徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

Harry Potter and the Philosopher's Stone

2016-11-29 23:16:23 | DVD・本
今更ながら「ハリーポッターと賢者の石」を読んだ。

私のハリーポッター歴は、映画「ハリー・ポッターと秘密の部屋」が公開されたときに映画館で見て、6,7年前に友達と「ハリーポッターと賢者の石(英語版)」のDVDを見たのみ。1作目を見ていないのに2作目の映画を見たので、ストーリーを追い切れず、『何が面白いのかわからない』と思った記憶がある。

ソクチくんがハリーポッターの英語版をそろえているので、気になってはいたけれど、手を付けてはいなかった。

秋の旅行で神聖ローマ帝国に関する話も出てきたから、と1か月くらい前に神聖ローマ帝国に関する本(日本語)を読み、そのあとドイツ語から日本語に翻訳された本を読み、2冊とも

出てくる人名や地名がカタカナばかり

でとても疲れた。幸い今、人から頂いた日本語の本をたくさん持っているので、「少し軽めの本を読みたい」と適当に1冊選んだら、章によって現在と2年前が行き来し、「私」の視点も変わっていて、さらに直接的な描写はなかったけれど動物虐待の話も出てきて、私にとっては全然軽めではならなかった…

というわけで、ハリーポッターだったら大丈夫だろう、と思って選んだ。

読み終えて、「映画化されたのは当然だね」と思った。児童文学だけれど、大人が読んでも面白く、最後の最後までいろいろ起こってついつい「あともう少し」と読んでしまう。

この本で覚えた英単語は

cauldron

。この単語は留学前にTOEFLの勉強をしたけれど、その時にも見たことはなかったと思う。ソクチくんに聞いたら、『ほら、よく

魔女がぐつぐつ煮るのに使っている釜

だよ』と教えてくれた(TOEFLの試験には出ないか)。Googleで画像検索したら、そんなような釜ばかり表示された。
が、辞書に載っている意味は『大釜』。

今更ハリーポッターにはまる自分にびっくりした。
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コーヒー豆

2016-11-22 23:09:53 | Weblog
全自動のエスプレッソマシン用に購入するコーヒー豆は、スーパーで買える1キロあたり11ユーロから14ユーロくらいのもの。2,3のメーカーの商品から毎回違うものを選ぶ。

ある日、友達とコーヒー豆を売っているカフェに行った。そこのコーヒーはとてもおいしかったので後日、ソクチくんと一緒にコーヒー豆を買いに行った。置いてあるコーヒー豆は30種類くらいで、価格帯は

普段買っているものの2倍

だった。

スタッフのお姉さんが『コーヒーはどうやって入れるの?全自動?エスプレッソで飲む?』など聞いてきて、『じゃあ、お勧めはこれね』と、3種類紹介してくれ、選んだのはグアテマラ産の豆。

家で早速飲んでみたら、

酸味や苦みのバランスがとてもよく

まろやかでおいしい。でも、普段飲んでいるコーヒー豆の2倍の金額を出す価値があるというか、というと微妙な感じだった。

が、その高い豆からいつもの豆に戻したら、

いつものコーヒーの酸味が強く

感じられた。これなら時々は高い豆も悪くないね、とソクチくんと話した。

その後、『そんなにおいしいコーヒーなら飲んでみたい』という友達がいたので、豆を購入してから2か月後(なかなか予定が合わなかった)に再び飲んだら、

風味が薄れ、酸味が出た

ように思えた。やっぱりコーヒー豆は生鮮食品だな、と実感した。
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野菜のチップス

2016-11-20 02:11:50 | Weblog
日本に帰国すると必ずサツマイモを使ったお菓子(チップスや芋切り干し、芋けんぴなど)を買う。ついでに野菜のチップスも買う。
ドイツではこういう野菜のチップスは見かけないなぁ、と思っていたら、

よく行くスーパーでサツマイモのチップス

を発見した。サツマイモ(Sweet potato)と言っても日本のサツマイモとは見た目も味も違うけれど、試しに2種類購入した。

1種類目は、1パック全部サツマイモのチップスだったけれど、

何かのハーブ

で味付けがされているようだったし、カリッとしていなくておいしくなかった。

2種類目はサツマイモとジャガイモ、ニンジンのチップスで、海の塩で味付けがされていると書かれていたけれど、

サツマイモだけなんとなくハーブの味

がする(サルビアっぽい味)。これは、こちらのサツマイモがそういう味というだけなのだろうか。ニンジンは私はおいしいと思った。悪くはないけれど、積極的に購入しよう、とも思えない。

次は、値段が高くなるけれど、先日マルクトで野菜のチップスの詰合せ(ニンジンやいんげんも入っていた)を見つけたので、買ってみようと思う。

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歯医者へ行く

2016-11-11 20:58:11 | Weblog
ドイツで初めて歯医者へ検診とクリーニングへ行った。

先生が私の歯を見ながら『

このアマルガムはどこで作ったの?

』と聞いてきた。内心「え?何が問題なの?」とびくびくしていたら先生が再び『ドイツで作った?アジアで?』と聞いてきた。「何が悪いの?もう15年近く前に作ったものだから古いってこと?」と返事をせずにドキドキしていたら、『これ、

エクセレント

だね。こんな見事なのは見たことがない』と言い、歯科衛生士さんに『

ちょっと見てごらん

』と声をかけた…
表面がものすごくつるつるなのが素晴らしいらしい。

そうか、ドイツで作ったらここまでのクォリティの物は手に入らないのか。虫歯にならないように気を付けよう。日本の標準品質って素晴らしいんだ。

クリーニングは日本とほぼ一緒だったけれど、1つ、日本では未経験の物があった。

目を保護するゴーグル

を付け、唇に保護クリームを塗った(本来はシリコン製の唇カバーを付けるけれど、私にはうまくは装着できなかったのでクリーム。後日同じクリーニングをしたソクチくんが「丸1日以上たってもまだ上の歯茎が痛い」と言っていたのでクリームでよかった)。研磨剤が派手に飛び散り、クリーニング終了後

顔がざらざら

になった。

久しぶりだったのでドキドキしたけれど、問題なしでよかった。

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サンダルがなくなる

2016-11-08 00:20:10 | Weblog
私たちのアパートのテラスには、庭に出るためのサンダルが2足置いてある。先日、大家さんから『サンダルが片方なくなってない?庭にあったわよ』と連絡があった。

ソクチくんが確認したら片方どころか

全部

なくなっていた。『あれ?風も吹いていなかったのにおかしいね』と言いながら庭に出てみたら

半分土に突き刺さった状態

で立っているソクチくんのサンダル(片方)を見つけた。

その後庭を歩き回ってお隣さんとの境界近くなどでサンダル3つ回収した(どれも土に半分突き刺さっていた)けれど、

私のもう片方が見つからない

。大家さんと話をしたところ、たぶん

キツネ

の仕業ではないかという。
そういえば、1か月くらい前に大家さんがサンダルをテラスに戻しておいてくれたことがあった。その時は『昨夜、ちょっと風が強かったから飛ばされちゃったのかな』と思っていたけれど、あの時もキツネだったんだと思う。

ちなみに、回収したサンダルには

歯型

らしきものが付いていた。

キツネの生息については、私はキツネを見たことはないけれど、早起きするソクチくんは何度か見たことがあるので、どこか近くに生息しているのでしょう。

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ドイツ語の本-Cinderella

2016-11-07 00:43:32 | ドイツ語の本


シンデレラのドイツ語版だ、と思って読んでみたら、

結婚式の準備

の話だった。副題は「Meine Traumhochzeit(私の夢の結婚式)」。ドイツ語は易しいので辞書なしで読める。

女の子向けの本なので、シンデレラが主人公で結婚式の準備をするのはわかるけれど、私が年を取ったせいか、自分では何もしないシンデレラにイライラした。

準備を手伝ってくれるお付きの人がアクシデントで退場した後、シンデレラは『あぁ、あの魔法使い(gute Fee、よい妖精)がいてくれればいいのに』と言ったら、魔法使いが出てきて『結婚式はいつなの?』と聞いたら

明日

という。
で、魔法使いが豪華なドレスやケーキなどを用意してくれたけれど、シンデレラは『もっとシンプルなのがいい』と思うけれど、自分では魔法使いに伝えられず、友達のねずみが伝える。魔法使いはシンデレラのためにいろいろとしてくれているのだから、自分で伝えればいいのに。

衝撃的だったのが

招待状も魔法使いのヘルプのもと発送

したこと。仮にも一国の王子が結婚するというのに、招待状の発送が結婚式の前日はないでしょう…
今までシンデレラは何をしていたんだろう、と思う(こういうことを考えること自体、おとぎ話の世界からは外れていると思うけど)。

そして王子が出てきたのは

最後のページ

のみ。結婚式は女の子の夢で、女の子が好きなようにできる、ということなのか。

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ブドウ畑で散歩する

2016-11-06 17:10:42 | Weblog


近くのブドウ畑に散歩に行った。

何年か前に友達に連れて行ってもらってとても気に入った場所で、毎年行きたかったけれど天気がよくなかったりして今年が2回目。今年は天気がよくて気温も15度くらいあり、散歩日和だった。

区画ごとにブドウの種類によって葉っぱの色が違い、ブドウ畑一帯がとてもきれい。赤い葉っぱの区画はあまりないのが残念。



ちょうどブドウの収穫をしていた。収穫にはお手伝いの人が多く集まり、途中でコーヒーを飲んだりケーキを食べたりして休憩していた。ブドウの収穫自体は手作業。

先日、新聞に「ブドウ畑で

ブドウを味見する

散歩の人が後を絶たない」という記事が載っていたけれど、実際に味見している人がいた。自分ひとり、ちょっとだけ、と思っているのだろうけれど、それが農家の人の収入を減らしている、ということに気が付かないのだろうか…

ブドウ畑はたいていオープンになっているけれど、1か所、

フェンス

で囲まれている区画があった。おそらく、そのブドウは甘いのだと思う。フェンスがないと食べつくされてしまうのでしょう。

また来年も天気が良かったらぜひ行きたい。

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秋の旅行-旧西ドイツエリアと旧東ドイツエリア

2016-11-05 00:03:39 | 旅行
旧西ドイツは、旧東ドイツは、と単純にひとくくりにはできないけれど、今回の旅行で感じたことを書き留めておく。

アイゼナハ(旧東ドイツ)からソクチくんの友達のところ(旧西ドイツ)に行くとき、給油の必要があった。高速道路は使わず、下道を使ったけれど、

ガソリンスタンドがなかなか見つからなかった

。私たちが住んでいるエリアを含む旧西ドイツエリアでは、町を突っ切るメインストリートの町の出入り口付近にたいていガソリンスタンドがある(町と町の間には畑が広がり、町を通過したことは確実に分かる)。
が、アイゼナハを出た後、町を10以上通過してもガソリンスタンドが見つからなかった。比較的大きな町でも見つからなかったので、もしかするとメインストリートから離れたところにあるのかもしれない。


旧西ドイツエリアと旧東ドイツエリアのもう1つの違いは

畑の区画の大きさ

。旧東ドイツエリアの畑の一区画は広大だった。ソクチくんは旧西ドイツエリアに入った時、『畑が小さくなってほっとする』と言っていた。見慣れた風景に安心したようだった。
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秋の旅行-食事編

2016-11-02 01:25:33 | 旅行
旅行の始まりはカフェの軽食を夕食にして

5時半には夕食終了

、8時にはホテルですることがなくて

就寝

(ソクチくんは読書)し、普段化粧がのらないのに今回の旅行では肌がしっとりしてびっくりした。

3日目以降からはレストランで肉を食べ、胃が持たれ気味になってサラダにしたり、と歳を感じることも多くなった。

今回、最も記憶に残ったレストランは2軒。
まずはアイゼナハのレストラン。



Hotel Hännesburgのオーナーに、ホテルの近くに

ルターの時代の雰囲気を味わえるレストラン

がある、と教えてもらい、行った。

写真の真ん中よりもやや左に写っている細く巻いてある紙2巻がドリンクメニューと食事メニュー。テーブルにあいている穴は、

先がとがっているコップ

を差し込むための穴。酔って手がコップにぶつかっても倒れない。
電気の明かりもあるけれど、主にろうそくの明かりで、雰囲気はとてもよかった。レストランはそこそこ混んでいたので、遅めに行く場合は予約をしたほうがいい感じだった。

食事自体は、ルターの時代の物もあったかもしれないけれど、私たちが頼んだのはカモ。自家製のLutherbrot(ルターのパン)がラードと一緒にサーブされた。どちらもとてもおいしかった。


2軒目はソクチくんの友達と一緒に行ったレストラン。



レストランには先客がいたけれど、友達と顔見知りで、『一緒に座ろうよ』となり、同じテーブルについた。ソクチくんは、「こういうの(顔見知り程度の人と相席し、会話する)はもう廃れてしまったと思っていたけれど、小さい村ではまだあるんだね」と驚いていた。

先客のご夫婦はスモーカーで、

レストランのご主人がご夫婦を誘って

外にタバコを吸いに行ったりしていた(多分、料理を作っているのは奥さん)。こういうのも地域密着のレストランならではだなぁ、と思った。

私たちが食事中にも別のお客さんが来て同じテーブルに座ったり、食事後は

カードゲーム

をする男性陣がアルコールを飲みながら集まったりと、楽しそうだった。

このレストランで食べたのはSchäufeleという豚の肩肉(骨付き)を2,3時間ほどオーブンで焼いたもの。肉の皮の部分がものすごくカリカリで、この部分が特に美味しかった。

おいしいんだけど、やっぱり

量が多く

、同じテーブルの女の子がハーフサイズを頼んでいたので、私もそうすればよかった、とソクチくんに言ったら、『子供しか頼めないと思うよ』と言われた…

この写真にコールスローサラダが付いて

10ユーロ(1,200円)

ほどととても安かった。


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