徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ミュンスター旅行-観光編

2010-09-08 00:50:31 | 旅行



ミュンスター滞在中、1日半、観光をした。1日はミュンスター市内、半日は近くの『池の上に立つお城』を観光した。

おばさんの家から中心地までは約2.5km、

もちろん徒歩

で。最初に見学したのは三十年戦争終結を記念して建てられた市庁舎(オリジナルは戦争で破壊されたので、復元されたもの)。『平和の間』は公開されているので、見学した。チケット購入の時、『学生2枚』と言って購入したけれど、

学生証の提示を求められることはなかった

次に見学したのは大聖堂(St. Paul's Cathedral)。本当に大きい大聖堂で、中にはいくつものチャペルがあった。この大聖堂には、大きな天文時計があり、私たちが行った午後2時半には、小さい鐘がチーンと鳴った。

続いて、3つの檻が塔についているランベルティ教会(St. Lambert's Church)を見たけれど、これは外観のみ。この教会の塔には、番人(keeper)がいて、彼は、火曜日を除く毎日、夜9時から深夜12時まで、30分ごとに角笛(horn)を吹くらしい。

その次は、プリンシパルマーケット(Prinzipalmarkt)と呼ばれる、商店街を歩いた。小さいお店屋さんがたくさん並んでいて、かわいい雑貨や、洋服が売られていた。

この4つが、

ミュンスターで観るべきもの

らしい。

ミュンスターにもお城(現在は大学の一部)があり、そこに素敵な植物園がある、というので、帰りがてら行ってみた。
途中、『カランカランカラン』と音がしたので、振り返ってみたら、

自転車に空き缶をつなげて走っている若者

を発見した。若者は4人で、自転車は3台。どうやら結婚式を挙げたらしく、花婿が花嫁を乗せて走り、付添いの男性と女性が1人ずつ。ミュンスターは大学の街なので、大学生なのでしょう。自転車の街・ミュンスターにふさわしい結婚式だと思う。

この日、ずっと歩きっぱなしで相当疲れた。ソクチくんも疲れた、と言っていたので、だいたいどのくらいの距離を歩いたのか、地図で計算して見た。

約10km

疲れたわけだ。

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ミュンスター旅行-おばさん編

2010-09-07 00:07:49 | ソクチくん



『ミュンスターに行ったことがないならさ、おばのPCを直しにミュンスターに行くんだけど、一緒に行かない?』とソクチくんに誘われた。手もちのガイドブックでチェックして見たら、

ミュンスターは1ページのみ

こういう機会でもないとミュンスターには行かないだろうな、と思い、行くことにした。
しばらくして予定を聞いてみると、

3泊4日

を考えていることが判明した。『え?週末じゃなかったの?』と思ったけれど、車で行くし、PCを直す合間に観光して、となると、それくらいになるのかな、と思い、気にしないことにした。


当日、朝食をソクチくんの家でよばれた後、荷物の搬入をした(PC修理だから、いろいろ持って行った)。その中に、

寝袋

もあった。『え?もしかしてベッドが足りないとか?』『その寝袋には誰が寝るの?』などと心配になったけれど、その一方で、『でも、そのおばさん、その昔、学生をホームステイさせていた、っていうし』と、楽観する自分もいた。

実際は、

3階部分がアパート

になっていて、私はその3階を使わせてもらった。ソクチくんは2階のゲストルームのベッドに持参した寝袋を敷いた。どうやら羽毛アレルギー気味なため、寝袋を持参したらしい。

庭は広く、パラソルを広げてお茶ができるようにもなっていた。植物がたくさん植わっていて、維持するのが大変そうだけれど、とても素敵な庭だった。


夕食の後、ゲームをした日がある。3種類ゲームをし、そのうち2種類は、さいころを振って遊ぶという、

すべてが運任せ

なゲームと、ドミノ。ドミノも、最初の手札に何が来るか、という運もあるけれど、多少はゲームを自分で左右できる、と思う。ドミノは半分くらいは勝ったけれど、

さいころを振るゲームは全敗(しかも大敗)

した。例えば、さいころの6を出さないとスタートにも立てないゲームをしたけれど、私は何回振っても

1

しか出なかった。ある意味見事だった。
さいころを振るゲームに強いのはソクチくんだった。UNOやドミノはそんなに強くないのに。彼を見ていると、無欲の勝利なのかな、と思う。

写真はミュンスターにある教会。時計の上に、かつて罪人を入れていた檻が3つついているのが見える。

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フェアウェルミーティングその2

2010-09-05 02:32:40 | Weblog
フェアウェルミーティングで送りだしたはずのインド人がドイツに戻ってきている、という情報が入ってきた。あんなに切ない気持でお別れしたのに、2週間という、超短期とはいえ、結構すぐに戻ってきたな。

早速ミーティングを開催。今回はカフェで。ケーキの美味しいカフェなので、みんなそれぞれケーキを頼んだ。私はイチゴのクリームケーキ、みたいなのを食べたかったので、ソクチくんにオーダーをお願いした。

運ばれてきたのは、

イチゴのケーキ

で、クリームがない。ソクチくんはちゃんと正しいケーキを頼んだし、ウェイトレスさんも正しいケーキ名を書いていたのに。『え?』と目が点になっている私を見て、ソクチくんは、『違うって言おうか?でも、

こっちのほうがカロリー少ないよ

』と言ってきた。

そのウェイトレスさんは忙しそうで、頼んだものが全然来なかったり、同じものを頼んで、一方にはスプーンがついているのに、もう一方にはついていなかったり、バタバタしていたので、まぁいいか、イチゴはこっちのほうが多いし、と思い、そのままにした。

2時間くらいしか会えなかったけれど、その間、話は尽きなかった。頻繁に会うわけではないけれど、友達っていいな、と思う。


戻ってきたインド人は、この2週間のドイツ滞在の間にPh.Dの面接を2つ受けるらしい。受かれば、住む街は違うものの、同じドイツ国内に住むことになるので、寂しさは和らぐ。ぜひとも戻ってきてほしい。

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韓国焼肉

2010-09-02 03:08:36 | Weblog
日本語を勉強しているドイツ人たちと韓国焼肉を食べに行った。他のメニューもあったので、別に韓国焼肉を食べなくてもよかったけれど、みんな韓国焼肉にする、というので、私も韓国焼肉を頼んでみた。

肉400g

に加え、韓国料理なので、キムチなどの小鉢がずらっと並んだ。と、ご飯1膳。

私は結構食べるほうなので、ご飯1膳は無理でも、小鉢や肉は食べきれるかな、と楽観していたが、肉を3分の1ほど食べたところでペースが落ちた。それでもがんばって肉は4分の3ほどは食べた(=300g)けれど、小鉢もご飯も残してしまった。

一方、ドイツ人たち(男性のみ)は、というと、

完食

肉も小鉢も山盛りのご飯1膳もきちんと食べた。彼らも相当おなかがいっぱいだったようだけど、『残してはいけない』という教育のせいか、全員完食。素晴らしい。

ソクチくんも一緒に行き、彼も完食したけれど、食後、私にこっそりと、

今度食べる機会があったら、半分でいいね

と言ってきた。やっぱり半分で十分だったのか。
ちなみに、値段は15ユーロほど。15ユーロで肉400gは安い(おいしかったし)。

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DVD-NOKAN

2010-09-01 04:33:22 | DVD・本
ドイツ人の友達に、『「NOKAN」っていう日本映画のDVD借りたから、一緒に観よう』と誘われた。『NOKAN』ねぇ。有名な映画なのかしら。ドイツでDVD販売されるくらいだからきっと有名なんだよね。と思い、考えを巡らせた。

NOKAN→ノーカン→納棺→おくりびと

と、予想してみた。
正解。ドイツ人には結構好評なこの映画、私はまだ観たことがなかった。

最初に笑える場面があり、『あれ、これって意外に笑える映画なのかしら』と思ったけれど、やっぱり人の死にかかわる職業がテーマなため、所々泣ける場面もあった。

正直、私としては、前評判が良く、期待しすぎた部分もあったせいか、ドイツ人が語るほどは良かった、とは思えなかった。演出過剰に感じたところもあったし、もっと人の感情など、深く掘り下げてほしいと思うところもあったし、この演技はどうだろう、と思うこともあり、それほどは入り込めなかった。

が、外国人から見たらテーマは日本ぽいし、日本人が監督して、日本人が演技して、日本で撮影して、と、とても評価が高いだろうな、というのはよくわかる。実際、一緒に観た友達は、『いい映画だったね、ちょっと悲しいけど』と言っていた。

何ヶ月かしてからまた観たら、また違う感想を持つのだろうか。
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