徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

日本-京都その4

2014-09-21 09:57:15 | 日本


京都御所には英語のガイドツアーがあったので申し込んだ。当日は100人くらいの見学者がいた。

高校時代、古典の成績は思わしくなかったけれど、それでも紫宸殿や清涼殿など、聞いたことのある名前に興奮した。紫宸殿は一般公開の時は近くまで行けるようだけれど、普段は承明門の外から見学するのみなのが残念だった。その一方で、清涼殿にはすぐそばまで行けるので、十分見学してきた。

さすがに御所だけあって庭園も素敵だった。

これだけのものを無料で見学できることにびっくり(だから見学者も多いのでしょう)。

この日は朝から天気が悪い予報だった。見学の途中からは雨が降り、雷も鳴り始め、ガイドさんも

若干急ぎ気味

のガイドだった。
見学が終わり、御苑をすこしうろうろ歩いたら

大雨

になった。駅まで徒歩5分の道ですでに全身びしょぬれとなったので、ホテルに戻り、この日は

午後はホテルで服と靴を乾燥

させた。午後、雨がやんだので、靴を2足持っていた私は観光に出たかったけれど、サンダル1足しか持っていなかったソクチくんは大反対をした。それでも、夕方には乾いたので、夕食を食べつつ送り火を見に行った。



京都御所の観光中、ガイドさんが、『隣の

御苑は送り火が良く見えるスポット

の1つだから、夜8時にまた来るといい』と教えてくれたので、御苑に行った。
雨も傘がいらない程度に少し降ったくらいで、本当によく見えた。

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日本-京都その3

2014-09-14 09:52:44 | 日本


平等院は京都市内から遠い、と思いこんでいたので、今まで行こうと思ったことはなかったけれど、意外に京都市内から近いことが分かり、行ってきた。

鳳凰堂は思ったよりもこじんまりとしていた。10円玉から受ける印象から、もっと大きい建物を予想していた。

鳳凰堂内部は20分おきに50人しか拝観できず、私たちは受付をしてから約1時間後の拝観だった。1時間もある、と思ったけれど、庭から鳳凰堂を見たり、ミュージアムを見たりしていたらちょうどぴったりの時間だった。

内部拝観は、ご本尊と雲中供養菩薩像や壁に描かれた絵の説明を受けた。雲中供養菩薩像はミュージアムにも展示がある。雲中供養菩薩像は舞ったり、楽器を演奏したり、と極楽を表しているらしい。

鳳凰堂の尾廊部分はまだ修理作業中だったけれど、庭から見る鳳凰堂は美しかったし、内部拝観は問題なくできたし、行ってよかったと思う。

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日本-京都その2

2014-09-13 09:10:49 | 日本


あまり遊ぶ時間はなかったけれど、太秦映画村へ行った。写真は東映アニメミュージアムで展示されていた銀河鉄道999のフィギュア。どう見ても

比率がおかしい

と思う。鉄郎が小さすぎるし、車掌さんは大きすぎる気がする。

園内で『激突!忍者ショー「ゴエモン」』を見た。思いのほか面白かった。プロジェクションマッピングが使用されていて舞台が目まぐるしく変化して観客も飽きないと思う。そんなハイテクの一方で、観客を巻き込んでの寸劇もあった。追手が観客の一人に、『お前、ゴエモンだろう』と言って観客を切りつける場面があった。観客は仕込みの人ではないので、立ち上がったまま何もしなかったら、追手が、『すみません。

ご協力お願いします

』とお願いしていた。
その後、切った観客がゴエモンではないと気付いた追手は、別の観客に『お前がゴエモンか』と因縁をつけていた。そして、『さっき見ていたから、

どうすればいいのか分かっているよな?

』と。
その観客の切られ方も追手が思ったようにはいかなかったようで、また別の観客に、『お父さん、切られてみますか?』と声をかけていた。その方の切られ方は見事で、追手も『これだよ、おれたちが欲しかったのは』と言い、ショーに戻って行った。



生八つ橋も作ってみた。おたべ体験道場で1時間半~2時間ほど。生地を蒸す間に窓越しだったけれど、工場見学をさせてもらえ、さらにおたべの試食もさせてもらった。

生地はシナモンと抹茶の2種類、あんこは小倉あん、ゴマあん、抹茶あんの3種類が用意されていた。どのあんもおいしかった。体験で作れるおたべは2つ、とのことだったけれど、スタッフの方に、『生地を丸から正方形にするときにカットした生地をつなぎ合わせてもう1つできますよ』と教えてもらい、私たちは3つずつ作った。

作ったおたべはその場で食べてもいいし、持って帰ってもいいようだった。スタッフの方がお湯の入ったポットを持ってきてくれ、抹茶もいただいた。体験が始まる前にグループごとで写真を撮り、それをはがきにしてくれたり、お土産におたべ2つ、と本当にこれで採算がとれるのかしら、という感じだった。

私もそうだったけれど、みんな、道場1階のおたべ売り場でおたべを購入するから体験で採算が取れなくても全体ではOKなのでしょうか。

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日本-京都その1

2014-09-12 08:38:47 | 日本


京都は3年前に行き、金閣寺も銀閣寺も見たから、京都にはもう行かなくていいかな、と思ったけれど、私たちが帰国している時期に京都高島屋で『Smile浅田真央23年の軌跡展』が開催されていたので京都に行ってきた。私はフィギュアスケートのファンというわけではないけれど、伊藤みどりさんが現役のころから結構見ている。

真央さんの衣装が見られるなんて、と思い会場に行った。当然ながらテレビで見る衣装の色や光具合と本物はかなり違っていた。
事前にネットで、『等身大の真央さんのパネルと一緒に写真を撮れる』と分かっていたので、その場所に行ってみた。思いのほか



という感じが否めない。ネットで見るとパネルっぽく見えないのに。
ちょっと残念な感じがして写真を撮ってもらおうかどうしようか迷ったけれど、せっかくなので撮ってもらった。写真を見ると

本物がそこにいるみたい

に見えた。
照明の当て方を真央さんのパネルの写真と同じようにしたんだろうけれど、驚いた。舞妓姿の真央さんもきれいだった。

さて、せっかく京都に来たのだから、観光を、と思い、ソクチくんにどこに行きたいか聞いてみた。
『伏見稲荷大社』と即答された。少し前に見た

アニメの舞台

だった…
当初は山頂まで行く予定だったけれど、あまりに蒸し暑くて三ツ辻で引き返した。三ツ辻まで歩いた時、『結構歩いたよね。山頂まではもうすぐかしら』と地図を見たけれど、まだ半分程度で愕然とした。

伏見稲荷大社はトリップアドバイザーによる2014年の「外国人に人気の日本の観光スポット」調査で、1位を獲得したようで、外国人がかなり多かった。
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日本旅行-空港・飛行機編

2014-09-11 11:28:55 | 日本


今回のフランクフルト空港でのセキュリティチェックはいつになく厳しかった。並んでいる人の数は多くないのだけれど、列の進みが遅かった。自分の番が近付いてようやく

ほとんどの手荷物がはじかれている

から進みが遅いことに気がついた。80%以上の手荷物が人の手による検査に回されるけれど、人が行う検査は時間がかかる。そうすると機械による検査も止まる。ボディチェックも厳しいようだった。幸い私たちは20分ほどしかかからなかったけれど、ボディチェック+手荷物2つすべて引っかかったらもっと時間がかかっただろうな、と思う。

一方、日本を出国する時のセキュリティチェックは

驚くほどスムーズ

で、本当に検査しているのだろうか、と不安になった。

日本行きのフライトをオンラインチェックインしたら、座席指定できる席が50席以上あったので、ソクチくんと『これはきっとガラガラなんだよ!』と喜び、実際、空席が50席以上はあり、機内では快適に過ごすことができた。

さて、日本発のフライトもオンラインチェックインした。同じように座席指定できる席が50席以上あったので、『帰りもガラガラだね!』と喜んだけれど、当日、出発ゲートには結構たくさんの人が集まってきた。搭乗してみると、

ほぼ満席

となった。
私たちはチケット購入時にシートアサインもするけれど、このフライトは事前にシートアサインをしない人が多かったのでしょうか。そういえば、カウンターで荷物を預けたとき、カウンターでチェックインするために並んでいる人が多いなぁ、とは思った。

フランクフルトから住んでいる街に戻ってくるのに電車を使った。DBとルフトハンザの共同運航便。当然、オンラインチェック時にシートアサインもした。ホームで私たちが乗る車両が止まる位置を確認し、電車が来るのを待った。私たちと同じような場所に

数十人

集まった。ホーム全体では200人ほどがそれぞれスーツケースを持って電車を待った。
ま、まぁ、私たちは席はあるし、と余裕に思っていたけれど、電車が止まり、私たちが乗る車両のドアに行ったけれど、

数人降りてきたのみ

で、大半は降りてこない。数人電車に乗ったものの、その後、動きがない。他の車両も似たり寄ったり。仕方ないので私たちは別の車両に走り、そこのデッキ部分に乗った。しばらくしたら(出発予定時刻はとっくに過ぎている)、DBの車掌さんが来て『あっちの一等車にまだ空席があるからそっちに行け』と指示が出たので、私たちは電車から降り、スーツケースをごろごろと転がしながら車両4両分ほど走った。

その車両で無事に空席を見つけ座ることができた。私たちが降りる駅の1つ手前の駅で大勢の人が降りたら

DBの車掌さんが車内検札

にやってきた。どうやらその駅で車掌さんも交代したようで、私たちに『一等車に移動しろ』と言った人とは違う車掌さんだった。『二等車に移動しろ』と言われるのかな、と思ったけれど、その車掌さんはルフトのボーディングパスを回収したのみで何も言わなかった。

その一方で、私たちの隣に座っていた乗客には、『あっちの二等車に空席があるから移動しろ』と言っていた。

私は、私たちがルフトの客だから、後でルフトに一等車と二等車の差額を要求するために私たちのボーディングパスを回収して、私たちを一等車にいさせた、と思うけれど、ソクチくんは、私たちが次の駅で降りるからじゃない?移動させられた乗客はたぶんもっと先まで行く予定だったんだよ、という。
まぁ、私たちに実害がなければどちらでも構わないけれど。

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冷蔵庫

2014-09-10 09:17:57 | 2人暮らし
この夏、日本に一時帰国をした。帰国する前に

冷蔵庫の電源を落とした

。私は常々、少し長い不在だけれど、冷蔵庫は電源入れっぱなしでいいのでは、と思っているけれど、ソクチくんは『冷蔵庫を空にして電源を落とす』と言うので、そのようにしている。

ドイツに戻ってきて冷蔵庫の電源を入れて5分ほどしたら

ブレーカーが飛んだ

そのほかに使用していた電気器具は照明とパソコンだったので、冷蔵庫に異変があったのは明らか。キッチンに行ってみると、

冷蔵庫から煙

が出ていた。

私たちのキッチンは、大家さんのもので、冷蔵庫も大家さんの所有物。本来なら、大家さんにすぐに連絡しないといけないけれど、

大家さん夫婦は旅行中

なので、連絡がつかない。
私は『大家さんは3日後には戻ってくるし、歩いて5分のところにスーパーもあるから、しばらくは冷蔵庫なしでもかまわない』と言ったけれど、ソクチくんは、『

冷蔵庫なしの生活なんてありえない!

』という人だったようで、翌日早速購入した。電気屋さんにはびっくりするくらいの数の洗濯機が並んでいたけれど、私たちのキッチンに収まる小さい冷蔵庫は10台ほどしかなかった。その中で一番大きいものを選んでお買い上げ、配送をお願いした。配送は、翌日の

9時~19時の間

という。9時から19時って、10時間も幅があるけれど…
お店の人の話では、配送業者がルートを決めるから、今ここで『何時くらいになる』とは言えない、でも、明日、ここに電話をすれば大体の時間が分かる、とのことだった。

翌日、朝9時に言われた番号に電話してみた。配送業者のドライバーの携帯の番号のようで、3回電話しても出ないので、10時に冷蔵庫を購入したお店のカスタマーセンタに電話をした。数回目に電話をしたところでやっとつながった。ソクチくんが名前、伝票番号、用件を伝えたところ、

30分後にまた電話してね

と言われた。1時間後に電話したところ、再び名前、伝票番号、用件を尋ねられた。こんなことを繰り返すこと数回、『あと2時間以内には到着すると思う』という回答を得たのは

13時

だった。
私なら『さっきも伝票番号と用件はお伝えしたけれど!』とブチ切れると思う。ドイツ人は気が長いのだろうか。

さて、新しい冷蔵庫は音も小さく、今のところ快調に稼働している。

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