徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

FFP2マスクが必要になる

2021-01-21 16:51:56 | Weblog

バイエルン州では今週から公共交通機関や小売店内でFFP2マスクの着用が義務になった。その後、オーストリアでも同様の措置が取られるようになり、ドイツ連邦もそれに続いた。ドイツは州の権限が強く、ドイツ連邦の決定はガイドライン、各州で規則を決定という感じなので、各州で若干規則が異なることがある。

FFP2マスクは使い捨てマスクなので、「ごみが増えるなぁ」と思っていた。

そんな時、ソクチくんが記事を見つけた。テーマは「FFP2マスクのリフレッシュの方法」で、もともとはドイツの大学の医学関係の研究チームが実験をし、論文にまとめ、どこかの雑誌に投稿中の物だった。それによると、

1.風通しの良いところにつるしておく→1週間で菌・ウィルスが問題ないレベルになる
2.80度に予熱したオーブンで1時間焼く
 温度計をオーブン内に入れ、80度を守る。80度より低いと菌やウィルスが減らないし、90度より高いとマスクが痛む。

5回までリフレッシュして利用可

3.電子レンジはNG→マスクが一様に加熱されないから
4.蒸気をあてるのもNG→蒸気の温度が高すぎるので、マスクが痛む

だった。再利用するにしても相当な枚数が必要になる。あと、今でも使用済みマスクが道端に落ちているけれど、もっと増えるんだろうな、と思う。マスクは自宅で捨ててほしい。
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植物育成ライトを導入する

2021-01-15 15:48:43 | 植物成長日記
秋以降、キンカンの葉っぱが次々と黄色くなって枯れ始めた。これは2年前と同じ症状なので、病気や害虫というわけではなく、何かがキンカンと合わないんだろうな、と思い、今回のキンカンが全滅したらもうキンカンを育てるのは諦めようと思っていた。

ちょうどそんなとき、園芸ショップのウェブサイトで同じ悩みを持つ人からの質問を見つけた。ショップからの回答は、「室温が20度くらいの場所に置いていると、植物は光合成がまだまだできる、と思うけれど、秋以降は日照時間は短いし、窓ガラスがペアガラスの場合は、さらにエネルギーが減衰するので光合成量が十分ではなく、植物が葉っぱを維持できず、枯れます」とあった。まさしくこれだ。

解決方法は

室温5度くらいの日の当たる場所に置く



植物育成ライトの導入

とあった。室温5度は私が死んでしまうので、植物育成ライトを購入した。

私は日本で学生をしていた時、人工気象室のある施設に出入りしていて、ときどき人工気象室で実験中の植物に水遣りをしていた。人工気象室内は異様に明るく、太陽エネルギーってすごいな、と思ったことがある。

今回届いたライト。

薄暗いピンク

だった。人工気象室のあの明るさを考えると、ものすごく不安だけれど、このライトは光合成に不要な緑の波長を除いているんだろうな。実際、プリズムで分光してみたら、青と赤しかなかった。

ドイツの冬は、日照時間が一番短いときで日の出は8時過ぎ、日の入りは16時過ぎなので、ライトの稼働時間は

5時過ぎ~9時過ぎ、15時過ぎ~20時前

とした。まだ使い始めて1か月と少しなので、ライトの効果はよく分からないけれど、枯れるものもあるけれど、少し育っているものもある(ライト導入前からあった新芽が開いただけかも)。

そして、導入から1か月も経つと

ピンクの光が気にならなく

なる。
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コロナ-さらに強化される接触制限

2021-01-14 16:38:59 | Weblog
コロナの新規感染者数が減らないドイツ。今月上旬までは「自分の世帯+もう1世帯の2人まで(14歳までの子どもを除く)」会うことができたけれど、今は「自分の世帯+

もう1人のみ

(14歳までの子どもを除く)」となった。つまり、ソクチくんの実家訪問はNG。

連邦政府と各州は、「直近7日間の人口10万人あたりの新規感染者数が200人を超えた自治体は、原則として移動は居住する自治体から半径15キロメートル以内とする」というのも合意したけれど、私の住む州はこの制限を実施するのかどうかはよくわからなかった。
が、とりあえず私が住む街は、この基準を超えたことがないので、この点の心配はしていない。

その一方、「閉鎖されている小売店で、事前に商品を注文し、指定された時間に十分な感染対策をした上で店頭にて商品を受け取る売買を許可」となった。個人的にはこれは微妙だな、と思う。私がお店に行くのは

商品を選びたい

からで、買いたい商品が決まっているならネットで注文して自宅に配達してもらうのがいいかな、と思う。でも、ネットに頼りすぎて小売店が倒産しても困る。


去年の12月からドイツに住む60歳以上の人にFFP2マスクの無料配布が実施されている。12月は1人あたり3枚、薬局で受け取れ、今月と来月は1人あたり6枚受け取れるクーポンが健康保険会社から送られてきたらしい(ということは、ドイツに住む60歳以上の健康保険加入者が対象なのかな。ドイツは皆保険と言うことになっているけれど、ある一定以上の収入がある人は健康保険に加入する義務はない。そういう人が公的の健康保険に加入すると全額自己負担なので、支払う健康保険料は高い。でも、一度公的の健康保険から出てしまうと、再加入は結構大変らしい)。

バイエルン州では、今までは店内や公共交通機関内では鼻と口が覆われていればよかったけれど、今後は

FFP2マスク

でないとだめらしい。私もいざというときに備えてFFP2マスク、入手しておこう。

ドイツは、80歳以上の人と80歳以上の人に日常的に接する人たちからワクチン接種が始まっている。接触制限の強化とワクチン接種で春までにいろいろな制限が解除されるといいなぁ、と思う。

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ルーターを交換する

2021-01-11 21:42:22 | Weblog
あお家のルーターは電話会社からのレンタル。購入してもいいけれど、故障などの場合には電話会社の負担で交換してもらえるのでレンタルしている。

ここ1年くらいずっとルーターの調子が悪く、再起動することが多かったけれど、去年の11月から頻繁になり、ついにクリスマスあたりに再起動しても数時間ネットと電話を使えなくなったので、サービスセンターに連絡しようとした。

まずは電話番号を入手しないといけない。ネットにはつながらないし、固定電話も使えない。とりあえず

イエローページ

を見たけれど載っていない。ソクチくんの携帯は電波が届かないので使えない。私の携帯のキャリアはソクチくんのとは違い、リビングなら電波が届くので、検索し、電話した。違うキャリアでよかった。

状況を話し、使っているルーターの型番を伝えたら、『それ、

古いので、もうアップデートしていないので、もっと通信速度が速いプランに切り替えをお薦め

しますよ』と言われた。

買取のルーターではなくレンタルなので、ルーターの所有者は電話会社。保証期間外の古いルーターなら、電話会社の責任で取り換えるのだと思ったけれど。しかも、今の速度で私たちは十分満足しているのに、値段が高いプランに切り替えって。

『検討します』と言ってソクチくんは電話を切った。その後、ルーターが回復したので、「そのうちルーターを交換しよう」と言うことになった。

大みそか。お昼前から再びネットと電話が使えなくなったので、再度サービスセンターに電話をした。

あお家の負担増なしでルーター取り換え

の運びとなった。

届いたルーターは埃の付き具合から新品ではないと思われるが、今のところは不具合もなく順調。よかった。今後に備えてサポートセンターの電話番号は控えておいた。ネットにはいつでもつながるわけでなく、ネットにつながらないときはアナログが最強ということをひしひしと感じた。
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一時帰国(2019年初夏)-出雲編

2021-01-10 17:23:31 | 日本


津和野から出雲へは、特急で2時間20分ほど。乗り換えなしの電車を選んだので楽だった。萩から路線バスで津和野に到着してすぐ、JRの窓口で特急の指定券を購入したけれど、

並びでは取れない

くらいの混雑だった(平日)。特急は指定席・自由席車両とも1両か2両で、短かったので、指定席を購入してよかった。


さて、出雲。出雲と言えば出雲大社。出雲大社はJRの出雲市駅からバスに乗っていく。出雲大社には素材が異なる4つの鳥居があるけれど、「正門前」のバス停で降りると木製の二の鳥居からお参りを始められる。ちなみに、一の鳥居はコンクリート製。

私たちは拝殿から左回りにぐるっと回った。日本酒のほか、ビールとワインが奉納されていた。ワインの奉納は初めて見た気がする。

拝殿の東西にそれぞれ19枚の扉のある十九社という建物があり、これは、

神議の時に全国から訪れる神々の宿舎

らしく、神在月のときだけ扉が開くらしい。見てみたい。神楽殿でもお参りを済ませ、参道へ。私もソクチくんも筆まめではないので普段は手紙(どころかメールも)を書かないけれど、日本に行くとドイツに住む親せき・友人にはがきを書く(みなさん、旅行に出るとはがきを送ってくれる)。出雲大社の絵葉書をタンデムパートナーに送りたい、と思い、いくつかのお店で探したけれど、どこにもない。

最近はSNSが充実していてはがきを送る人は少ないから、絵葉書も売っていないのだろう、とは思ったけれど、念のためお店の人に聞いてみた。『絵葉書…どうでしょう。もしかすると〇〇か△△にあるかもしれません』という返事だった。〇〇のお店に行ったけれど見当たらない。お店の人に聞いてみたら『置いてないです。△△ならあると思います』と言われたので、△△へ。

あった。あったけれど、家庭で印刷するような薄い紙だった。使われている写真も、期待していたもの(立ち入りできないエリアの建物が良かった)とは違ったけれど、他に選択肢がないので購入した。




出雲大社から歩いて20~30分程度の場所に旧大社駅がある。駅舎は明治45年(1912)開業、大正13年(1924年)に改築、平成2年(1990年)に廃駅となったそうで、木造の純和風建築。駅舎内もよく保存されていて、駅員さんの制服などが展示されている。興味深かったのは運賃表。東京都区内まで伯備経由で11,740円だったらしい。

プラットホームにも出られるし、見学できるSLの運転席にも座ってみることができるし、改札台に立ってみることもでき、とても楽しかった。

出雲観光はこれにて終了。

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散歩に行く

2021-01-07 18:11:06 | Weblog
ソクチくんの友人夫婦と散歩に行ってきた。今はコロナウィルス感染拡大対策のため、あちこち閉鎖中なので、出かけられる場所は混んでいる。散歩に出かける人が多いのは、大体14時から18時くらいなので、私たちはスーパーでの買い物は7時から8時の間、牛乳を自販機で買うのは19時くらいとしている。見事にほぼ誰ともすれ違わない。

友人夫婦と散歩に行ったのは、日曜日の14時半。場所は、私が通っていた大学の敷地内に植物園があるのでそこにした。彼らが9月に結婚したときに会食をしたレストランも敷地内にあるので、大学へは3か月半ぶりに行った。

大学構内の駐車場のほぼすべてが有料

になっていた。思い出してみれば、2年前くらいに駐車場を測量しているところを見たことがあるので、そのころから計画があったのか。

さて、植物園には、池や小高い丘、子どもが遊べるちょっとした遊具のある公園、ふくらはぎくらいの高さの植物で作った迷路もあるので、大学構内は混んでいるだろうな、とは想像していたけれど、その混雑具合は予想以上だった。人がいないエリアはなかった。

植物園内には、大学の研究室が実験で使う植物も育てられていて、ここ数年でさらに整備されたようで、

病気に効くハーブ類

の区画もできていた。「腹痛用」「頭痛用」などと区分けされ、植えられているハーブごとに名前が書かれているプレートがあるので面白かった(冬なので枯れているものが多かったけれど)。

1時間ほど歩いて解散。次に大学に行くときは(コロナが収まっていれば)公共交通機関で行こうと思う。

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