徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

パーティを開く

2011-07-19 00:26:53 | Weblog
ダイニングテーブルセットを購入したりしてずいぶんと家らしくなってきたので、私の誕生日と引っ越し祝いを兼ねてパーティを開いた。私にとっては

生まれて初めてのホームパーティ

だった。忙しくて参加できない人もいるかな、と思い、友達と同僚に声をかけた結果、思いがけずゲストは子供も含め

20人弱

となった。どう考えてもイスが足りないので、同僚に

イスを借りた

パーティでは何を作ろうかと思案していたところ、ソクチくんが『僕はカレーを作るよ。でも、鍋のサイズ的に全員分は無理』と言い出した。私はいろいろと作ってゲストに自分で取って食べてもらうスタイルを想像していたのでびっくりした。

結局私が作ったのは、ちらし寿司の素で作るちらし寿司とサンドウィッチという、手抜き料理。一方ソクチくんはカレーに加え

ケーキを3種類

焼いた。素晴らしい。

当日はゲストのインド人に

このカレー、おいしい

と言われ、ソクチくんはご満悦。

ゲスト同士は初対面の人もいたけれど、普通にみんなで話をしたりして楽しかった。準備や後片付けが大変だったけれど、またパーティをしたいと思う。

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大学際

2011-07-16 00:54:57 | Weblog
大学際(のようなもの)が開催された。去年までは金曜日1日だけだったけど今年は土日の2日間行われた。研究室が研究発表することもあれば、留学生がその国の料理を作り、売ることもあるし、団体がゲームを行うこともある。

私の友達(フィリピン人)がインドネシア料理を作って販売する、というので、土曜日に数時間だけ行ってみた。彼女の店で売られていたのは、ヌードルとお菓子各種(キャッサバケーキ、ライスケーキ、オレンジマフィン、パンダンマフィン)。

ヌードルはベジタリアンの人も食べられるように肉なしだったけれど、具だくさんで美味しかった。ケーキ各種も、それぞれおいしかった。私は『パンダン』という植物は全く知らなかったけれど、暖かい場所に生える常緑樹で、その葉っぱでマフィンに緑の色付けをしたらしい。癖がなくておいしかった。

別の友達に、『蜂の研究室が蜂蜜アイスを売っているよ』と教えてもらい、蜂科学研究室へ向かった。蜂の巣の展示や、フィルム、蜂蜜を採るための機械などの説明があった。もちろん

蜂蜜の試食

も。アカシアやラベンダーなど、10種類以上の蜂蜜が並べられていた。全部試してみてもよかったけれど、たぶん、試している途中で味が分からなくなるだろうな、と思い、オレンジの木とユーカリの木の蜂蜜を試した。オレンジはほんのりオレンジの匂いがしたけれど、ユーカリは

びっくりするくらい苦かった

種類によって蜂蜜の味がこんなに違うなんて思わなかった。

最後に向かったのはアイスクリームの販売所。7,8種類のアイスクリームがあり、そのうち、5種類くらいは蜂蜜入りだったので、私は何かのナッツの蜂蜜アイスとレモンシャーベット(砂糖の代わりに蜂蜜を使用)を食べた。レモンシャーベットはごく普通だったけれど、

ナッツの蜂蜜を使用したアイスはやっぱり苦かった

最終的には、その苦さも『ちょっとおいしいかも』と思ったけれど。


私たちの研究室は何かしなかったのか、というと、どうやら去年か一昨年、ポスターを数枚出したらしいけれど、お客さんがものすごく少なかったらしく、『もうしない』らしい。



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人手不足

2011-07-12 00:14:53 | 勉強
夏セメスターが終わりに近づき、試験シーズンが近づいてきた。私の研究室もいくつか講義をしているので、当然その講義の数だけ試験をしなくてはいけない。

いつもは、研究室ミーティングで試験監督や採点が出来る人を募り(多くても1回に付き5人程度)、ささっと決まってしまい、私は試験監督すらしたことがない。

今回、3つの講義の試験について話し合われた。3つとも、学生の数は

150人~250人

で、試験会場も3~5つ。試験監督は1つの会場に付き2人、大講義室の場合は3、4人必要、という。今、私たちの研究室は全部で20人程度のスタッフがいる。そのうち、研究者とカウントされるのは半数と少し(試験監督、採点する人)。
つまり、

ドイツ語が出来ないから、といって試験監督免除はできない

状況で、今回初めて『あおはいつが参加できる?』と聞かれた。まだ確定してはいないけれど、とりあえず『その日は試験監督できるように空けておいてね』と言われた。試験監督くらいはいくらでもするけれど、採点する人は大変だな、と思う。
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アーヘン観光

2011-07-09 00:01:55 | 旅行


アーヘンは、ベルギーとオランダとの国境近くにある古い小さい町。ドイツ人の多くは『古い、いい町だよ』と言う。知り合いがアーヘンへ行った、という話を聞き、私たちも行きたくなり、行ってみた。小さい町だけあって、観光は

半日くらい

で十分だった。

最初に見たのは、写真の市庁舎。中も観光でき、上階のホールには、カール大帝の像が保管されていた。もともとは市庁舎の前にある噴水のところにあったもので、そこには今、レプリカが置かれている。




次に訪れたのは大聖堂。カール大帝が9世紀ころに建てさせたものらしい。中は、床はモザイクできれいだし、天井のモザイクはきらきらしていて(写真)、1m2あたり1万枚のタイルで作られているらしい。

せっかくだから、と、大聖堂の宝物館にも行ってみた。チケットセンターは宝物館向かいの

モダンな建物

ガラス張りで一瞬、『ここなの?』と戸惑った。

宝物館は、カール大帝の像や、その他の品々が並んでいたけれど、その合間に、

モダンな作品

もあった。制作年はたいてい2000年以降で、特に説明もなく、大聖堂との関連もイマイチ不明だった。

その後、カフェでお茶をしながらアーヘン名物の『アーヘナープリンテン』を購入し、帰宅。アーヘナープリンテンはスパイスが効いていて、レープクーヘンみたいな感じのお菓子だった。


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バラ-大量開花中

2011-07-07 00:06:05 | バラ


5月下旬、つぼみがたくさん付いた。数えてみたら全部で

11個

1つの場所から3つもつぼみが付いていることがあったりして、驚いた。つぼみは1回に1つずつ、運がよければ2つくらいは重なることがある、という認識だったので、一気に11個も付いてびっくりした。以前よりも

日当たりと栄養状態がいい

ためか。

花が順番に咲き、白カビも退治できたかな、と思いながらバラを眺めていたある日、ソクチくんが

ハダニが付いている

と言い出した。確かに、よく見たら葉の裏に黒い点々が見えるし、所々、雲の巣を張ったようになっている。
早速対処法を調べてみたところ、

水洗い

がいいらしい、というので、水洗いをした。
案の定、全部は取りきれないけれど、だいぶ良くなった。

またしばらくすると洗う、ということを繰り返していたけれど、食べるわけではないので、やっぱり薬がいいらしい、ということで薬を入れることにした。

2,3日で効果がでる、という話だったけれど、イマイチ効果が見られないので、もう少し濃度を上げてみた。まだその効果は分からないけれど、ハダニがいなくなるといいな。


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Simon

2011-07-01 01:36:19 | Weblog
研究室にSimonという名前のドイツ人男性が加わった。
ソクチくんに、『シモンが研究室に来たよ』と言ったら、

スィモン?それともシモン?

と聞かれた。正直、どっちでもいいじゃん、Simonだよ、と思ったけれど、『スィモン』と答えた。ドイツ人的にはシモンとスィモンはずいぶん違うらしい。

さて、研究室で同僚と話をしているとき、とあるドイツ人はSimonを

サイモン

とときどき呼ぶ。確かに英語読みしたらそうなるけれど、私からしてみたらサイモンとシモンは別の名前。しかも、ドイツ人がわざわざ英語読みで『サイモン』と呼ぶのはちょっと不思議な気がする。

さらに教授やポスドクは

ズィモン

と呼ぶ。ドイツ人的にはSとZはそれほど違わない発音なのらしい。例えば、サイトウさんはザイトウさんと聞こえるし、スズキさんはズズキさんと聞こえる。

と、私からすると1つの名前がこんなに幅広く許容されているのに、シモンが認められないのは納得がいかない(Simon本人は私が『シモン』と呼んでも気にしないけど)。

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