徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

誕生日

2007-06-30 16:20:15 | Weblog
先日、ドイツで3回目の誕生日を迎えた。日本を出国したときは2年のドイツ滞在の予定だったので、本当に「思いがけず」だった。

誕生日当日、両親や日本の友達、ドイツでできた友達などからお祝いのメッセージをもらった。日本の友達は少し前に2人目を出産したばかりで忙しいはずなのに、いつまでも私の誕生日を覚えていてくれてとてもうれしい。

写真はタンデムくんから1日遅れで(メッセージは当日にもらった)もらった誕生日プレゼント。携帯で撮った写真だから、あまり画質がよくない・・・

私の誕生日当日は彼はスイスに面接に行っていたみたいで、プレゼントはスイス製のチョコレート。マンゴー味がおいしかった。

賞味期限が大事だよ

と言いながらチョコレートをひっくり返してみた。

え、今日の日付なんですけど

彼もこれにはびっくりしたみたい。ちょっとあせっていて面白かった。

今日中に食べてね

と、どこまで本気なのか分からない発言もあった。私は基本的に賞味期限は目安で、最終的には自分の鼻を信じるので、あまり気にしないけど。

でも、チョコレート、とてもおいしくてその日のうちに完食してしまった。

タンデムくんはこのときの面接に行った会社に就職が決まり、来月、スイスに引越し。寂しくなるな。
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アイスコーヒー

2007-06-29 05:28:06 | Weblog
ドイツで「アイスコーヒー」と言うと、

コーヒーにバニラアイスが入り、さらにクリームのトッピング

のもの。日本の「アイスコーヒー」の「アイス」は「氷」のアイスだけど、ドイツでは

「アイスクリーム」の「アイス」

ランチの後、メンザのカフェでコーヒーを飲むけれど、1ヶ月ほど前から「アイスコーヒー」が売られるようになった。冷たいコーヒーにバニラアイスを2すくい+クリーム。

私の研究室の人もアイスコーヒーが好きだけど、カロリー高いし、金額も高い(2ユーロ)なので、暑い日は

Kaltkaffee, bitte

(kalt=cold=冷たい、Kaffee=coffee=コーヒー、bitte=please=お願い)と言って日本式の「アイスコーヒー」(氷なし)をオーダーすることが多い。この「Kaltkaffee」はメンザカフェのメニューにはないけれど、冷たいコーヒー(甘くない)をカップに入れてくれ、普通のコーヒーと同じ値段。ちなみに、ガムシロップはない。

Kaltkaffeeをオーダーした人に聞いてみた。

Kaltkaffeeって一般的なの?例えばスタバでもオーダーできる?

と。返事は、

まぁ、Kaltkaffeeは一般的なんじゃない。「熱いコーヒー」の反対で「冷たいコーヒー」ってことで。スタバでオーダーはどうだろうね。どの値段にしていいのか分からないだろうし。試してみたら?

ということだったので、スタバで試してみた。「Kaltkaffeeはありますか?」と聞いたところ、

あります

という返事だった。でも、その後、ドイツ語でペラペラっと説明され、よく分からなかった。が、オーダーしてみた。

フラペチーノだよ、これ

と言うものが出来上がった。甘いし、ミルクは入っているし、で、思っていた「アイスコーヒー」とは違った。

「Kaltkaffee」を教えてもらった人に早速報告したところ、

今度は「ピュアな」ってつけたらどう?

と言われた。これはまだ試していない。

知り合いの日本人の人はスタバでアイスコーヒーを飲みたいときは、

今週のコーヒーをオーダーし、カップを2つと氷をもらって自分でアイスコーヒーにするそう

これも1つの手ですな。
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スターバックス

2007-06-28 04:44:31 | Weblog
3年前にはなかったのに、今は3,4軒、街中にある。もう、日本でスターバックスのコーヒーがいくらだったか忘れてしまったけれど、ドイツでは

カプチーノ、ラテのショートが3ユーロ

た、高い。でも、やっぱりおいしい。メンザの80セントコーヒーとは違う。店内もソファがメインで、ゆっくりくつろげるのがうれしい。

ここのスターバックス、あまり陶器のカップに入れてもらうことはない。店内で飲む、って言っても紙コップで出してくれることが多い。

注文をとるとき、

名前は?

と聞かれる。答えると、紙コップにマジックで名前を書いて、コーヒーが出来上がると名前を呼んでくれる。確かに、カプチーノとかだと他の人とかぶることが多いから、名前を呼んでくれるのはありがたい。

が、日本人の名前に慣れていないドイツ人。1回では聞き取ってくれない。たいていは名前を伝えてから最初のアルファベットを言うと(大まかには)正しく書いてくれるけれど、この前は、スペルアウトをしたにも関わらず

子音は合っていたけれど、母音は全滅

だった。でも、

書いた人と読む人は違ったけれど、大体正しく読んでくれた

のはすごい、と思った。後でスペル見てみたら、「よくこれで大まかにでも正しく読めたよね」って感じだった。間違えた母音の上からあっているのかいないのかとても微妙な母音が上書きされていた。

でも、やっぱりスタバ大好き。
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プロジェクト-攻防

2007-06-25 05:51:12 | 勉強
私が参加しているプロジェクトは、毎日ラジオゾンデを飛ばしたり、ライダーを動かしているわけではない。天気予報を元に、convection(対流)がよく起こりそうな日をIOP(Intensive Observation Period)と呼び、その日に観測をする。

IOPかどうかは途中で変更になることもあるけれど4日後まで予報されている。オランダやイタリアなどから来ている人もいるので、「完全OFF日」というのが早めに決まれば一時帰国する人もいる。

いつIOPを行うかは毎朝7時からのオペレーションセンターでのミーティングで決定される(翌日以降のIOPについて)。オペレーションセンターに滞在したとき毎朝私もこのミーティングに参加した。といっても、ドイツ語だったので、あまりよく分からなかったけど。

週末、天気予報的には「ちょっと面白そうな天気になりそうだ」と報告され、1人は「土曜日、IOPにしよう」と言い出したが、別の1人が、

天気予報だけを元にIOPかどうかは決めてはいけない。観測する人たちのことを考えないと

といいだした。観測するときはチームによっては朝4時から翌深夜1時まで観測したりする。さらに、土日くらいは休日にしてもいいのでは?ということらしい。で、IOPにしよう、と言い出した人が、

自分は観測しているチームみんなとコンタクトを取っていて、彼らはとてもモチベーションが高いから大丈夫だ。こんなに興味深い日はもう来ないかもしれない

と。私はかなりこの人寄りで、3ヶ月という短い期間の中、取れるデータは取っておきたい、と考えるので、最終的にこの週末が完全Offになったのは意外だった(天気予報が変わったのかもしれないけど)。

その後、とある観測場所に行った。そこは2人でやっている。彼らはIOPだと朝4時くらいから午後11時くらいまで観測する。

ある日、そのチームからオペレーションセンターにSOSが入った。

誰か手伝える人を回してくれないか

と。たまたま来ていた学生さんが現場に向かった。

その日の夜、SOSを出した人と一緒に夕食を食べた。彼は2人で観測しているから

食事をする時間もない。1時間も自由になる時間が無い

と言い、その日手伝いに来た学生さんに関しては、

戦力になる人が欲しいんだよ。今日教えれば2,3日後に使えるようになるかもしれないけれど、「今」欲しいんだよ。自分はいつか、教授になりたいと思っているから、教えるのはかまわないけれど、「今」は無理

なんか、ものすごい現実を見ちゃった気がする。この彼は陽気なイタリア人だけれど、会ったとき、ものすごく疲れている感じがしていた。その理由を見た、って感じだった。翌日、オペレーションセンターからその彼に連絡をした。

今日も学生、必要?

当然、断っていました。

土曜のBBQのとき、IOPの話になった。

月曜のサイエンスディレクター(日替わり)はAなんだよね。彼さ、IOP好きじゃん

この後、特にだからどう、っていう発言はなかったけれど、やっぱり現場と指令では温度差があるのかしら。

今のところ、毎週末(土日)完全Off日。こういう攻防が繰り広げられているのかしら。でも、今週は完全Off日ではないけれど、IOPをしない日が何日かある予定なので、今週末はどうなるかしら・・・?
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BBQ

2007-06-24 17:47:12 | Weblog
今週月曜、プロジェクトの期間中現地観測するチームの1人が「測器が壊れた」と言って大学に戻ってきたとき、私のオフィスにもよってくれた。

今週末、BBQするんだけど、あおも来る?土曜か日曜は水曜までに連絡する

と誘ってくれた。が、木曜になっても連絡がない。別の予定を入れようかと思っていた金曜日、別の研究室の人が、

あおもBBQ行くんでしょ?僕の車で。3時に学校集合でいい?

とやってきた。まだ土曜か日曜かも聞いてないんだけどなぁ・・・とりあえず、その彼にBBQの詳細の書かれたメールを転送してもらった。

教授主催のプロジェクトに関わる人の親睦会のようなもの

で、

(確認はしないといけないけど)多分、ベッドは確保できる

ということが書かれていた。誰も「泊まり」って言ってなかったのに。あわてて車に乗っけてもらう人のオフィスに言って「あなたは泊まる予定なの?」と聞いた。

たぶんね。あおは泊まらないの?

・・・あなたの車に乗せてもらわないと帰ってこられないんだけど。こういうとき、車を運転できないって不便。選択権なし、ということで、土曜日、泊まりの準備をしていたら、電話がかかってきた。

予定変更。学校の近くでBBQするから4時大学集合ね

どうやら、教授の娘さんが病気になったようで、急遽キャンセルになった。ちょっと遅れて4:15ころにに大学に到着した。

誰もいないじゃん。もしかしておいていかれた?

5分待って誰も来なければ電話しよう、と思っていたら、研究室のドイツ人女性+その娘さん到着。

誰も来てないの??あんなにあせってきたのに

と、別の研究室の人にTelしだした。

彼はあと5分で到着するって。でも、彼のあと5分は15分なのよね~

彼女の言うとおり、彼は15分ほど遅れて到着。結局たった5人がそろったのは5時近かった。外国って・・・

そんなこんなでBBQ開始。久々にプロジェクト関係以外の軽い話が研究室の人たちとできて楽しかった。
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不満をぶちまけてみた

2007-06-23 04:13:19 | 勉強
これまでも教授がアポイントメントをぶっちしたり、誰も私の面倒をみてくれない(これは私もそんなに「助けて~」アピールをしなかったのも悪かった)、などなど不満だらけだったけれど、今回、オペレーションセンターで仕事して本当に不満がたまり、

研究室のポスドクにメールを書いた

2月に教授と話をしたときはそのポスドクも「スーパーバイザーだから」といわれていたけれど、実際は私の研究には関わっていなく、今回、話をして「え、そうだったの?」ということが続出した。

彼はとてもいい人なんだけれど、なぜか今回、私の教授に対する不満のぶつけ先となってしまった(多分、オペレーションセンターに3泊4日滞在したときにちょっと距離が近くなったから)。

メールには、

私、修士課程の学生だから、指導の下、研究をするんだと思うけれど

教授は「あおがリーダーだから」って言うけれど、私の知らないところで重要な決定がされているから教授が「これ、もう確認しているよね?」と聞いても私は初耳のことが多い。こんな状態でどうしろというの?

ということをつらつらと書いた。

2日後、彼から返信が来た。

科学っていうのは時にいらいらさせられるものだよ

ドイツでは修士課程の学生も自分で問題を解決するんだよ

と。なんとなく、話がかみ合っていない気がした(もちろん、「自分で問題を解決する」けれど私が言いたかったのは「指導の下」解決するのでは?指導者が解決へのヒントをくれてもいいのでは?ということだった。それに、いらいらしているのは私ではなく「教授」)が、不満をぶちまけたせいでとてもすっきりとした。

さらに、彼の返信メールに

このプロジェクトではうちの研究室には衛星データに詳しい人はいない。でも、EUMETSATに聞けばいいんだよ。聞けば絶対みんな助けてくれるから

とあった。結局、研究室の人には研究の方向のアドバイスはもらえるけれど、実際にデータをこうしてみたら、とかのアドバイスはもらえないってことね。

ちょうどポスドクにメールを送信したあたりから教授からメールが多く届くようになった。ただ単に状況報告したメールにも

very good

とか、あまり意味のない返信が届くようになった。

おかしい・・・

もしかして、ポスドクに出したメールの話が教授に伝わったのかしら・・・?と思ってポスドクに確認した。

もちろん話してないよ。でも、あおの研究については話をしたけど

と返事が来た。単なる偶然だったみたい。

彼と教授はなぜか私はオペレーションセンターで週の何日かは仕事をしたほうがいい、と主張しているので、また行くことになる気がする・・・
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ファッションチェック

2007-06-22 05:44:47 | Weblog
自分のことは棚に上げてドイツ人の男子学生のファッションについて(もちろん、「全員」ではない)。

年間通して気になるのは

シャツがパンツの中にきちんとしまわれていること

普通のT-シャツなら外に出してきている人も多いけれど、推定年齢27~28歳以上はシャツがパンツにinしている人が多い気がする(お腹出ているのが強調されるのに。それともお腹が出ているのはステータスなのか?)

今、ドイツも結構暑い。なのに、

靴下大好き

なのはなぜ?靴下+サンダルはOKなの?シャツをハーフパンツにinして、靴下を履いてサンダルを履くのはOKなのでしょうか・・・?

シャツも多色使いが多い。もう少し色を少なくすればいいのに・・・って、多分、ドイツ人から見たら私のファッションって全然だめ、なんだろうな。

研究室にオーストリア人がいる。彼はシャツは必ず外。靴下は履いているけれど、サンダルははかない。ハーフパンツもはかない。シャツは単色が多く、まぁ、日本でよく見かけるファッションとそんなに変わらない(気がする)。

その彼とドイツ人のファッションについて話をした。彼曰く、

ほら、ドイツは寒いじゃん。シャツはちゃんとパンツにしまわないと冬、凍えるから。靴下もはかないと大変なことになるじゃん

その点、日本は寒くないでしょ?だからファッションが違うんだよ

なるほど。日本も寒い地方は寒いけれど、この彼の発言には結構納得。彼自身も話しているうちに「そうに違いない」と思い始めたようで徐々に興奮してきて面白かった。
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オペレーションセンター-仕事

2007-06-21 05:52:43 | 勉強
オペレーションセンター滞在1日目に分かったことは、

ここでも衛星データを受信しているけれど、処理できなくて今、受信を止めている

ということだった・・・え。「止めている??」前に聞いたのは「不具合があって受信できない」ということだったのに。どうやら、「データを処理できない=大量のデータがPCに蓄積されるだけ」ということで、受信を止めたらしい。

とりあえず、10日ほど前に受信したデータをもらい、視覚化してみた。

画像が足りない・・・

画像とデータを見比べ、ソフトが悪いのか、受信データが悪いのか、格闘すること1日(今回は衛星データを直接受信、と言うことで前までとデータフォーマットが変わり、悪戦苦闘した)。

受信データが足りない

ことに気がついた。衛星を打ち上げているEUMETSATに問い合わせるも、木曜日は祭日、金曜は公休日、と言うことで結局話ができたのは週が変わってからだった。

この件に関して、教授がものすごくいらいらしだした(だから私の滞在が1日長くなった)。「これは緊急なんだから、EUMETSATに電話して緊急連絡先を聞いてくれ」と。挙句の果てに、

あお、この件に関してはあおがリーダーだから、責任持ってやってくれ

とか、

いちいち他の人に聞いたり、自分に相談しなくていいから

と言い出した。私、修士課程の学生なんですけど・・・(あまりに不満がたまってその後、研究室のポスドクに不満をぶちまけた。が、状況は変化せず)

学校に戻って10日ほど経ったけれど、いまだに受信データが欠けている。待てない私は教授に相談の上、EUMETSATにオーダーした。今、そのデータ待ち。先週末にオーダーしたので、早ければ今週中に届くはず。早く届くといいな。

これが、3泊4日の成果。少ない・・・というより、本当にオペレーションセンターに滞在する必要があったのだろうか。
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オペレーションセンター-宿泊

2007-06-20 05:13:29 | 勉強
プロジェクトが開始された日、オペレーションセンターに行った。この日の帰り、教授に「今度は泊まりで来ることが必要じゃないか」と言われた。

正直、特にオペレーションセンターに来る必要性も感じなかったけれど、「必要があれば」と答えておいた。

月曜日。メールを見てびっくり。
オペレーションセンターの人宛に
「月曜からあおがオペレーションセンターで仕事するから」
とメールが入り、秘書さん宛てには
「あおがオペレーションセンターに行くから、電車のチケットと宿泊場所を確保して」
と入っていた。

あわてて秘書さんのところへ行き、話をした。

翌日から2泊3日で行くことに決定・・・

オペレーションセンターと宿泊する場所は車で30分くらいかかると言う。秘書さんは、

初日は常駐しているポスドクに頼んだけど、まぁ、電車とバスで行けるから。

あ、そうですか・・・不安を胸に翌日朝7時の電車に乗り、オペレーションセンターには朝10時に到着した。早速オペレーションセンターのマネージャーに

あおはさ、ここに来る必要なかったと思うよ。学校でも同じこと、できるじゃん

と言われた。分かっているんだけどね。

当初、火曜日から木曜日の2泊3日の予定だったけれど、教授の強い勧めにより、金曜日まで滞在した。写真は滞在したアパート。どうやら、このアパートがある地域は休暇で長期滞在する人が多いみたいで、

キッチンつきのアパートメント

がたくさんあり、そのうちの1軒の何部屋かを3ヶ月間借りているらしい。長期滞在の人(基本的に3ヶ月間そこに滞在し続ける人)の場合、1DKの広い部屋が用意されていた。

このアパートとオペレーションセンターは車で30分くらいかかるので、常駐している研究室のポスドクにずっと送り迎えをしてもらっていた。

朝6時半出発、夜9時到着

という時間で。朝7時からミーティングなので、それに間に合うように私も出かけていた。疲れた。

2日目。オペレーションセンターからアパートに帰るとき、いつも送り迎えをしてくれていたポスドクが観測場所に行き、オペレーションセンターにその日は戻ってこられなくなり、

教授をアパートまでの交通手段としてアレンジ

してくれた・・・正気ですか?しかも、教授は私をアパートに送った後、自宅に戻った・・・

さて。翌朝の話をポスドクとしていなかったので、また朝6時半に出発するかどうか確認したかったので、彼の部屋の入り口にメモを残した。そうしたら、彼から内線がかかってきた。

「えっと、明日の朝も6時半に出かけるけど、あおも行く?」
「そら、行きますわ」
「本当に??」←もう、笑っちゃってます、この人。
「本当よ。だって、そのほかに選択肢、ないもん」←妙に真剣な私。
「あー、そうだねぇ。じゃ、明日、6時半に部屋に行くから」

無事、金曜日まで寝坊することなく6時半に出発できた。

私、またオペレーションセンターに行くこと、あるのかしら・・・?このとき、「ヘアドライヤーはないでしょう」と思って、日本から持ってきたドライヤーを持っていった。案の定、部屋にドライヤーはなかった。が、

プラグの形を変えるアタッチメント(?アダプター?)を忘れた・・・

結局使えなかった。万が一、「次」があれば、忘れずに持って行こうと思う。
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誕生日パーティ

2007-06-19 05:21:09 | Weblog
クラスメイトの誕生日パーティがあった。彼は一度国に帰り、その後職を探しにドイツに戻ってきた。

夕方5時からグリル(BBQ)パーティとのこと。でも、私は最近忙しく、8時前にお店に寄ってからパーティに行った。

人はまばらだし、炭の準備もできていない

やっぱり「外国」の時間ってこんなもんよね。でも、一緒に行ったドイツ人も「え、まだ炭の準備できていないの?お腹空いて死にそうだよ」と言っていたので、やっぱり8時で準備ができていない、というのは遅いかも。

さて。会場に到着して早々友達のアフリカ人女性に会った。アフリカ人女性は見て知り合いと知り合いではない人が区別つく。が、アフリカ人男性は正直、よく知っている人ならともかく、よく知らない人(挨拶程度の人)は区別がつかない。

その友達のアフリカ人女性の横にアフリカ人男性が1人。

・・・微妙。同期のCに似ているけれど、ここにいる人はちょっと彼よりも太っているわ・・・

というわけで、またしても「私、この人知ってる??」と考え始めた。そうしたら、

あお~。どこ行ってたんだよ。日本に帰っていたの?

と言い出した。・・・知り合いか。誰か彼の名前を呼んでくれ~、と願ったけれど、誰も呼んでくれず、分からなかった。

その後、パーティに人が増え、友達と噂話などをはじめた。そのとき、友達が

人を見分けるのって難しくなっているね。だって、みんなドイツに来たときはこんなに細かったのに、みんな太ったわ

と言い出した。そして、

ほら、さっきまでいたCなんて、ずいぶん太ったじゃない?

やっぱりさっきのアフリカ人男性はCか。それにしてもずいぶん太ったと思う。私が「太った」と感じるくらいだから10kgくらいは増えたのではないだろうか。

パーティの主催者も太ったし、その友達も太った。彼らいわく、

変化はいいことだよ

確かに、そうかもしれないけれど、体重は・・・ね、あまり変えたくないわ。


炭の準備が整うのに1時間くらいかかった。なかなか炭に火がつかず、「BBQと言えばドイツ人」と言うことで、先ほど「お腹空いて死にそうだよ」といったドイツ人が自主的に手伝った。よほど見ていられなかったのでしょう。

実際はサラダやポテト、カレーなど、持ち寄りの食事もあるので、空腹に耐えられない、と言うことはない。

通常、バースディケーキは深夜12時に用意されるけれど、今回は彼の国の時間の深夜12時にもケーキが用意された。用意したケーキは冷凍のケーキだったけれど、電子レンジがなく、解凍が中途半端だった。でも、結構おいしかった(味覚が変わってしまったのかも)。

久々に同期の友達(もう、数人しか残っていない)と会えて楽しかった。


後日。
バスの中でCとは別の同期のアフリカ人男性に会った。「あお~。日本に帰ったんじゃなかったの?いつ戻ってきたの?」

・・・えっと。日本には戻っていないけれど。

Cがさ、あおはもう日本に戻った、って言っていたからさ

Cとはもうかれこれ1年以上会っていなかったと思うのに、どうしてそんなに適当なことを言うのかしら。
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