徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

モモ(ミヒャエル エンデ)-2回目

2016-01-25 17:28:28 | DVD・本
はてしない物語」をソクチくんと読み終えた後、「モモ」をソクチくん:ドイツ語で音読、私:日本語で黙読をした。

前回「モモ」を読んでから4年ほどたったけれど、

細かいところはすっかり忘れていて

また新しい本を読んでいる気分だった。ストーリーはやっぱり面白くて、早く次を読みたくて仕方なかった。ソクチくんも久しぶりに読んだ「MOMO」が面白かったようで、毎日『読もうよ』と誘ってきた。

ドイツ語は「はてしない物語」よりも難しい気がした。「はてしない物語」は時々迷子になりつつも大体は日本語と比較しながら読めていたけれど、「モモ」は迷子になることが多かった。そして、気のせいか、ところどころ

ドイツ語と日本語の長さが違う

気がした。日本語で3行くらいある段落を読んでいたはずなのに、気が付いたら次の段落だった、ということもしばしばあった。

1か所、ドイツ語では「スカート」と書かれていたところが日本語では「上着」と訳されていた。「上着」と訳す必要性は感じなかったので、どうしてだろう、と疑問に思った。

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雪と防寒具

2016-01-21 22:12:31 | Weblog


週末に雪が降り、結構積もった。この冬、2回目の降雪。土曜日はふぶいたりもしたけれど、日曜は比較的天気も良く、大勢の子供がそり遊びを楽しんでいた。

私はものすごく寒がりなので、できる限り外出は避ける。
手はいつも冷たく、ソクチくんには『なんで室温よりも冷たいの?』と言われるけれど、冬場に手が室温より暖かいことなんてめったにない。


さて、去年のクリスマス、私は義父母からは

ブランケット

、ソクチくんからは

ウィンタースポーツ用のアンダーウェア(Extra warm)

をもらった。その前の年は義母の手編みのカーディガンと靴下だった。私がいつも『寒い寒い』と言っているので、年々プレゼントは防寒具にシフトしつつあるらしい。



ドイツの冬は寒いだけあって、防寒具に関しては「素晴らしい!」と思う。ドイツに来たばかりの頃は、日本で購入したものばかりだったので、靴は滑るし、コートや手袋もなんとなく風を通すので寒かった。でも、他の物を知らないので、そういうものだと思っていた。

その後、ドイツで靴を購入してみたら、全然滑らないし、寒くない。手袋も風を通さないから、10分も歩けば手が温まる。ドイツの防寒具って素晴らしい。

去年の秋、革の上着では寒いけれど、次の上着はダウンで、まだ暑い、という時期にMAMMUTのコートを買ってもらった。「真冬に着るにはちょっと寒いかな」と思っていたけれど、まだまだいける。ただ、コートが腰丈なので、

太ももは寒い

けれど。
というわけで、クリスマスプレゼントのアンダーウェアを着てみたところ、

暖かい

さすがExtra warm!
もう1着買ってもらおうと思ったけれど、高いし、そもそもExtra warmの製品は数が少なかったらしく、もう買えないようなので、残念。


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餃子の皮を買う

2016-01-18 18:36:35 | Weblog
餃子を食べたくなったので、アジアンショップで餃子の皮(冷凍)を買った。帰宅してソクチくんに見せたら、『

GYOZA skin

って書いてあるよ。Jiaoziじゃないんだね』と言われて気が付いた(漢字を見て買った)けれど、パッケージには「水餃・餃子」という漢字のほかは「Gyoza」と書かれていた。そしてイメージ写真は

水餃子と焼き餃子

だった。製造者はシンガポールの会社だったので、ますます不思議に思った。Gyozaのほうが一般的なのだろうか。

さて、購入した餃子の皮は300gと表記されている。

300gっていったい何枚?

皮300gなら、2人分には十分だろうけど、肉は何グラムいるんだろう…
「標準○枚」とでも書いてくれてあれば見当がつくのに。

皮を解凍してみたところ、ところどころ皮同士がくっついてはがしにくくなっていて、はがす手間がかかった。でも、焼いてみたら以前買った皮よりもおいしかったので、またこの皮を買うと思う。


<メモ>
皮300g→38枚
肉→400gほど

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牛乳の飲み比べ

2016-01-14 19:48:30 | Weblog
ソクチくんは牛乳が大好き。どのくらい好きかというと、月に1度は

牛乳6パック+H-Milch(ロングライフ牛乳?)12パック

を購入し、その他、時々牛乳6パックを購入する。おかげで、家の冷蔵庫(小さい)の中身は大半を牛乳が占める。

一方、私は牛乳嫌いではないけれど、好んでは飲まない。飲まない時期が長く続いたので、牛乳の匂いが気になるようになった。

ソクチくんと同居を始めてから、ソクチくんが飲んでいるH-Milchを飲んでみたらとてもおいしく感じた。その後、冷蔵保存する普通の牛乳を飲んだら、さらにおいしかった。おいしい、と思ったH-Milchが牛乳臭く感じた。


先日、Bioショップに豆腐を買いに行った。

ソクチくんが『ねぇ、いつも買っているメーカーのBio牛乳があるから、買って飲み比べてみようよ』と言った。普通の牛乳とBioの牛乳では、価格が

15セントほど

しか変わらない。もしBioのほうがおいしければ、今後、Bioにしてもいいのでは、ということだった。

帰宅して飲み比べてみた。

Bioのほうがさらに飲みやすい

と私は思った。牛乳の匂いもさらに少なくなっていた。
が、ソクチくんは『多少の違いはあるけれど、僕は今の牛乳でいいかな』と言っていたので、今後も通常の牛乳を購入することになった(主に飲むのはソクチくんだし)。

ドイツはBio食品が安いな、と思う。
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はてしない物語(ミヒャエル エンデ)

2016-01-12 20:54:16 | DVD・本
『はてしない物語』を文庫本で頂いたので読んだ。最初の数十ページはなかなか本に入っていくことができなかったけれど、途中からは私も本に引き込まれた。

この本もモモを読んだ時と同様、

対象年齢はどのくらい

なんだろうかと思った。

児童文学なので小学校高学年くらいなのだろうか。私がもし、その年くらいの時に読んだのなら、主人公の男の子の冒険にドキドキワクワクしたと思う。でも、大人になった今読んでみると、記憶をなくすということ、親友とは、など、いろいろと考えさせられた。

この本には『あかがね色』(『はてしない物語』に出てくる『はてしない物語』の本の色)という単語が繰り返し出てきた。『あかがね色って何色?』とソクチくんに聞いたら、

銅の色

だと教えてくれた。そうか、「赤い金」か!


私はこの本、最初は自分で読み、2回目はソクチくんがドイツ語版を音読し、私が日本語版を目で追って読んでいく、という読み方をした。ソクチくんが最後にはてしない物語を読んだのは20年ほど前だったので、自分も読みたくなったらしい。

日本語版を読んでいるだけでは気が付かなかったことに気が付いた。日本語版も章の扉絵はアルファベットが書かれている。私はただ単に、Aは第1章、Bは第2章、と思っていたけれど、第4章(D)を読み始めた時に『Durst(渇き) und Hunger(飢え)』とソクチくんが言ったので、『ドイツ語ではその語順なの?日本語では「飢えと渇き」っていうんだよ』と言ったら、『ドイツ語でも普通はその語順だけど、この章は「D」から始まるから』と言った。そこで初めて扉絵のアルファベットから章が始まっていることに気が付いた。エンデはそういうちょっとした工夫が好きだったらしい。

日本語訳は1文が長いドイツ語を分かりやすく、かつエンデのスタイルを崩さずに書かれていたと思う。ただ、1か所、最初に1人で読んでいるときに「あれ?」と思う箇所があった。ドイツ語には進行形がないけれど、ここは進行形ではないの?と思う文章がの本語訳では現在形になっていた。

原文は『Er slaeft schon.』日本語訳は『眠るよ』だったけれど、『schon』もあるし、状況からいっても『これは現在進行形だよね?』とソクチくんに聞いたら、『そうだよ。彼は今寝ているよ』とのことだった。

次は『モモ』をソクチくんに音読してもらう予定。


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友達の誕生日パーティ

2016-01-11 20:00:00 | Weblog
ソクチくんの友達が節目の年を迎えたので、誕生日パーティを開いた。彼女には小学生の子供がいるし、別の友達家族にも子供がいる、ということで、

博物館で影絵の展示鑑賞→カフェ

という流れだった。

私は「影絵」というと、手や指を使った影絵を思い浮かべたけれど、展示されていたものは、獣の皮を利用した人や動物の形をしたもので、手や足を動かせるようになっていた。

どうやら影絵は、アジアからヨーロッパに伝わったようで、中国やインドネシア、インド、トルコ、エジプトなどの影絵の人形が展示されていた。マレーシアからは、2014年作の

スターウォーズ

の影絵の人形が展示されていた。
プライベートツアーを用意してくれてあったので、ガイドさんがいろいろと説明してくれて面白かった。

続いてはカフェ。駅前のホテルのカフェで、

満席

だった。幸い予約をしてあったので子供を含めて10人を超える大人数だったけれど、問題なく座れた。
が、ここのウェイターさんたち、あまり効率よく動けていなく、無駄にあちこち歩いているようだった。

私はアプフェルシュトゥルーデルのバニラアイス添えとアールグレイを頼んだ。
ウェイターさんが持ってきたのは、アプフェルシュトゥルーデルのバニラソース掛け。「あれ?」と思ったけれど、ウェイターさんも忙しそうだったのでバニラソースで妥協した。

アールグレイはおいしかったけれど、持ち手のないグラスに入っていた。これは、紅茶は熱いけれど、グラスは普通に持てるタイプのものかしら、と思ってグラスを持ったら

熱い!

周りを見渡したら、隣で紅茶を飲んでいる人は

持ち手のあるカップ

で飲んでいた(私と同じようなグラスで飲んでいる人もいた)。これは…

カップの回収・洗浄が遅れている

と言うことか。

ソクチくんはココアをポットで頼んだ。待っても待っても来ないので確認したら

忘れられていた

ただ、ウェイターさんが『すみません。私のミスでキッチンに伝えていませんでした。今からでもお持ちしますか?』と言ったのはびっくりした。自分の非を認めるなんて。
が、持ってきたのは

カップのココア

惜しい。もうケーキも食べ終わっていたので、結果的にはカップでよかったけれど。

カフェはこんな感じだったけれど、ゆっくりと話もできて楽しいパーティだった。子供が小学生になると、大人同士話がちゃんとできるので楽しい。

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人にものを頼むとき

2016-01-07 18:00:24 | ソクチくん
ソクチくんと私は、以前よりはドイツ語と日本語の割合が増えたとはいえ、会話のほとんどは英語でしている。お互い母国語ではないので間違いも多い。

腰痛が悪化したソクチくんは、2,3分でも座ることができない時があった。

そんなソクチくんがある日、シリアルに牛乳を入れて立ちながら食べていた。案の定、シリアルが器から飛び出し床に落ちた。ソクチくんがしゃがめないのはわかっていたので、私がほうきとちりとりを持ってきて掃除をした。そうしたら、ソクチくんが

You also need to wipe the floor.

と言った。私は気が付かなかったけれど、どうやら牛乳も飛び散ったらしい。床を拭くのは構わないけれど、「need to」に引っかかった私は、『自分が失敗しておいて「You need to~」っておかしくない?「Can you~?」とかのほうが良くない?』と言ったら、『そうだね…』と納得していた。

後日、義理の両親に会った時にこの話をしたら、2人とも『え?それの

どこが悪いの?

』という反応だった。そうか、親がこういう言い方をしていたら仕方ないのか。

ソクチくんに『2人とも特に反応なかったね』と言ったら、『お母さんの出身地方はそういうダイレクトな言い方をすることが多いんだ。例えば、アドバイスをするときにDu musst(しなければならない)というけれど、標準ドイツ語ではDu solltest(したほうがいい)とかね。ちょっと言い方がきつくなるから自分も気を付けているんだけど、なかなか難しいね』ということだった。

人にものを頼むときはもう少し気を配ってほしいけれど、私が頭の中で柔らかい言い方に勝手に変換するほうが早いかも。

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スポーツジム-12月

2016-01-06 18:10:44 | ジム・サウナ
12月にスポーツジムに行った回数は

ソクチ:0回
あお:1回

だった。私は12月上旬に体調を崩し、丸2日間何も食べられなかったことに加え、12月はイベントも多く、忙しくて行けなかった。さらには、12月中旬からソクチくんの腰痛が悪化し、一日の大半をソファーの上に寝転がって過ごすようになったことが大きい。

今月もソクチくんはジムには行けないだろうけれど、私はもう少し行くようにしたい。


ソクチ:86~88キロ
あお:48.0~50.0キロ

腰痛でごろごろしていたソクチくん、ある日、体重を計ったら『大変!86キロになった!』と大騒ぎした。私は『それは

筋肉がなくなった

だけだよ』と言い、せっかくだから私も体重を計ったら

48キロ

だった。48キロはここしばらく見ていない数値だ。介護疲れか。
と思ったら、ソクチくんが『実はね、

0の位置を直した

(家の体重計はアナログ)んだ』ということで、実際の体重はあまり変更はないらしい。


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義母、行方不明になる

2016-01-04 17:54:16 | Weblog
年末のある日、ソクチくんと私が買い物から家に戻ると電話が鳴った。クリスマスが終わり、自宅に戻ってから毎日義母から電話があるので、ソクチくんに『またお義母さんからだよ』と言いながら受話器を渡した。

が、受話器から漏れ聞こえてくるのは義父の声。「あら、珍しい」と思っていると、ソクチくんが

警察に連絡

などと言っている。

電話終了後、何があったのか聞いてみたら、『お母さんがいなくなった』と言う。

その日は、義母が病院で点滴をするため、義父と一緒に自宅から車で15分程度の場所にある病院へ行った。点滴終了後、スーパーで買い物をする予定だったけれど、点滴後1時間程度は安静に、と言われたので、義父母の話し合いの結果、義父1人で買い物に行くことになった。その後の待ち合わせ場所はもちろん病院。義父が買い物を終えて病院に戻ってきたら病院から義母が消えていた。

病院のスタッフに聞いてみたら、『「1時間たったからもう帰るわ」と言ってコートをもって出ていきましたよ』と言われた。義父は、近くに新しいショッピングモールができたので、そこに行ったのかな、と思い、30分ほど病院で待ったけれど

義母、戻って来ず

自宅に戻り、ソクチくんに電話をした、という流れだった。義母は数年前から携帯を持っているので、ソクチくんが電話をしたけれど、

電源が入っていない

ようで、つながらない。ソクチくんの話では、『出かけるときは持って出ることが多いけれど、

自分が電話をするときにしか電源を入れない

』という。

ソクチくんと義父で話し合い、1時間ほど自宅で待機し、それでも戻って来なかったら病院とスーパーの間をもう一度よく探し、見つからなかったら警察に行こう、ということになった。

1時間が経ち、義父が出かける時間になった。私たちはドキドキしながら連絡を待った。

20分後、義父から電話がかかってきた。


家の近くを歩いているところを見つけた

よ』と。

義母の話では、点滴終了後、最初に車を止めた駐車場に行ったという。義父の車が駐車場に入らなければ

駐車料金がかからない

から。でも、買い物後の義父は別の駐車場に車を止めた。なぜなら、最初に止めた駐車場は、短時間の駐車には高い(2時間まで一律)から。別の駐車場は、30分ごとに課金なので、短時間だと安い。

1時間ほど最初の駐車場の入り口で待った義母は、結局

バスを乗り継いで帰宅

した。そして、バス停から自宅に向かって歩いているところで再び探しに出かけた義父と出くわした。

何事もなく無事でよかったけれど、待ち合わせ場所を勝手に変更したり、携帯の電源を入れなかったり、と、今回は義母のミスだったと思う。

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