湯西川温泉で宿泊した翌日は再び日光へ。
東照宮では、五重塔心柱特別公開をしていたので、心柱を見学した。塔の高さは約36メートルで、内部は吹き抜けになっていて、中心を貫く直径60センチの心柱が4層(4階)から鎖でつり下げられ、その下層部は礎石の穴の中で10センチほど浮いているという。もちろん、地上からの見学なので心柱が床から浮いているところのみ見ることができる。
この構造のため、地震に強いのでしょう。
また、初重外回りの十二支の彫刻もじっくりと見ることができた。この十二支の彫刻は、方角(子:北など)を表しているらしい。
前回訪れた時も、『三猿ってここにあるんだ』と思った記憶があるけれど、
やっぱり今回も同じことを思った…
続いて、眠り猫を見ながら奥宮へ。拝殿前で神主さんにお祓いをしてもらった。そこで眠り猫の裏側にいる雀たちの話を聞いた。
最後に薬師堂で鳴龍を見学。本当に頭のところで拍子木を鳴らすと龍が鳴いている感じに聞こえるけれど、別の場所で拍子木を鳴らしても龍は鳴かないことにびっくりした。
陽明門は修理中だった。
日光ではそば打ち体験もした。店主の岡田さんはとても面白い人で、楽しくそばを打つことができた。ソクチくんは比較的器用で、やっぱりそばも上手に打つことができ、岡田さんが『
ドイツで蕎麦屋を開店
するといいよ』と言うので、『いや、そばが上手に打てるだけでは店は繁盛しないんですよね?汁がおいしくないと(と岡田さんが言っていた)』と私が返したら、『
教えに行くから
』と返された。
打ったそばは7割そばで、隣のレストランでゆでてくれる。兄家族の打ったそばは私たちのそばよりも太かったので、ゆであがるまでに時間がかかったようだった。
夜は兄家族の家に泊めてもらい、近所の人とバーベキューと花火を楽しんだ。