徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

一時帰国-京都編その1

2015-04-15 10:22:22 | 日本


定期観光バスのツアーに参加した。直前でも申し込めて便利だった。

最初に見学したのは京都最古の禅寺の建仁寺。風神雷神図屏風(写真)を見学。風神雷神は屏風の端に描かれ、動きがよくあらわされていた。法堂の天井に描かれた双龍図も見事だったけれど、

2002年の作

と新しくてびっくりした。お茶室や庭園を見学してお昼ごはん。

続いて、俵屋宗達ゆかりの寺の頂妙寺へ。このお寺に『仁王門通り』の名前の由来になった仁王門がある。俵屋宗達が描いた牛図や宗達のものとされるお墓などを見学して本法寺へ。

ここでは、長谷川等伯の描いた仏涅槃図や巴の庭を見学。
涅槃図は縦約10m、横約6mの紙に描かれている。長谷川等伯自身やコリー犬も描かれていたり、とちょっとしたユーモアも感じられる。

巴の庭(作・本阿弥光悦)では、3つの巴がある、と説明があった。古い庭だけあって、『言われてみればそうかも』という感じだった。また、縁側近くには、半円を2つ組み合わせた円形の石と、切石による10角形の蓮池があり、

「日蓮」

を表しているらしい。ここでもちょっとしたユーモアが。



最後は、本法寺から歩いて数分の妙顯寺へ。妙顯寺は鎌倉時代に日像上人が京都初の日蓮宗道場として創建した大本山。光琳曲水の庭、龍華飛翔の庭、孟宗竹の坪庭の3つの庭がある。写真は光琳曲水の庭。尾形光琳の屏風絵を基にしたとされる。とても素敵なお庭だった。

昼食時間(約50分)も含め、約6時間で4つのお寺を回った。お寺の中もみんなで一緒に見学するのかな、と思っていたけれど、『では、

○時△分に集合してください

』と、自由見学だった。パンフレットを見ながらだと『あれもみたい、これもみたい』と思ったけれど、全部をじっくり見て回るには時間が全然足りなかった。
でも、お昼ご飯込だし、バスでお寺まで連れて行ってもらえるのはものすごく楽だった。自分たちだけではこんなに見学できなかったと思う。


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一時帰国-大垣編

2015-04-14 15:43:42 | 日本



滋賀県に住む友人と会うために大垣へ行った。お互い、愛知、岐阜、滋賀の地理に詳しくなく、どこで会おうか迷った。最初は、友人の住む市まで私が行ってもいいかな、と思っていたけれど、思いのほか遠かったのでどこか途中の駅で会うことにした。

新幹線が止まる米原と鈍行の乗換駅の大垣が候補だったけれど、ネットで調べた限りだと、

どちらも似たり寄ったりの閑散具合

ぽかった。ただ、大垣駅そばにはショッピングセンターがあり、その中にはフードコートもある、ということだったので、最悪フードコートで食事をすることも考えて大垣へ行った。

到着してびっくり。意外にも

ひらけていた

小さいけれど、駅ビルみたいなものはあったし、どちらかというと、私の地元の駅のほうがよっぽどか閑散としている…
私の地元のほうがはるかに人口が多いけれど、JRが通っていないのが敗因なんだろうか。

そのショッピングセンターの中のレストランでゆっくりとお昼を食べた後、友人の子供と一緒にゲームセンターに行って遊んだ。久しぶりに友達の子供にもあえて楽しい1日だった。



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一時帰国-空港・飛行機編

2015-04-13 13:40:35 | 日本
約5年ぶりに一人で一時帰国をした。ルフトハンザを利用したけれど、

座席指定も有料

になっていてびっくりした。国内線だと10ユーロ、日本までだと25ユーロ(非常口近くの座席は90ユーロ!)だった。オンラインチェックインの時に座席指定をすればいいかな、とも思ったけれど、念のため、座席指定もした。結果的には

不要

だったと思う。

ある日、ルフトハンザから電話がかかってきた。『

名古屋/フランクフルト便がキャンセルになった

から、前日か翌日の便にしてほしい』と。前日に戻ることはないだろう、と思いつつも、ソクチくんと相談してからでないと決められないので、一度電話を切り、かけなおした。かけなおした後は、当然別の人と話したけれど、『成田/フランクフルトですか?』『何時発のフライトですか?(名古屋/フランクフルトは1日1便)』と若干話がかみ合わなかった。

それでも予約の変更を終え、電話を切った後、オンラインで確認してみたら、電話でした予約の変更がすでに反映されていたけれど、

全日空の成田/フランクフルトも予約されていた

話がかみ合わなかったのはこのせいか。

フライトがキャンセルになった理由は聞かなかったけれど、

お客さんが少ないんだろうな

と予想。実際、ドイツに戻ってくる便はそこそこ空席があった。
ルフトハンザも、ガラガラで飛行機を飛ばすのは不経済だとは思うけれど、フライトのキャンセルがあると、ツアーも組みにくいだろうな、と思う。


ドイツに戻ってきて、フランクフルトで入国手続きをした。入管でパスポートと滞在許可を見せたら、滞在許可のみチェックをし、

パスポートは広げることもしなかった

税関は住んでいる町の空港で通った。案の定、職員に『ちょっとこっちに来て』と呼ばれ、『どこから来たのか』『荷物の中身は何なのか』『服やアクセサリーを買ったか』『全体でいくらくらいのものを購入したのか』を聞かれた。荷物検査もあるかな、と思ったけれど、すぐに『行ってよし』になった。

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