゾンで実家のプリンターのトナーを買うんだけど、

これ(自分の趣味の物)も買っていい

かな?』と言い出した。
『さっき、「ワタシ、ビンボウデスカラ」って言ったよね?』というと、『うん、これは大丈夫』と言い、

約3,000円

のものをさくっと購入。絶対花のほうが安いのに。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鍵を盗まれる(教会)

2017-02-13 23:40:22 | Weblog
定期的に行っている教会の集会所がある。

その教会は1,2年前、

泥棒に入られた

ことがある。確か、出入り口ではなく、窓を割られて入られたと思う。そして、ありとあらゆる棚や引き出しが開けられたらしい。

教会に泥棒に入るなんて罰当たりな、とぽろっと言ったら、『でも、レ・ミゼラブルでは

ジャン・バルジャンが教会から銀の食器を盗む

しねぇ』と言われ、なるほど、特に罰当たりというわけではないんだ、と思った。


そして今年。教会の出入り口の鍵を付け替えることになった、と言われた。どうやら、

教会の事務所から鍵を盗まれた

らしい。町の小さな教会に金目の物があるとは思えないけれど…

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボードゲームをする

2017-02-03 04:03:59 | タンデム

私のタンデムパートナーは、ボードゲームが大好きで、誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントに時々ゲームをもらうらしい。

ある時、『今度のタンデム、家でゲームをしようよ』と誘われた。参加者は、タンデムパートナー、日本語を勉強しているドイツ人学生、ドイツ語を勉強している日本人女性、私、ソクチくんの5人。

2年くらい前から『「TOKAIDO(東海道)」というゲームが面白い。絵もきれい』と言われていたので、TOKAIDOで遊んだ。このゲームは、京都から東京に向かって歩き(すごろくっぽい)、途中で温泉に入ったり、景観を楽しんだり、お土産を買ったりしてポイントを集めるゲームだけれど、

さいころやルーレットはない

。参加者が好きなだけ進めるようになっている。参加者がそれぞれキャラクターを選び、キャラクターによって

スタート時の所持金と特殊能力が異なる

。例えば、神社のマスに止まると、自分のお金から寄付するのに加えて、銀行から小銭を1枚寄付できるキャラクターがいる。寄付もポイントになるし、最終的に一番寄付した人が一番ポイントをもらえるので、このキャラクターを引いたら、神社に立ち寄って寄付をするとたくさんポイントを稼げる。

あるいは、お土産を安く購入できたり、ゲームの途中に何か所かあるお食事処(全員立ち寄る)での食事が無料(食事を食べると6ポイント。お金がなくて食べられないと0ポイント)になったりするキャラクターなどがいる。

このゲーム、

プレイヤーの性格が出るね

と思った。日本人女性は神社に立ち寄る機会があると立ち寄って寄付をつづけたし、ドイツ人学生はお金がなくてもひたすら人と会い(カードを引く)、カードによってはポイントを獲得したり、お金をもらったり、と、なかなかいい旅をしていた。

私は「お土産を安く買える」能力のあるキャラクターだったので、お土産を購入できる機会があれば購入していたけれど、やっぱり途中でお金が心もとなくなってくるので、

銀行に立ち寄る

ことが多かった。お食事処でお金がないと食事ができず、ポイントをもらえないので、いつも早め早めに銀行に立ち寄っていた。


他にもいくつかゲームをしたけれど、『TOKAIDO』が一番面白かった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする