徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

誕生日パーティ

2009-09-30 04:41:24 | Weblog
少し前に新居に招待してくれた友達が、今度は誕生日パーティに招待してくれた。去年までは、大学の寮のパーティルームを借りてパーティをしていたけれど、今年は、友達だけを招く、こじんまりとしたパーティ。

こういうパーティに行っていつも思うのは、

みんなパートナー連れ

今回彼女が声をかけたのは、6人。そのうち、既婚者が2人、カップルが2人、シングルが2人。こういうときでないと、友達の彼氏に会ったりしないから、いい機会、といえばいい機会だけれど、自分の世界の狭さを感じるときでもある。

彼女が用意してくれた料理は

ピザ

前回、気をつけて焼いても焦げたピザだったけれど、今回は焦げもそんなになく、とてもおいしかった。牛肉を食べない人もいたので、野菜やツナ、コーンなどをのせたピザ。

今回来た彼女の友達の中に、3年くらい前に私と一緒の授業を受けたドイツ人の女の子がいた。私は彼女のことは、名前も顔も覚えていたけれど、

彼女は私のことを覚えていなかった

で、私が、『一緒の授業取ったことがあるよ』と言ったら、『本当に?覚えていないなんて、すごい恥ずかしいわ』と顔が赤くなっていた。一緒の授業受けたことは覚えていないだろうな、と思っていたけれど、私の存在自体覚えていなかったことはちょっと驚いた。

誕生日を迎えた彼女によく言われるのが、

日本人とか、中国人って年齢分からないよね

ということ。彼女に言わせると、どうやら私は、『5年前と何一つ変わっていない』らしい。彼女はこの5年で何キロか体重が増えたけれど、『あおは相変わらず細いよね』とも。体重に関しては、実際、変わっていないし、10年前の服も入る(むしろ、10年前のほうが太っていた)。

が、現実はもちろん、目の下にしわは増えたし、ほうれい線は深くなったし、白髪も増えた。欧米人の中にいれば若干若く見えるかもしれないけれど、日本人の中にいたら、やっぱり年相応に見える。
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パブへ行く-会話編

2009-09-19 00:00:17 | Weblog
パブでアメリカ人と会話したトピックの中に、彼の日本滞在について、があった。

彼は学会などで2週間ほど日本に滞在したという。

日本って、混んでるよね

というのが彼の感想。まぁ、国際学会だったら、そこそこいい場所を選ぶだろうし、そうなったら混んでいるのも当然だろうし、そもそも

アメリカと比べること自体、間違っている

気がしないでもない。

そんな彼は、とある国立大学の研究室に招かれ、その研究室の見学をさせてもらった、という。

日本って、ハイテクだと思っていたけれど、大学の設備って、タイとそんなに変わらなかったよ

多くの国立大学の研究室はお金がないんですよ・・・今ある設備、測器、備品などでいかに実験、観測などをするのか、考えるところから研究がスタートするんですよ。

そんな彼が大絶賛していたのは、

ウォシュレットトイレ

これは本当に、外国人に大人気。日本に行ったことのない人への説明は、『便器にノズルが付いていて、そこから水が出るから、僕たちは、トイレに行って、座って用を足すだけでいいんだ。後は全部トイレがしてくれるから。便座も暖かいし』だった。さらに、彼は、

日本で買って、ドイツに持ち込みたいんだよね

とまで言っていた。


帰るとき、一緒にいた初対面のドイツ人女性が、『あおって、何歳なの?』と何の脈絡もなく聞いてきた。普段はちゃんと答えるけれど、今回は初対面の人が多いしな、と思い、『秘密』と答えた。質問した女性は『秘密かぁ』と引き下がったけれど、アメリカ人は引き下がらず、

え?秘密なの?じゃあ、当てるよ

と言って、27歳からスタートした。『違う』と答えると、1歳ずつ年齢が上がっていき、30歳になったら

25歳に戻った

えっと、ドイツに既に5年近く住んでいて、修士のプログラムに参加した、ということは、学士はそれまでに取得していないといけないわけで、と考えると、どう考えても25歳な訳はないけれど、酔っていると計算も出来なくなるのでしょうか。

挙句の果てに、『40歳超えているとか?』、『28歳から40歳の間でしょ?』などと言われ、何でこんなに大事になっているのか分からなくなり、『次回教えるよ』でまとめた。

アジア人の年齢って、本当に分からないらしい。
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パブへ行く-アメリカ人編

2009-09-18 04:00:45 | Weblog
私がドイツに来てすぐの頃、顔見知りになったアメリカ人がいる。私の唯一のネイティブイングリッシュスピーカーの知り合い。彼と話をするときは、やや緊張する。

結構前から、『今度約束して、一緒にビール飲みに行こうよ』と立ち話をするときに毎回言われるけれど、

彼から具体的に誘われたことはない

私も前に一度、メールで誘ってみたけれど、彼は調査でタイに行く直前で、私の都合とあう日がなく、結局一度も一緒に出かけたことはない。

が、今回、気が向いたのでメールして見た。

3週間ほど音沙汰なし

大学でも見かけなくなったので、『帰国したのかな』と思っていたある日、メンザで会った。『

一時帰国していて、昨日帰ってきたんだ

あおからのメールはもちろん忘れていなかったけれど、なんて返信していいか迷って…で、今夜、友達と飲みに行くんだけど来る?詳細はあとでメールするよ』と。

メールには、『何時に、どこの駅近くのパブで「a few friends」と飲みに行くんだけど、来る?もし嫌だったら、別に予定を立てようよ』と書かれていた。

まぁ、彼と2人で出かけたことはないので、友達との飲みに参加するほうがいいかな、と思ったし、『a few』が何人くらいを指すのか(3以下?5以上?)興味があったので、行くことにした。

メールに書かれていた時間に、その駅に行ったけれど、彼の姿が見えなかったので、SMSしてみた。
すぐに電話がかかってきた。『

まじ?僕、今から出かけるところなんだ

あお、先に行ってていいよ』という。いや、さすがに知らない人だけのところに1人ではいけない、と思い、彼を待つことにした。彼はどうやら、私が大学近くに住んでいると思っていて、一緒に電車に乗ってパブに向かおう、と考えていたらしい。

そうならそうと、言ってくれないと

まぁ、よくよくメールを読み返してみたら、そうとも取れるメールだった。

パブで飲んでいた彼の友達は、おそらく7,8人。つまり、

「a few」は5,6くらいを指す

のではないかと推測される。私が中学生の頃は、「a few」は2,3、と習ったけれど、高校の頃は、『ちょっと多くなって5,6を指すことが多くなった』と習った。おそらく、その通りなのではないか、と思う。

パブで出会った人たちは楽しい人ばかりだった。ハスキー犬2頭連れている人もいたし。このあたり、ドイツだなぁ、と思う。

で、そのアメリカ人は、パブで飲んだ2日後、再びタイへ調査に行った。

パブの飲みに参加してよかったよ…

と心から思った。
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中華料理の夕べ

2009-09-15 02:10:53 | Weblog
中国人ポスドクが夕食に招待してくれた。彼女はいつも、『私は料理が得意じゃないから、毎日が練習なの』と言っていたので、失礼ながらあまり期待していなかったけれど、作ってくれた料理は

全部で4品(スープ含む)

『料理が得意ではない』発言は謙遜だったのか、あるいは中国人の料理レベルがやっぱり高いのか…

メニューは、なすとひき肉の炒め物、マッシュルームと肉の炒め物、卵とトマトの炒め物、甘いスープ。甘いスープは、彼女が『砂糖控えめにしてみた』と言っていた通り、あまり甘くなかった。たぶんこのスープは、もっと甘いほうがおいしかったと思う。でも、体によさそうな具材(中国から持ち込み)満載で、うれしかった。

炒め物はどれもかなり美味しかった。やっぱり、と思ったのは、

顆粒だし(スープの素?)を使っていた

こと。彼女が調味料を入れた時、見慣れないものも入れていたので、『それは何?』と聞いたら、『お母さんが用意してくれたから、よくわからないけれど、料理をおいしくするもの』と言っていたけれど、あれは顆粒だしだと思う。

彼女、『料理が上手になったら研究室の人を招待したい』と言っていたけれど、もう、十分なレベルだと思う。
と、言ったら、『でも、作れる料理が限られているし』と。でも、

4品あったら十分よ。ドイツでは

私が思うに、ドイツでは1プレートがデフォルト。

そういえば、ずいぶん前に別の中国人に招待された時は、9品位並んでいた気がする。中国人のおもてなしはそういう感じなのだろうか。確かに、何品も並んでいるのはうれしい。

彼女のフラットは、バスとキッチンが共同。キッチンは小さいながらも、簡単な朝食を食べられるようにテーブルとイスが置かれていた。部屋は、バルコニーつきの部屋。バルコニーにもテーブルとイスが置かれていて、今回はそこで夕食を食べた。

やっぱり中華料理はおいしい、と再確認した夕べだった。
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化粧水-NIVEA VISAGE VITAL

2009-09-14 02:47:42 | コスメ
愛用していたロレアルの化粧水が店頭から消えた。ずいぶん前に、あるドラッグストアから、使っていたロレアルのクレンジングが消えた。が、このときは、別のドラッグストアに置いてあるのを見つけたので、そちらで買っていた。

その後、クレンジングが消えたドラッグストアで化粧水も消えた。が、まだ、もう1つのドラッグストアで売られていたので、使っていたけれど、そこでもついに、私が使っていたロレアルシリーズは消えた。

どうも、私が愛用しているものは消えることが多い気がする。

で、再び化粧水探しをしなくてはならなくなった。高いものは買えないし、でも、ちゃんとしっとりするものがいいし、と思い、今回はNIVEA VISAGE VITALを買ってみた。

匂いが石鹸臭い…

気がしたので、思わず、書かれているドイツ語をチェック。拭き取り用化粧水ではなさそうだし、どちらかというと、ミネラル成分入りでお肌の活性化を促進します、といった感じ。実際、

つけるとしっとりする

前のロレアルは2度、3度重ねづけをしないと物足りなかったけれど、このニベアは1度でしっとりする。匂いは気になるけれど、しばらく使ってみようかな…(買っちゃったし)
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日本人とカメラ

2009-09-13 02:32:17 | Weblog
私はもともと、写真を撮るのも撮られるのもあまり好きではなく、カメラは持っていなかった。使ったコンパクトカメラは、日本の大学時代、卒論・修論のための観測の写真を撮るために父に借りたものくらいで、旅行などは、友達に頼ったり、使い捨てカメラを使っていた。

そんな私がデジカメを手に入れたのは、留学が決まってから。デジカメに興味がなかったから、店員さんの話とデザインのみで決め、5年経った今も使っているし、買いかえる予定もない。

もともと写真に興味がなかった私だから、ドイツに来て最初のころは、友達と出かける、というと、カメラを持って出かけていたけれど、最近は旅行に持っていくくらいになった。

なので、研究室の人は私のカメラを見たことがない。それなのに、

日本人はいっつもカメラを首から下げているから一目でわかるよね

と言われる。冗談も入っているけれど、これは、私的には聞き逃せない一言。私のインド人の友達は、それこそいつもカメラとビデオを持ち歩いていて、撮影しているし、旅行に行けば、国籍・性別を問わず、首からカメラを提げている人に出会う。むしろ、

首からカメラを提げている日本人に出会うほうが稀

で、私が思うのは、
その昔、日本が経済発展をしたころ、日本人にはカメラを持って海外旅行に行ける経済力があった(そのほかの多くの国の人にはなかった経済力)から、目立ったのだろう、
ということ。

お金があって旅行したい、と思う人が、『もう二度と来ることがないかもしれない場所』を写真に残しておくことは、ごく普通のことだと思う。記憶が薄れないように、とか、記念に、と思うことは、人種を超えて共通の感覚なのだと思う。

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ラーメンを作る

2009-09-12 03:42:12 | 料理
麺はアジアンショップで買ってきたものを使ったけれど、スープなどは作ってみた。具は、

チャーシューもどき、もやし、ねぎ

といった感じ。チャーシューもどきには豚の肩肉がいいらしいけれど、首の肉もおいしい、と聞き、首肉にチャレンジ。圧力なべで煮込んだら、

お肉がほろほろ

になり、とても上手にできた。
スープは、その肉の煮汁と、干しシイタケの戻し汁などを使い、作った。正直、あまり期待していなかった(スープは難しいから)けれど、

すごくおいしかった

たまに食べるインスタントラーメン(しかもドイツのスーパーで売っているもの。日本のメーカー製)と全く違い、びっくりした。麺も、アジアンショップで買った、日本製の麺だったから、こちらもびっくりするぐらい違った。

手間暇とお金をかけると、こうも違うんだなぁ、と思った一品。

もう1つ作ったのは、

ロールケーキ

ドイツのケーキは、『どっしり』したものが多く、スポンジケーキのような『ふわふわ』なケーキがなく、食べたいときは作るしかない。で、本を見ながら作った。

卵4個に対し、小麦粉75gくらい

と、卵ばかりなことに驚いた。
ハンドミキサーを使ったものの、泡立てが大変だった。ハンドミキサー自体の重量もあるし。

ロールケーキは初めて作ったので、『本当に巻けるのかしら』と思ったけれど、一緒に作った人が

焼いた後、生地を冷ますとき、濡れ布巾でロールの形に巻いて冷ますといいのよ

と教えてくれながらさくさくと巻いてくれた。

ラーメンを食べている間にケーキが冷め、生クリームを泡立て、『せっかくだから』と、ジャムも塗り、ロールケーキの完成。

ラーメンとロールケーキで、一体どのくらいのカロリー摂取なんだろう、と思いつつも、完食。2品ともとてもおいしかった。

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再びジムに通う

2009-09-11 02:43:18 | ジム・サウナ
ある日、帰りの電車を待っていたら、女性2人組が声をかけてきた。『ジムでキャンペーンをやっていて、1ヶ月から、ラッキーだったら1年間、無料でジムを使えるの。名前と住所、電話番号を書いて。当たったら電話するわ』、と言う。ドイツ語を理解しない外国人には当たらないよね、と思いつつも、書いてみた。

翌々日、電話がかかってきて、『1ヶ月、無料でジム使えるから、都合のいい日にジムに来て』と言われ、予約をした。

予約当日、何よりも先にまず、

入会の説明

確かに、勧誘はされると思っていたけれど、中の施設とか見せてもらう前に見積もりを渡され、

今契約したら、入会金とか無料だから!

と言われるとは思ってもいなかった。何日か使ってから、とか、少なくとも、その日、使ってみてから勧誘されると思っていたから、面食らった。さすがに私も、何も見ない状態で契約するわけにはいかないから、案内してほしい、と頼んだ。

マシンエリア、マッサージエリア、ロッカー、シャワールーム、サウナをさらっと見せてもらった。本当にさらっと、で、

温水シャワーが有料

とか、

サウナが男女共用(ドイツでは珍しくない)

の説明は特になかった。
そのさらっと見学した中で、私が『ちょっと…』と思ったのがこの2点。温水シャワーは10分で50セント。ジムに通えば通うほど現金が出ていく仕組み。
そのほか、ロッカーのカギは南京錠を自分で持ち込む(フロントで貸し出しもある)とか、ドライヤーも置いていないので、自分で持ち込み、とか、まぁ、いろいろとある。

が、よく考えた末、契約することにした。いろいろ割引してもらって、結局、15か月で430ユーロほど。前に行っていたジムの6カ月分くらいだ。安い。

でもこの日、私は『まさか契約はしないだろう』と思って、財布は持っていかなかった。支払いは別の日でもいい、ということだったので、また予約を取り、支払いに来ることにした。

で、私は、『1ヶ月無料だし、電話の時、シューズやTシャツを持ってきてね』と言われていたので、運動する気だったけれど、スタッフの人に、『じゃあまたね!』と言われて、『運動したい』とは言いだせず、すごすごと帰ってきた。

とりあえず、週3,4回通うのを目指そう。
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字幕か吹き替えか(DVD)

2009-09-10 02:21:15 | DVD・本
最近、洋画や海外ドラマを吹き替えで楽しむ人が思っていたより多いことに気がついた。私は、英語がよくわかっていなかった中学生のころから字幕派。ディズニーアニメのビデオも、字幕のものを買っていた。

現在。
ドイツで買うDVDには日本語吹き替えも日本語字幕もないので、もっぱら、

英語音声+英語字幕

で見ている。耳だけでは英語を捉えられないので、視覚に頼り、結局

字幕を読むので精いっぱい

になり、映画を楽しむどころではなくなっている。繰り返し見て、たまにDVDを止めて英語をチェックして、やっと理解できる、という感じ。ポジティブに考えれば、1枚で何度も楽しめる。

ドイツで買ったDVDのほかに、帰国した日本人の人が置いていってくれたアメリカのドラマのDVDがある。今までは、英語の勉強も兼ねて日本語字幕で見ていたけれど、『吹き替えのほうがストーリーを理解しやすい』と聞き、試してみた。

印象が全然違う

今まで、『吹き替え字幕』ではなく、普通の字幕で見ていたため、部下が上司に向かってため口で話をしていたけれど、吹き替えでは、丁寧語になっていたし、

全員、声が高い

最初から吹き替えで見ていれば気にならなかっただろうけれど、とても違和感があり、またすぐに字幕に戻した。

声の高低については、英語を話すときは1トーン下げて話すといい、と言われたことがあるので、これは言語の違い、ということで仕方がないのかな。
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