徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

日焼け

2005-07-30 06:09:16 | Weblog
ドイツ人に限らず、ヨーロッパ人の多くは「日光好き」。

サマータイムが3月末から始まるけれど、ちょうどそのくらいの時期から晴れると芝生の上でコーヒーを飲んだり、おしゃべりをしたりするようになる。ドイツの3月なんて、まだまだ寒く、私は「えー、部屋の中にしようよ」と何度思ったことか。

今。メンザ(学食)でも、外のテラスで食べる人が多い。天気がよければ迷わず外。私は肌が弱く、日焼けをすると大変なことになるのでひたすら中で食べている。
講義と講義の間の休憩時間もみんなそろって外で日光浴。

公園へ行ってみると、上半身裸で寝転がったり、遊びまわっている人が多い。みんな、「小麦色の肌」が欲しいそうだ。ベランダがついている寮に住んでいる人は、多くの学生が椅子とテーブルをベランダに置き、日光浴をしながら読書をしたりしている。

あるとき、クラスメート数人で芝生の上でしゃべっていたとき、ドイツ人の女の子が、
「見て見て~、私の腕。小麦色よ。ここにいる誰よりも小麦色だわ」
と嬉しそうに言った。確かに、私よりはるかに小麦色だった・・・しかし、冬になれば私より当然白い。

スペインでは、小麦色の女の子の方がもてるそう。アフリカから来ている女の子は、「女の子はみんな色が薄くなりたい。薄ければ薄いほどいい」と言っていた。そして、「日本は?」と聞かれた。一昔前は小麦色の肌がもてはやされたけれど、今は「美白」?

日本では、紫外線の危険性が認識されているけれど、ドイツではあまり危険性については関心がないようである。といっても、ベビーカーにはちっちゃい日傘がついていることが多いので、赤ちゃんに関しては危険性が認識されているようであるが。
しかし、大人はダメですね。「紫外線危険なのよ」と言っても、「日本より少ないから大丈夫」と返ってくることが多い。でも、DNAが傷ついちゃっているんだよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする