徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

コーヒーノキ

2020-12-29 17:01:54 | 植物成長日記


ソクチくんの実家にはコーヒーノキがある。種から育てて10数年目らしい。時々実がなっているのは見たことがあったけれど、今年は20粒くらい実が付いた。まだ緑の実もたくさんある。

『この実、どうするの?』とソクチくんに聞いたら、

炒って飲む?

と聞かれた。飲めるのであれば、それはそれでいいかな、と思ったら、義母が

種を播いて育てれば?

と提案してきた。10数年でここまで大きくなると、あお家には置く場所はないけれど、つやつやの緑の葉っぱは魅力的。日本でも観葉植物として人気があるらしいけれど、とても納得できる。炒って飲むにしても種を播くにしても、まだ時間があるので良く考えよう。

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今年のクリスマスプレゼント

2020-12-27 18:26:48 | Weblog


今年のソクチくんからのクリスマスプレゼントは写真のミニ衝立だった。今年はバンドソーを購入したので、組子の細い木を簡単に準備できる、ということで組子に挑戦したかったらしい。

やっぱり細いだけあって、いくつかは割れたけれど、

接着剤で修復

しながら作っていた。

クリスマスプレゼントを開封するのは24日の夜だけれど、その時点で出来上がっていたのは、衝立片面と、もう一方の組子部分のみで、枠は準備はできているけれど組み立て前、の状態だった。さらに、蝶番はホームセンターで購入しようと思っていたけれど、今回のロックダウンでは

ホームセンターも限定開店(注文品の受け取りのみ可)

なので、完成しないと思っていた。

が、ソクチくん両親宛てに届いたプレゼントの中に、マジパンの入った木の箱があり、そこに蝶番が使われていたので、それを外して

再利用

し、完成。障子紙を使っているので、ろうそくを内側に置いて外側から見てもなかなか素敵。

お茶を飲みながら義母が私に、『掃除はブラシを使わないとね』と言った。「そうね」と答えるか、「あ、掃除はソクチくん担当なので」と答えるか、一瞬迷ったら、ソクチくんが『掃除は僕がするよ。あおへのこういうプレゼントは

フルサービス

だから。例えば、花を買ったら僕が花瓶に生けて、水も変える』と答えた。事実だけれど、嫁としては笑えない。


ドイツ一般にはどうなのか知らないけれど、ソクチくんの親せきのプレゼント交換は割と地味だけれど、送ること、受け取ることを楽しんでいると思う。例えば、義父は4人兄弟で、みんな本を読むのが好き。今回義父の妹1から義父に届いた本は、

次は妹2に回してね

というメッセージ付き。誕生日とクリスマスにこうやって本を回すことが多い。今回、義父母は合計4冊の本を受け取った。そのうちの1冊は村上春樹著の「女のいない男たち」(ドイツ語版)だった。

その他のプレゼントは、チョコレートやカレンダー、地元の特産品のような市販品もあるけれど、シュトレンやクリスマスクッキー、ジャムと、手作り系も多い。こういう毎年変わらないもの、がいいんだろうな、と思う。

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EMSと税関

2020-12-18 16:36:41 | Weblog
両親が荷物を送ってくれた。今は飛行機が減便になっているので、EMSとはいえ、到着に結構時間がかかっている。以前は4,5日で手元に到着したけれど、今回はフランクフルト到着までに

10日間

かかった。

今月初め、東京に住んでいる友達が荷物を送ってくれた。フランクフルト到着までにかかった日数は

5日間

だった。地方と東京の差は大きい。10月末に別の友達が東京からEMSで荷物を送ってくれたけれど、それは差し出してから私の手元に来るまで

4,5日

と、かなり順調だった。


さて、荷物を海外に送るときは、品目とその重さ、価格を申告することになっている。両親が送ってくれた荷物は、送付状に記入する欄では足りなかったので、追加の用紙を使用した。
が、その追加の用紙を添付し忘れた(でも、送付状に「追加用紙あり」の印をつける場所は見当たらなかった)。両親が添付忘れに気が付いて郵便局に連絡したときはすでにもう発送済みだったので、そのまま送ることになった。

やっと荷物がドイツについたと思ったら、

税関に持って行かれた…

追加の用紙がないことに気が付いたのか、荷物の中身が高すぎる(それほど高額ではないけれど)のか、化粧品の試供品が怪しいのか、古本(世の中には高額な古書や学術書があるから)のチェックをしたいのか、なんなんだろう。

郵便局とDHLの両方で追跡確認をしていた(DHLのページのほうが細かく見られる)けれど、DHLのページでは、『荷物はDHLから税関に引き渡されました。税関から通関の手紙が届くので、それに従ってください』となり、

配達完了

の印が付いた。DHLの業務は終了した、と言うことだと思うけれど、「まだ宛先に配達完了じゃないよね?」という思いがぬぐい切れない。ちなみに、郵便局のページは「留置局に到着」で終了している(通常は「お届け済み」の表示になる)。


さて、税関に荷物を引き取りに行った。税関が気になったのは、

化粧品

だった。「化粧品」は本体は高額だし、「化粧品」と申告して実際は薬だったりサプリだったりすることも多々あるらしく、化粧品に対してのチェックは厳しいらしい。荷物に入っていた「化粧品(試供品)」は、本当に少量(30g)だったので、税関も興味なく、何の問題もなく引き取ってきた。

ここで不思議なのが、今回友達が送ってくれた荷物のなかにも「化粧品(見本品)」は入っていたのに、税関はスルーした。なぜだろう。もし、品目申告欄に書かれた各品目の金額の合計と合計金額を記入する欄の金額の不一致なら、「税関、仕事してるね」と思う。

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裁判所へ行く

2020-12-15 16:36:00 | ソクチくん
裁判所には裁判だけでなく、いろいろな手続きで行くことがあるけれど、ソクチくんも私も裁判所には行ったことがない。

ソクチくんは1年半ほど前に転職したけれど、その元勤務先から11月中旬に手紙が来た。元勤務先の会社は、複数の会社がかかわる現場に社員を派遣して測定をしている。ソクチくんが勤務していた2019年春、ソクチくんが派遣された現場で元勤務先所有の測器が別会社の社員の不注意で壊された。

元勤務先は、その会社に測器の弁償+ソクチくんのチームが現場で別の測器の到着を待った時間を請求したけれど、その会社、

測器を壊したのはうちの社員じゃない

と裁判を起こしたようで、ソクチくんが証人として呼ばれた。ソクチくんの話では、その測器を壊した人は、その会社の名前の入った上着を着ていたし、その会社のチームリーダーとも話をした、というので、その会社で間違いないと思う。

その会社、ソクチくんのチームの事故の前の週にもソクチくんの元勤務先の測器を不注意から壊した(この時派遣されていたのは、ソクチくんではない別のチーム)ようで、合計で100万円ほどの請求がソクチくんの元勤務先からされているそうだけれど、裁判起こすよりも(たぶん入っているだろう)保険を使えばいいのに、と思う。

元勤務先からの手紙に、現職場に「裁判に呼ばれているのですが、その時間はどう扱いましょう」とお伺いを立てる書類が入っていた。雇用者は被雇用者にその時間を休み(給料は減らない)扱いにするのが一般的みたいだけれど、場合によっては裁判所に補償を求めることができるらしい。例えば、自営業者や主婦などは

1時間当たり14ユーロ(1,700円程度)

の補償を請求できる。

ソクチくんの現職場の判断は、「もともとフレックスタイム制だから

自分でやりくりして

」だった。例えば、裁判のために仕事に穴をあける時間が3時間だとすると、前日に1時間残業し、当日1時間早く出勤し、翌日1時間残業するとつじつまが合う。つまり、

普段ならプライベートの時間に転用できる時間を裁判に使用

したことになる。


さて裁判当日。測器を壊した会社側からは弁護士のみ出席で、『当日現場のチームリーダーをしていた社員は定年退職し、今はドイツ国外にいて、コロナのための隔離もあることから、出席できない』ということだったらしい。裁判の日程の延期を求めていたけれど、『認められない』と一蹴されたらしい。

ソクチくんは、当日の出来事を裁判官に証言し、役目終了。判決はまた別の日だそうで、どうなるのか気になる(が、たぶん結果は知らされない)。

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コロナ-さらに規制強化とクリスマス時期の規制緩和

2020-12-14 17:33:24 | Weblog
私が住む州でコロナ感染拡大防止のための制限措置が先週の土曜から強化されたけれど、今週水曜からドイツ全土でさらに強化されることになった(来月10日まで)。

具体的には、学校は閉鎖または出席義務なし、生活必需品を売るお店以外の小売店は閉鎖、公共の場での飲酒禁止、

クリスマスのための接触制限の緩和は24日から26日のみ

など。11月末の発表の時は、クリスマスのための接触制限緩和は、23日から27日だったと思うけれど、本当にクリスマスのみ(ドイツは通常、24日は午後からスーパーも含め、休みモードになり、25,26日は祭日)の緩和になった。

クリスマス以外の時期は、自分の世帯ともう1世帯、合計5人(14歳以下の子どもは除く)までと会うことができるが、クリスマス時期は、

自分の世帯+近しい家族4人(14歳以下の子どもは除く)

までとなり、世帯数の制限がなくなった。

「近しい家族」に解釈の違いが出ては困るので、補足として「親子など、直系の家族、およびパートナー」とあり、さらには例もあった。

例1)子どもが1人(パートナーあり)いる親が子世帯と別居している場合
親+子ども+そのパートナー+望むのなら親の親(または親の兄弟)2人まで集まれる。

例2)子どもが2人(それぞれパートナーあり)いる親が子世帯と別居している場合
親+子ども2人+そのパートナーで集まれる。

例3)子どもが3人(それぞれパートナーあり)いる親が子世帯と別居している場合
親+子ども3人+もう1人まで、または、親+子ども2人+そのパートナーのみ(この場合、3人の子どものうちの1人は集まれない)で集まれる。

例4)子どもが3人(それぞれパートナーあり)いる親が子世帯のうちの1つと同居している場合
同居している子どもとそのパートナーは同一世帯となるので、別居している子ども2人とそのパートナー全員で集まれる。

などとあった。そして、クリスマス前の1週間は、できるだけ人との接触を減らすことがお薦めされていた。

誰と誰が会っても良い、などのこのクリスマス時期の緩和は、いろいろな可能性を検討した結果なんだろうなぁ、と思う。クリスマス時期の接触制限緩和期間を短くしたことで、長距離を移動する人は減るだろうし、妥当な結論のような気がする。

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コロナ-規制強化

2020-12-12 02:22:36 | Weblog
12月から規制が一層厳しくなったけれど、ここにきてさらに厳しくなった。私の住む州では

夜間(20時から翌朝5時)外出禁止

となった。今までも、ある一定以上の新規感染者が出ている地域は自治体ごとに夜間外出禁止にしていたけれど、今週末から州全体に広がった。そして、この措置、今日決定で明日からスタート、と、とても急な決定。ソクチくんが両親に電話したら、両親はまだ知らなかった。


家の近所の小さなスーパーは、今までは入店する買い物客の数をカウントしていなかったけれど、今日スーパーに行ったら

買い物かごを持つよう

言われた。ショッピングカートを使う人も1つ使い、用意してある買い物かごの数=最大入店人数としたらしい。さらには、レジ前の床に1.5メートル間隔でテープが貼られているけれど、今までは5人分くらいだったのが、10人分くらいにまで伸びていた。前に混んでいる時間に行ったときは、5人分のテープでは足りなかったから、そういう時間帯用に増やしたのでしょう。


今日のドイツの新規感染者数は3万人くらい、と報告されていた。クリスマスまでに減るのかなぁ。

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レッスンお休み中

2020-12-10 16:19:02 | ハープ
9月下旬からずっとハープのレッスンはお休みのまま。やっぱりレッスンがないと練習時間もずいぶん減ってしまい、時々思い出したように練習すると

血豆

ができる。特に、スチール弦を引くことの多い左手薬指。


先月末、コロナウィルス感染感染対策がクリスマス明けまで継続されることが発表されたので、先生にクリスマス明けまでレッスンを休みたい旨を伝えたら、

赤鼻のトナカイ

の楽譜を送ってくれた。指番号は書かれているし、知っているメロディだし、ペダル操作はないから頑張れば弾けそうだけど、推奨テンポが

二分音符で80

となっていた。歌ってみると確かにそのくらいのテンポだし、そのくらいのテンポでないと楽しさが出ない。それはわかるけれど、そのテンポで弾けるようになるのかなぁ…


去年はLittle Drummer Boyを習ったので、その復習と、赤鼻のトナカイをクリスマスに向けて練習しようと思う。

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牛乳の自販機

2020-12-08 17:10:23 | Weblog


自宅から歩いて20分ほどのところに牛乳の自販機がある。農家なのかどうかは分からないけれど、牛もいればロバ、豚も飼っているし、牛乳のほかには、野菜や果物、卵も売られている。自販機の設置は長くてもまだ半年くらいかな、と思う。3,4か月前くらいに、道路に「牛乳の自販機こっち」の標識が立っているのに気が付いた。

歩いて20分くらいなら、散歩にもなるし、とりあえず一度購入して味を確かめてみよう、と先日買いに行った。

牛乳瓶は売られていないので、ソクチくんの実家にあった

70年前に使用したアルミ缶

を借りてきた。2リットルの容器で、2リットル購入し、容器のぎりぎりまで入ったけれど、ふたをすればこぼれずに持って帰って来られた。よくできてるな、と思った(だから捨てられないのか)。



自販機にお金を入れ、ボタンを押し、容器に牛乳を注ぐ。100ミリリットル単位でポンプが作動するようで、お釣りはちゃんと返って来る。2回目に行ったときは、牛乳が途中でなくなり、900ミリリットルくらいしか買えなかったけれど、お釣りは戻ってきた。

お値段は、というと、1ユーロ/リットル。普段あお家がスーパーで買っている牛乳よりもほんの気持ち安い。
が、

自宅で加熱処理が必要

なので、その手間や光熱費はかかる。でも、ごみは減るので、その点は良い、と思う。

さて、加熱処理後、牛乳を飲んでみた。甘くておいしい。私は牛乳の匂いが気になり、飲める牛乳と飲めない牛乳があるけれど、この牛乳は匂いも問題ない。今まで飲んでいた牛乳とは全然違う、新しい体験だった。

ただ、脂肪分も糖分も高めだと思ので、そのあたりは気になる。

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一時帰国(2019年初夏)-津和野編

2020-12-06 15:52:44 | 日本


萩から津和野に行こうかどうしようかは、最後まで迷った。萩をもう少し観光してから出雲に行くか、朝早く萩を出て津和野に行くか。

調べてみると、萩から出雲は、途中で電車の乗り換えがあり、待ち時間が約1時間あった。待ち時間1時間なら少し頑張って津和野観光をしたいと思い、津和野に行くことにした。東萩から津和野まで

路線バスで2時間弱

だった。ホテルの朝食が朝7時半からで、バスは8時半前に出発だった。良く間に合ったな、と思う。

津和野観光は3時間ほど。写真は太皷谷稲成神社の境内。表参道の石段に朱塗りの鳥居が約1,000本あり、見事。鳥居を抜けると目の前に境内が広がる。参拝者が数人しかいなかったので、お参りもゆっくりできたし、建物もよく見ることができて満足な一方、こんなに見事な神社が閑散としているのは残念。



津和野観光のメインストリートの殿町通りを歩き、津和野カトリック教会へ。外観はごく普通の教会(ゴシック建築)だけれど、入り口にげた箱があり、靴を脱いで教会に入る。入ると、



が敷かれている(写真)。日本ぽくて良いと思う。ステンドグラスもきれいだった。

お昼ご飯を食べてお土産も見て、津和野観光終了。ソクチくんと2人なら少し急いで観光して、森鴎外旧宅方面も行ってみたかったけれど、母も一緒だったのでこのくらいの観光でよかったかな、と思う。

//////
ドイツに戻ってから内田康夫著の「津和野殺人事件」を読んだ。東京で偶然怪しい現場に居合わせた浅見光彦の母親が光彦に『あなた、この事件を調べてらっしゃい』と

事件の捜査を有料で依頼

するところから始まる(母、完全に部外者だけど)。光彦も何度か津和野に行き、その事件の重要な場所が太皷谷稲成神社と乙女峠マリア聖堂。マリア聖堂の方は、駅から遠かったから行かなかったけれど、行ってもよかったな、と本を読んで思った。津和野の歴史やキリスト教との関連も書かれていてためになった一冊だった。

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一時帰国(2019年初夏)-萩編その2

2020-12-05 23:41:10 | 日本



翌日は街歩きから。武家屋敷が並んでいた、というエリアを歩いて土塀や屋敷門を見たあと、左右が高い土塀で挟まれ、道を鍵の手(直角)に曲がり、一見行き止まりに見えるという鍵曲へ。本当、道が直角に曲がっていた。

近くの口羽家住宅(写真)。主屋と表門の両方が残っているのが珍しいそう。庭も手入れされていて素敵だし、すぐそばに川が流れていて、その景色も楽しめる。現在も子孫の方が住んでいるそう。敷地内に他人が日常的に訪れる生活は大変だろうな、と思う。「花燃ゆ」のロケでも使われたそうで、ポスターが置かれていた。井上真央さん、きれい。




藩の御用商人の菊屋家住宅(写真)。みせ部分も帳場が公開されて、天秤やそろばんの展示があった。商人のお屋敷だけれど、重要なお客さんが藩に来ると、この菊屋家がお宿になったらしい。そして、身分が高い人は、この写真に写っている庭に平たい大きな石が置かれているけれど、そこまで籠で乗り付けたらしい(石の上に籠を載せた)。

私たちが行ったときは、ちょうど庭園も一般公開されていて、庭園も歩くことができた。こちらは江戸時代のまま、というわけではなく、明治・昭和に大規模な作庭をした枯山水様式の回遊式庭園。新緑の季節だったので、本当に見事だった。

次は菊屋家のお向かいの旧久保田家住宅。この家は、柱や梁、天井が覆われていない部分があり、その構造のダイナミックさを見ることができる。その一方で、繊細な細工の欄間もある。

この日は、朝少し晴れたけれど、午後には大雨になったので、萩・明倫学舎で雨宿りと見学。旧明倫小学校の木造校舎を改築して観光施設にしたもの。幕末ミュージアムでは、鉄砲関連のほか、測量(伊能忠敬)関連道具やエレキテルなどの展示もあり、思ったより充実していた。

こんな感じで萩観光終了。藍場川エリアは、行ってみたかったけれど時間と天気の都合で行けなかったのが残念。萩焼も見られなかった。

萩観光は、
・見学料100円のところが多い(100円でない施設もそれほど高額ではない)
・ガイドさんがいる施設が多い
・循環バスまぁーるバスが2路線、それぞれ30分ごとに運行
と、観光に力を入れているのがよく分かった。

難を言えば、循環バスの終バスは18時発なので、観光地エリアで夕食を食べると循環バスを使ってホテルに戻れない(歩ける距離ではあるけれど、高齢者と一緒だったのでできるだけ歩かない方向で考えていた)のと、クレジットカードを使えないお店が多かったことくらい。

もっと公共交通機関でアクセスしやすい場所ならもう1回は行きたい。
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