徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

床下から発掘されたもの

2022-11-23 16:44:03 | Weblog


床下の管交換の工事は割と順調に進み、穴が埋まった。フローリングはまだなので、

コンクリートむき出し

となっているけれど、とりあえず穴がふさがったので落ちる心配がなくなったのはよかった。

穴埋め業者さんが帰るとき、廊下に写真右端のナイフが落ちていたので、忘れ物ではないかと思って業者さんに声をかけた。


それ、穴から出てきました

よ』と言われた。確かに、「錆錆のナイフだな」とは思ったけれど。
古さから見て今まで配管工事に来てくれた業者さんではなく、

1960年代に家を建てたときの関係者

の忘れ物ではないかと思う。

ナイフの刃に「GEBRUEDER BECKER」(ベッカー兄弟)、「SOLINGEN」(ゾーリンゲン)の文字とともに、この会社のロゴマークのイラストが彫られていたので、それを手掛かりにソクチくんがネットで調べたところ、この会社は1860年代頃の創業で、戦後まもなくネイルケア(爪切りはさみや爪やすり)に方向転換したらしい。

写真の左2つはあお家にあるナイフ。ソクチくんの大叔母さんが使っていたものなので、こちらも一番左が1980年代頃、真ん中が1970年代頃、と、割と古い。
が、それでも比べてみると、今回発掘されたナイフは
・持ち手も刃も比較的まっすぐ
・左2本は持ち手と刃の間に持ち手が出っ張った部分があり、安全面が考慮されているけれど、一番右のナイフにはそれがない
といった違いがみられて面白かった。ちなみに、3本とも持ち手は木でできているけれど、今回発掘されたナイフは手作業で作ったようで、

表側と裏側で若干形が違っていた



このナイフは工事自体には使用されず、業者さんがパンやりんごなどを切ったのに使ったのではないか、など、ナイフ1本からいろいろ想像できて面白かった。
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工事の進捗-水道管交換編

2022-11-02 17:55:03 | Weblog


今週初めにやっと自宅に戻ってきた。
とはいえ、あお家の洗濯機はまだ使えないので、大家さんの洗濯機を少し借りつつも、しばらくは週末は洗濯のためにソクチくんの実家に居候生活が続きそう。

溶接で塞げなかった暖房の管の穴は、結局管を取り換えることで解決することになった。写真の少し左側に掘られている部分(写真の赤い管が今回交換した暖房の管。青い管が今回交換した水道管)。

交換しに来てくれた人が、『

水道管もやばいんじゃない?

』と言い出した。水道管は暖房の管よりも下側に埋められていて、暖房の管の水漏れにより水道管も影響を受けたよう。早速大家さんが水道管会社に連絡し、状況を見に来てくれた。



もう少し先の水道管の状況も見たほうがいい

ね』ということで、床をさらに掘り進めた。床の穴は玄関から続き、写真右側がバスルームのドア。写真手前側にキッチンとリビングがあり、このまま掘り進めると再び居候生活?と心配になったけれど、バスルームまでで終了となった。

新たな水漏れも確認されなかったので、この後は

穴を埋める

のだけれど、この管と同じところに電気ケーブル(庭で使用のため)もあり、そのケーブルが

ほぼ切断されている

ので、大家さんがそれを何とかしてから穴を埋める作業が始まる。バスルームから出ると穴があるので、落ちないようにしないと。

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