徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

恩師の退官

2011-08-18 00:39:34 | 日本
今年の3月、日本の大学の恩師が退官した。私が在学中に教授だった先生方はもう既に退官されている方がほとんどなので、ずいぶん若くして教授になったんだな、と思う。

物静かな先生で、先生のほうからの積極的な指導はほとんどなかったけれど、学生側からお願いすれば確実に指導してくれる先生だった。

私は観測に一緒に出てもらったり、観測のついでに

先生のご実家にもお邪魔

させてもらったり、とお世話になったので、退官パーティには出席しようと考えていた。
が、結局退官パーティは開催されず、OB・OG会で退官を報告することになったらしい。そのOB・OG会の案内が来たのは

開催4週間前

そういえば、この研究室、1年ほど前にもOB・OG会を開催したけれど、案内が来たのは

10日前

だった。それを考えれば、今回の4週間前というのは早いほうか。

さすがに4週間前のお知らせで休暇を取ってチケットを取って、というのは無理なので、欠席することにした。
先生に花でも送ろうかと思い、幹事の新しい教授(私の在学中は講師→助教授だった)に『研究室あてに花を送ってもいいですか?』と確認したところ、『いいですよ。ただ、最終講義の時にも花を送ってくれた卒業生がいるけれど、

先生は持って帰らなかった

よ』と教えてくれた。
あぁ、そう言われれば、そういう先生だった気がする。

ということで、花は取り止め、メールを送信した。
先生から返事をいただき、相変わらずお元気なようで安心した。次回のOB・OG会には(案内が2ヶ月くらい前にくれば)ぜひ参加したいと思う。
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3軒目の日本食レストラン

2011-08-17 00:23:46 | Weblog
ソクチくんが取っていた日本語コースが終了し、先生と生徒たちで日本食レストランに食事に行く、というので、私も行ってきた。

今回行った日本食レストランは、

シンガポールで修業した中国人

経営の日本食レストラン。ウェイトレスさんたちはアジア人だけれど、日本人ではない。お店はカウンターと

掘り炬燵

があり、小さいお店ながらも日本ぽさを醸し出しているような気がする。

さて、肝心のメニューは、というと、寿司関係は斬新なものはそれほど多くなく、日本で食べるお寿司+外国で食べるお寿司(アボカドなど)という感じで、よく海外の回転寿司にある

照り焼きチキンや生野菜

などが乗っていることはなかった。
が、その一方で、

ラーメンにてんぷらや魚

が乗っていて、これは斬新だな、と思った。魚が乗っているラーメンは『照りらーめん』と名付けられていたので、『照り焼きチキンが乗っているのかしら』と思ったら、乗っていたのは

照り焼きサーモン

だった。

ソクチくんのクラスメイトのうちの2人がこのラーメンを頼み、2人とも

おいしかった

と言っていたので、びっくりする組み合わせだけれど、間違ってはいない、ということだろうか。
ちなみに、私はサバの塩焼きを頼んだ。ご飯は別料金で、合計で11ユーロ位で安くはないけれど、脂も乗っていておいしかった。

レストランの雰囲気、料理ともに想像していたよりもはるかによかった。



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女子サッカーワールドカップ

2011-08-13 03:31:00 | Weblog
日本チームが優勝し、盛り上がったようだけれど、ドイツは開催国と言うのもあってか、かなり盛り上がった。リーグ戦からのテレビ放送はもちろんのこと、ドイツ対日本の試合のときは

ダウンタウンにパブリックビューイング

ができていた。
サッカー好きの人は、『男子だから、女子だから』と区別はせず、ただ試合を楽しむようだった。

さて、決勝戦の翌日、いつものようにバスに乗って大学に向かった。大学のバス停で降りたら、話はしたことがないけれど、顔見知りのドイツ人男性に声をかけられた。

日本人ですか?

と。『日本人です』と答えたら、『ワールドカップ見た?優勝おめでとう』と言われた。

その翌日、同じ場所で見たことのないドイツ人男性に声をかけられた。

日本人ですか?

と。『日本人です』と答えたら、ワールドカップ見た?優勝おめでとう』と言われた。そのあと少し彼と会話をし、同じ大学の違う研究室で働いている人と分かったけれど、その後彼を見かけない。

さらに後日、家に帰る途中で年配のドイツ人男性に声をかけられた。

日本人ですか?

と。『日本人です』と答えたら、ワールドカップ見た?優勝おめでとう』と言われた。さすがに通りすがりの人だったので、それ以上の会話はなかった。

同じような会話を3回も繰り返したわけだけれど、ドイツ人は見知らぬアジア人に普通に声をかけ、『優勝おめでとう』と相手を祝福できるんだな、と思った。そして、『おめでとう』と言ってもらえるのは、やっぱり私もうれしかった。

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一時帰国-その後(新幹線代)

2011-08-11 00:00:53 | 日本
年末に大変な思いをして帰国をしてから1ヵ月後くらいにルフトに、『

新幹線代の返金

はダメですか?』と連絡を入れた。私以外にも大勢の人がコンタクトしていたようで、何度連絡をしてもルフトからは連絡をもらえないまま2ヶ月くらいがたったある日、『返金できるかどうか確認するので、オリジナルの電車の切符を送ってください』と連絡があった。

私は結構、前向きな返答をもらえると満足してしまうところがあり、今回も、前向きな返答をもらい(しかも、オリジナルの切符を送るのは面倒)、

放置すること4ヶ月

さすがに、これでは返してもらえるものも返してもらえなくなる、と思い、ルフトからのメールを読み返して気が付いた。

eメールでもOK

てっきり郵送するものだと思い込んでいたので放置していたけれど、eメールでいいのなら話は早い。ただ、当然

切符は改札を出るときに回収

されていたし、切符を購入したときに領収書をもらい忘れていた(全日空のスタッフに『自腹です』と言われていたし)ので、手元にあるのはカードの利用控えのみ。これで返金してもらえるかしら、と思いながら、カードの利用控えと、念のため、全日空のスタッフからもらった、経路と運賃の書かれた紙もスキャンして送ったところ、

翌日にルフトから連絡

があった。

入金までにはちょっと時間がかかるかもしれないけれど、返金します

と。

マイルのときもそうだったけれど、ダメ元で聞いてみるものだな、と思った。

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