徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ドイツの新聞と地元の街

2010-02-26 07:33:56 | Weblog
ドイツ人の友達に会いに行ったら、新聞の1ページが置かれていた。

あおの実家の街が載っていたから

ということで、持ってきてくれたらしい。私の地元は、人口40万人ほどの畑と田んぼの田舎町だけど、ちょっと特色のある街。今回、新聞に載ったのも、その独特さからだった。県庁所在地でもないのに、よく取材したな、と思う。

今回、その街の紹介が載ったのは、地方新聞の『3ページ』一面で、友達いわく、『その日のトピックが紹介されるページ』とのこと。

記事の途中、

この街にはショッピングモールがないから、ショッピングは県庁所在地

でする、とあった…確かに、ショッピングモールはないし、デパートも1軒のみ。そういえば、JRも通ってないな。大学ができたのも、それほど古い話ではない。40万人も人が住んでいるのに。

街の歴史にも触れられていて、私の知識・記憶とほぼあっていたので、これからは人に聞かれたら、自信を持って答えられる。
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icing on the cake

2010-02-24 01:41:20 | 英語・ドイツ語
学会で基調講演をすることになっていた教授から、複数の学生あてにメールが届いた。『あれと、これと、それもやってね

icing on the cakeになるから

』と。icing=アイシング(砂糖衣)。ケーキにアイシングをすると、

見栄えが良くなる

ということで、今回の教授からのメールの場合は、

絶対必要ではないけれど、あると恰好いいから

という程度のもの。また飛行機の中で思いついたのだろうけれど、なんていうか、そのちょっとした見栄えのために、どれだけの時間と労力を費やすのかを考えてほしい。

結局、すぐできることはしたけれど、同僚の1人は、『所詮、icing on the cakeだから、「できません」というメールを教授に出すよ』と言っていた。

実際に彼は教授に『無理です』とメールをしたようだけれど、icing on the cakeだけに、教授は彼のメールをスルーした。

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友達の友達の家

2010-02-21 16:23:17 | Weblog
友達と会う約束をしていた土曜日、彼の友達が『衛星放送のアンテナを取り付けるのを手伝ってほしい』と彼に連絡があったらしい。1週間ほど前からアンテナを取り付けようとしているけれど、部品が足りなかったり、屋根に雪があったり、

業者が取りつけたケーブルが正しく取り付けられていなかった

りで、なかなか進んでいなかったらしい。その友達は、友達の誕生日パーティに来ていた人で、私の友達に、『今度はあおとかも連れておいでよ』と誘ってくれていたらしいので、

アンテナ取り付けに同行

した。

彼の友達の友達は、やっぱりちょっと郊外に住んでいるけれど、3階建の素敵なお家だった。まだ引っ越して2カ月なので、完璧ではないらしいけれど、キッチンとか、素敵だった。

驚いたのは、玄関のすぐ横にトイレがあること。出かける直前にトイレに行きやすくていいと思うけど。
1階はキッチンとリビング、洗濯機置き場。2階が寝室、バスルーム、洗濯物を干す部屋。3階は多目的部屋という感じ。

彼らの家はまだまだ完成途中で、彼らいわく、『新しい家は問題が多いんだよ。

問題なく家を建てるのは不可能

だね』と言い切った。家って、高い買い物なのに、そんなことでいいのだろうか。

で、彼らはプーリーという犬を飼っている。まだ4ヶ月半の子犬で、かわいい。警戒心がないのか、私にもすぐ寄ってきた。全身真っ黒で、毛が長いので、

目がどこにあるのか分からない

のが難点(アイコンタクトできなかった)。

一緒にプーリーの散歩に行ったけれど、雪が積もっていて歩くのが大変だった。滑ったし。丘にも上ったし。さすがに丘からの見晴らしは良かったけど。

散歩から戻ってきたら、ちょうど、お隣の人が犬の散歩に出かけるところで、しばらくその犬とプーリーがじゃれあった。すごい勢いでじゃれあっているのを見てちょっとびっくりした。私が犬を飼っていたときは、他の犬とじゃれあいそうになったらリードを引っ張り、引き戻していた。が、ドイツでは結構普通なんだな、と。

で、じゃれあっている犬たちが、よその敷地に入ろうとした時、飼い主が『Nein!』と叫んだら、ぴたっと止まった。訓練が行きとどいているのね…

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しゃぶしゃぶ

2010-02-17 00:08:28 | Weblog
日本語を勉強しているドイツ人の友達が、『コースの締めにしゃぶしゃぶを食べに行くんだけど、行かない?』と誘ってくれ、行ってきた。店の名前にも『しゃぶしゃぶ』とついているけれど、

火鍋

だった。

誘ってくれた友達によると、コースを取っていた人で、しゃぶしゃぶに参加したのは4人。でも、集まったのは

30人

という大所帯。私の前に座ったのは、今年6月から約1ヶ月ホームステイをする、という

12年生(18歳くらい?)の男の子

だった。『見るからに若いな~』とは思っていたけれど、10代だった…

しゃぶしゃぶ(火鍋)は、鍋が4人に1つの割合で用意され、その鍋が半分に仕切られ、片方は普通の出汁、もう片方は辛い出汁に分かれていた。具は、ビュッフェ方式で、自分で食べたいものを選んで持ってくる。

具材は、羊肉、牛肉、エビ、魚、魚のすり身、イカ、カニカマ、野菜、春雨などなど20種類くらいあったかな。イカがおいしかった。

ソースは、10種類くらいのものを、店員さんがブレンドしてくれた。『辛いの、大丈夫?』とは聞いてくれるものの、友達は、『チリはいらないから』と言っても、

ちょっとだけならいいでしょ

と、(本当に少しだけだったけれど)入れられていた。聞く意味、ないね。

火鍋の辛いほうは、本当に真っ赤で、いかにも辛そうだったので、最初、手をつけなかったけれど、周りのドイツ人は結構、辛いほうに入れていたので、私も青梗菜を入れてみた。

辛すぎてむせた…

私の勝手な思い込みでは、『ドイツ人は辛いものが苦手』、だったけれど、私のほうが苦手なのかも。

デザートにアイスクリームを食べ、お会計は20ユーロ弱だった。意外にリーズナブルでよかった。
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カーニバルへ行く

2010-02-16 00:31:42 | Weblog



ドイツ人、日本人たちと近くの町にカーニバルのパレードを見に行ってきた。自分の住む街のパレードは何度か見たことがあるけれど、他の町のパレードは初めて。

その町は小さく、内心、盛り上がるのかしら、と心配していたけれど、去年の人出が4万人を超えた、と聞き、ちょっと期待した。

が、前週から雪が降り続き、当日も雪。最高予想気温がマイナス1度、という、見物にはちょっと不適当な天気だった。実際は、思ったより寒くはなかったけれど、それでもやっぱり寒かったな。

こういうパレードは無料、と勝手に信じ込んでいたけれど、Sバーンで駅に到着したら、チケットの売り子さんがいて、

1人2.5ユーロ

という。企画したドイツ人ですら、『入場料がいる、なんて知らなかったよ』とぼやいていた。

町の消防署内でソーセージが売られていたので、そこでソーセージとケーキを食べ、パレード見物の場所取りへ。最前列だとパレードに参加している魔女の人にさらわれたり、いたずらをされるから、と、大人な私たちは、(雪に覆われた)茂みの後ろ側に陣取った。

私たちの住む街のパレードよりも、『さらわれる人』が多かった。健康保険の会社の山車では、手術のようなデモンストレーションがあり、

患者がさらわれた観客

だったり、熊が網を持って観客を捕まえたり。
今回は雪が積もっていたから、それで雪合戦が始まったり、結構見ていて楽しかった(私は参加するよりも見て笑っているほうが好き)。

が、突然私の目の前に魔女が現れ、

私の頭に紙くずをしつこくつけ

立ち去って行った…髪の毛をがしがしされたので、髪の毛の奥まで紙くずが入り込み、取り除くのが大変だった。そのあと、雪をかけられたりしたけれど、途中、

ガーベラを1輪

もらい、大満足。パレードもそろそろ終わりだな、と思っていたら、背後に何かの気配がしたので、振り返ってみたら、



がいた。でも、私とそう身長が変わらなかったので、反撃してみた。アジア人が目立つのか、一緒に行った日本人の男の子も相当狙われていた。
そうならないように私は奥まったところで観ていたのに…

私の街のパレードよりも撒くお菓子は少なかったけれど、1時間半くらい、ずっと笑いっぱなしで楽しかった。

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DVD - Kirschblueten - Hanami 

2010-02-15 02:44:08 | DVD・本
ドイツ人の友達の家に遊びに行ったとき、DVDを観よう、という話になり、Kirschblüten – Hanamiを観た。ドイツ映画のドイツ版DVDだったせいか、

英語字幕がなかった

『え、ドイツ語で観るの?』と、一瞬ひるんだけれど、友達が、『いい映画だし、分からない所があれば、DVD止めて説明してあげるよ』と言ってくれたので、観ることにした。

前半はドイツが舞台でドイツ語ばかりだったけれど、後半は日本が舞台で英語がメインだったので、大体ついて行けたように思う。

切ないストーリーだった。奥さんを亡くした男性の、奥さんを思う気持ちがものすごくよく伝わってきた。こんなに誰かを愛し、誰かに愛されることは、とても幸せなことなんだな、と思う。

日本が舞台の場面で、やっぱり風俗の場面が出てきた。外国から見た日本のイメージって、こういうのも含むのかしら。

絵としては、ノイシュバンシュタイン城、富士山、桜、などなど、日本人が好きそうなものが出てきてちょっと嬉しかった。富士山なんて、もう、何年も見ていないから。

もう少し、ドイツ語が分かるようになったら、また観ようかな。
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ストライキ

2010-02-14 02:24:02 | Weblog
この街に住んで何度目かのストライキがあった。今回は、Uバーンとバス。『ストライキって言っても、回避されるんじゃないの?』とのんきに思っていたけれど、

予定通り決行

された。私は、大学まではUバーンとバスで通っているので、当日は休むことにした。

自分の大学まではたどり着けないけれど、友達の大学まではたどり着けた(Sバーンは通常運行)ので、彼のオフィスに行き、図書館で日本語の勉強をし、メンザで彼の同僚と一緒にランチを食べた。

他の大学のメンザは入ったことがなかったので、ちょっとびっくり。私の大学は、メニューは文字表示だけだけれど、彼の大学は、メンザの入り口に

サンプルがケースに入れられて展示

されていた。私の大学では、メニューごとに並ぶ場所が決まっているので、たまに、長蛇の列になることもあるけれど、それをみて、人気のないメニューに変えることも可能。でも、彼の大学では、入口は1か所のみ。全員がそこに並び、自分の食べたいメニューを取り、会計。ちょっと不便かな、と思った。

食べる場所は、ちょっとおしゃれだった。私の大学はいかにも、『食堂』という感じだけれど、彼のところはこじゃれた感じだった。

食べ終わった後、天気がよかったので、近くの公園を散歩。本当、ドイツ人って散歩が好きだよな、と思う。その公園は、結構広く、歩いてもあるいても端にはたどり着かず、結局、途中で引き返した。Uバーンの2駅分は歩いたと思う。

ストライキのおかげで、こんなにのんびりした平日が過ごせてちょっとびっくりだった。

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