徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ロマンティック街道旅行-アウクスブルク編

2005-09-30 16:41:09 | 旅行
アウクスブルク観光は賞味半日。私はアウクスブルクは2回目で、前回来たとき、ほぼ見尽くした。が、市庁舎の「黄金のホール」(写真)は見ていなかったので、行ってみた。

金箔で豪華!!

いや、でもここ、市庁舎のはず。なんでこんなに豪華なホールがあるのだろう。前は別の用途だったとか??と思い、聞いてみた。そうしたら、最初から市庁舎とのこと。17世紀前半に建てられたのだけれど、第2次世界大戦で破壊され、終戦後、同じように再建築された、とのこと。ちなみに、17世紀に市庁舎が建てられる前もその場所には市庁舎があった、と。聞いてみてよかった。

奥の部屋には姉妹都市提携している世界中の都市(日本は2都市)からの贈り物が飾られていた。日本の2都市はかなり前から提携しているようで、たくさんの日本の品々があった。花嫁衣裳や人形など。

アウクスブルクの大聖堂のステンドグラスの中に世界最古のステンドグラスがある、というので見に行った。よく分からなかったので、販売されている絵葉書で確認。多分これかなぁ・・・?というものを見てきた(←勉強不足)。

そして、泊まったホテルの近くに世界最古の福祉施設・フッゲライがあったので、外観だけ見学。グループで見学している人もいた。

こんな感じでロマンティック街道旅行が終了。スリや置き引きなどにあわず、無事終了できてよかった。
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ロマンティック街道旅行-ミュンヘン編

2005-09-29 21:25:02 | 旅行
ミュンヘンは9月17日からオクトーバーフェスト。ということで、ミュンヘンのホテルは満室or高額、ということでアウクスブルクに宿泊し、ミュンヘン観光をした。といっても、1日しか観光時間がなかったので、マリエンプラッツ周辺+オクトーバーフェストだけ。

マリエンプラッツでお決まりの「新市庁舎の仕掛け時計」を見、フラウエン教会のタワーに上り(エレベーター)、そしてレジデンツへ。

レジデンツ博物館はかなり広かった。オーディオガイド(日本語なし)を借り、面白そうなものだけ解説を聞いたが、それでも2時間くらいはかかった。中には、写真だけぱぱっと撮って駆け足で回ってしまう人もいた。

デパートに行ってみたら、バイエルンの民族衣装らしき服が大量に売られていた。かわいいのだけれど、「いつ着るの?」という感じだし、そもそも胸のサイズが違うので試着もしなかった。

そしてオクトーバーフェスト。人・ひと・ヒト。さらに、

衣装を着ている人が男女とも多い!!

デパートで見た民族衣装らしき服はここで使われるのね・・・日本でいう「花火大会や夏祭りに浴衣で行く感じ」でしょうか?

写真はオクトーバーフェストの会場にあった「空中ブランコ・ドイツ版」。写真はタイミングが悪く、タワーの真ん中辺にブランコがきてしまったが、もちろん、最上端までブランコは上がる。

ドイツのこういうお祭りのときに出没する移動遊園地はどう見ても絶叫物が多いような気がする。ジェットコースターはぐるぐる回るし、フリーフォールはあちこちにできているし。私が乗った観覧車はそこそこのスピードで10周以上した(絶叫物ではない)。

テントの中でビールを、と思ったが、既に満席&かなり出来上がっている人もおり(テーブルの上でダンス)、とても日本人女性2人で入れるような感じではなかったので、テントではないレストランに入ってビールとミュンヘンソーセージを頼んだ。

ここでもいい感じに出来上がっている人が出没し、会場のどこかで配っていたと思われる造花を私にプレゼントしてくれた。

ミュンヘンは大都市だけれど、歴史的な建物がいくつも残っていていい感じで街がまとまっているように思う。
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2005-09-29 17:01:11 | Weblog
写真は寮のそばで撮った紅葉し始めた木&紅葉している木。秋なんだなぁ、と思う。去年見て驚いたのだけれど、ドイツの赤く紅葉した葉っぱは本当に真っ赤できれい。

そういえば、暑い国出身のクラスメートは紅葉する木を見たことがなく、驚いていた。さらに赤い葉っぱを押し葉にしていた。

秋がどんどん近づいてきている。朝も7時くらいからしか明るくならないし、夜も8時を過ぎたら暗い。あと1ヶ月ほどでサマータイムも終了だから、(たいした夏はなかったけれど)だんだん秋になり、あっという間に冬になるのでしょう。

去年、ドイツで「柿」を見つけた。日本のものよりも大きかったけれど、「Kaki」として売られていた。日本がオリジナルなのでしょうか?1つ買ってみたけれど、残念ながら大して甘くなかった。
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ロマンティック街道旅行-ホーエンシュバンガウ編

2005-09-28 16:33:21 | 旅行
ノイシュバンシュタイン城とホーエンシュバンガウ城へ行った。コロマン教会へも行くことを考えたが、ホテルの人もあまり詳しくは知らないようだったので断念。

ノイシュバンシュタイン城へは3回目。それでも「人工の鍾乳洞」は前回、前々回は見たかなぁ・・・という感じだったので行って間違い、ではなかった。ホーエンシュバンガウ城へは今回が初。今までは気にはなっていたものの、見学していなかった。

今回、ノイシュバンシュタイン城は朝9時すぎのツアーに参加した。そうしたら、他の日本からのツアーや個人客の人と一緒に、日本語のテープの解説で回れた。前回は、オーディオガイドツアーで、機械を持っての移動だったので腕が疲れたので、今回、機械が不要でよかった。

中は、ルートヴィッヒ2世は本当に白鳥を好きだったんだなぁ、と感じることができる。ところどころ白鳥の置物が置かれていたし、洗面にしても、水の出てくるところが白鳥の口だったりして。ドアの取っ手も白鳥型にしてあったり。

朝9時に「ノイシュバンシュタイン城の全景を見られるマリエン橋」に着いたが、霧がかかっていて良く見えなかったため、お城の観光終了後、再び戻ってきてみてみたら、すばらしく良く見えた。

そして次はホーエンシュバンガウ城へ。こちらは日本語のオーディオを貸してくれた。ルートヴィッヒ2世がモデルとなって作られた大理石の胸像もあった(ルートヴィッヒ2世はあまりモデルにならなかったようである)。写真は、お城の裏側(?)で見つけた噴水。ここでも白鳥(らしき鳥)が・・・

どちらのツアーも40分くらい。両方とも日本語で解説を聞くことができるのがありがたい(英語の直訳、という感じで、決してこなれた日本語ではないけれど)。
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ロマンティック街道旅行-ローテンブルク編

2005-09-27 00:31:24 | 旅行
ヨーロッパバスでお昼過ぎに到着し、観光開始。まず、市議宴会館の仕掛け時計を見、市庁舎のタワーに上り町並みを眺めてみる。それほど高くない塔なので、特に「感激」はなかった。

博物館を2つ(人形とおもちゃ博物館・中世犯罪博物館)を見学。おもちゃ博物館にはバービー人形やお雛様なども展示されていた。

ガイドブックによると「プレーンライン」と呼ばれる場所がローテンブルクで最も美しい一画だそうなので行ってみる。

いい感じで工事中。黄色いパワーシャベルまであるよ・・・

そして城壁の上を歩いてみる。途中にあった家が写真の「旧鍛冶屋」。城壁の上から見えるローテンブルクの街は「日常生活」そのままだった。洗濯物を乾してあったり、ブランコがおいてあったり。

夜は夜警のガイドツアーに行ってきた。夜警の格好をしたお兄さんと一緒にローテンブルクの街を1時間ほど散策するもので、なかなか面白かった(特にお兄さんのトーク)。ただ、50人くらいを引き連れてぞろぞろと歩いたので、「風情」という点ではマイナス。

ローテンブルクにはテディベアを売っているお店や、一年中クリスマス物を売っているお店など、ショッピングも楽しめる街だった。クリスマス物を売っているお店では、買い物をすると「次回」3%割引になるカードをもらえるようで、知らない人からそのカードをもらい、3%引きで友達は香炉やクリスマスツリーのオーナメントなどを購入。

オーナーが日本人で、日本円の使用がOKのお店があったり、日本人の店員さんがいたり、と、日本人にやさしい街でもあった。
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ロマンティック街道旅行-ヴュルツブルク編

2005-09-26 17:14:07 | 旅行
ガイドブックを参考に見所をほとんど回った。

レジデンツでは、「階段の間」のフレスコ画が修復中で残念だった(そのかわり入場料が通常より1ユーロ安くなっていた)。とても大きく、たくさん見る部屋があった。庭園も「季節の花」が寄せ植えされていてきれいだった。

レジデンツの付属教会はとてもかわいらしい教会だった。その日の午後、その教会で結婚式を挙げるカップルがいたようで、関係者が花を飾ったり、準備していた。

写真はマリエンベルク要塞の「領主の庭園」。実際は枯れている花があったりして驚くほど美しい!というわけではなかったけれど、写真で見てみるとやはり美しい。また、その庭園から見ることができるヴュルツブルクの街もきれいだった。

彫刻家・リーメンシュナイダーを初めて知った。ロマンティック街道沿いの街(だけではないかもしれないが)には彼の作品がたくさんあるようだった。

お昼くらいから徒歩で観光を開始し、夕方には行きたい場所すべてに行くことができたので、やはり小さい街なんだなぁ、と思った。
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ロマンティック街道旅行-ホテル編

2005-09-25 02:49:15 | 旅行
今回泊まった街は、フランクフルト、ヴュルツブルク、ローテンブルク、ホーエンシュバンガウ、アウクスブルクの5都市。ヴュルツブルク、ローテンブルク、ホーエンシュバンガウのホテルは日本の旅行代理店で手配しただけあって、お値段もそこそこ、中身も問題なし、だった。ホーエンシュバンガウで泊まったホテル(シュロス・リスル)には日本人スタッフもいた。

私が手配したのはフランクフルトとアウクスブルク。友達には悪かったけれど、お値段重視で選んだ。フランクフルトはメインステーションに近いと高かったので、空港とメインステーションの間の駅にあるInnside Premium Hotel Frankfurt Niederradのホテルを予約した。まだオープンして間もないようでとてもきれいな、モダンなホテルだった。サウナもあった。バスタブ付きのダブルルームを85ユーロで提供しており、朝食も豪華、部屋のミニバーは(ビール・水・ジュースしかないけれど)飲み放題、というホテルだった。

が、バスとトイレは別々だが、トイレに手を洗うための水道がない、洗面のシンク脇に石鹸を置くトレイがない、など、微妙に使いにくいところもあった。

アウクスブルクではHotel Jakoberhofに泊まった。バス・トイレ、簡単なキッチン付きのダブルルームで1泊64ユーロ。シャンプーやボディソープはなし。母屋と別棟があり、私たちが泊まったのは別棟。

日本語のウェブサイトがあり、(あるガイドブックによると)三代目の経営者の奥様が日本人との事。ご主人も気さくな方で、少し日本語を話すようだった。

予約からチェックインまでこちらが不安になるくらい何もなかった。予約も、名前とチェックインの日、チェックアウトの日を伝えただけで、「午後6時以前にチェックインすればクレジットカードの番号も不要」だったし、チェックインのときも、(三代目ではない)フロントの人が「日本人?」と聞き、私が「はい」と答えたら鍵をくれた(名前の確認もなし)。名前も住所も何も書かなかった。このシステムでホテル代取れなかったことないのかしら・・・?

私的には、値段の割りにとても満足のいくホテルだった。今回使ったホテルはどこも、「また行くのなら泊まってもいいな」というものばかりだった。
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ロマンティック街道旅行-ヨーロッパバス編

2005-09-24 00:12:12 | 旅行
ロマンティック街道を移動するのにヨーロッパバスを利用した。ロマンティック街道の街を見ながら移動するわけだが、いくつかの街で10~15分くらいの休憩を取る。ヴァイスカースハイムではバスが止まったところにお城のガイドさんが待っていてくれ、希望者は有料(60セントユーロ)でお城をざっくりと見学することができた。写真はお城の内部。バロック庭園のお庭もステキだった。

1日目はヴュルツブルク~ローテンブルク、2日目はローテンブルク~ホーエンシュバンガウまで乗った。1日目の運転手さんは休憩の後、人数を数えて出発していたが、2日目の運転手さんはローテンブルクで人数を数えていたにもかかわらず、1人乗せないまま出発し、少ししたら乗り遅れた彼女が走ってきてバスが止まり、彼女を乗せ、運転手さんは、

時間通りに戻ってきてください。今回、(指を指しながら)1人遅れてきましたが、今後はそのようなことがないように。

とアナウンスした。確かに遅れてくる人も悪いけれど、人数を数えたんじゃないの??ちゃんと数えずに出発したあなたは無罪なの??私はとても慎重になった。いつか置いていかれるのでは、と。

その後もいくつかの都市で休憩を取りながらアウクスブルクまで南下したとき、事件は起こった。アウクスブルクでは15分くらいの休憩が取られたが、時間になっても私の前のシートに座っていた女性2人組みが戻ってこない。

運転手さんはざっくりとまた人数を数え、バスを出発させた。おいおい、2人も足りないじゃん。私はあわてて運転手さんに駆け寄り、バスを止めてもらった。

私:2人乗っていないんですけど
運転手さん:どの人よ?
私:(どの人って言われても知り合いではないんですけど・・・)日本人女性2人連れです

と会話しているときに彼女たちが戻ってきたので無事乗車。2人連れの片方の女性とは、アウクスブルクに止まる直前に少し話をし、フュッセンまで行く、と聞いていたのでとりあえずバスを止めてみた。もし、話をしていなかったら、「いないんだけどなぁ・・・」で済ましていたかもしれない。

スーツケースなど、大きい荷物はバスのラゲージルームに預けなくてはならないので、もし、乗り遅れたら大変。
と、ある意味スリル満点のヨーロッパバスだった。

しかし、日本人が多いだけあって日本語で街のアナウンスをしてくれるのでとても便利。パンフレットも日本語のものが用意されているし。
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ロマンティック街道旅行-待ち合わせ編

2005-09-23 21:37:12 | 旅行
16日から友達が日本からやってきた。初海外旅行・英語は苦手、ということでとりあえずフランクフルト空港の到着ロビーで待ち合わせ。前回フランクフルト空港へ行ったときは間違ってフランクフルトのメインステーションへ行ってしまったので、今回は間違いなく空港までの切符を買った。

途中、乗り換えを1回して、到着時刻の50分前に空港に到着する予定・・・だったけれど、最初の電車が3分遅れで出発。とりあえず乗り換え時間が10分くらいあるから大丈夫、と思っていたけれど、遅れはどんどん拡大し、さらに、駅ではないところで電車が停車。

結局乗り換えの駅に着いたのは乗るはずの電車が出た後。次の電車まで30分。それでもとりあえず飛行機の到着予定時刻よりは前に空港に到着するはずだった。

友達はJALに搭乗している。空港に向かう電車の中から外を見ていた。

あれ、JALの飛行機・・・

あわてて空港に行き、到着ロビーで到着ゲートを確認。そして、電車の中から見えたJAL機はやはり友達が搭乗していたJAL機のようで、若干の早着。

到着ゲートは・・・第2ターミナル!!

まずい。ここは第1ターミナル。第2ターミナルってどこよ??ちょっとうろうろして「SKY LINE」という第1ターミナルと第2ターミナルを行き来している電車を発見し、無事到着ロビーへ。

無事友達と再会できた。友達が手荷物を預けなければ彼女のほうが少し早かったかもしれない。危ない、危ない。
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悪循環

2005-09-16 17:06:41 | Weblog
大学の寮は一人一部屋。最初のオリエンテーションのときにも、
「2,3週間友達や家族が来て泊まるのは問題ないけれど、2ヶ月、3ヶ月一緒に住むのはだめです」
と言われた。

それにもかかわらず、何ヶ月も一緒に住んでいる人は多い。クラスメートでも1人部屋に夫婦で住んでいる人がいる。同じ寮には「彼女は僕のお姉さん」と言って去年の12月から住んでいる女性がいる(本当にお姉さんかもしれないけれど)。

別の大学の寮では、管理人さんが抜き打ちで寮の部屋の様子をチェックすることがあるそうで、そのとき、なんと、5人で住んでいた、ということがあったそうだ。

私の寮の部屋は日本で住んでいた6畳のアパートよりも広い。アパートに住んでいたときは

パソコン(デスクトップ)を買ったときベッドを捨てた

から。今は机とクローゼット、ベッド、サイドテーブルが備え付けであり、さらに友達が来ても寝るスペースもある。だから、「寝るだけ」と思えば5人で暮らすことは可能である。

さて、何が悪循環か、というと、

ドイツの水道代は日本の3倍

と言われているらしい。つまり、1部屋に2人以上住む→シャワーなど、水を使うことが増える→家賃上昇→1人で家賃をまかなえない→1部屋に2人以上住む、となる。

1年間の寮の契約を先日更新したが、半年しかもらえず、さらに、寮費が23ユーロ上がった。多分、半年後、また寮費が上がるんだろうなぁ、と考えると憂鬱。
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