徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ベランダ太陽光発電~バッテリー設置

2024-01-27 17:18:04 | 2人暮らし
ソーラーパネル設置後、ソクチくんが『バッテリー買いたいけど高いな…』と言っていた。ソーラーパネルで発電した電気は、あお家で消費しない分はネットワークに流れ出ていた。

去年の日本滞在中、ソクチくんから『バッテリーが少し安くなってる!

欲しい

(「欲しい」は日本語で)』と連絡があった。ソクチくんがこういう連絡をしてくるときはもう買う気になっているので『買っていいよ』と返事をした(買っていいと言わなくても買うけど)。私がドイツに戻って数週間後、バッテリーが届いた。容量は1kWh。ついでにスマートプラグもいくつか購入していて、冷蔵庫や洗濯機、食洗機などのプラグにつけた。バッテリーに電力が溜まっていれば、優先的にバッテリーから電力が自動的に供給されるようになった。

おかげでバッテリー設置後の7月半ばから12月の平均で約1kWh/日がソーラーパネルから供給された。1月から6月の平均は約300Wh/日なので、ずいぶん改善された。

とはいえ、10月前半くらいまではバッテリーの容量が足らず、ネットワークに流れていった電力も多かった。
(あお家の場合、夏の間は9時半くらいから突然発電量が上昇(550~600W)し、洗濯機(1.5h)→食洗機(2.5h)と電力を使っても、600W以上消費する時間はそれほど多くないので、結局バッテリーが少し放電してまた充電になり、電力使用が追い付かない。秋以降はさすがに日も短いし天気も良くないので発電量自体多くなく、発電した電力があふれた日は多くない)

多分、バッテリーの元を取れる日は来ないと思うけれど、ソーラーパネルで発電した電力を自分たちで使えるのはうれしい。

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ベランダ太陽光発電~大家さんを巻き込むその2

2024-01-24 16:32:45 | 2人暮らし
あお家のベランダ太陽光発電のソーラーパネルは2枚。私たちが住んでいるのは一軒家の1階部分で、テラスがある。大家さんは2階、3階に住んでいてバルコニーが東と南側にある。ソーラーパネルは最初は2枚ともテラスにあった(東と南側)けれど、南側のパネルは早い時間にお隣さんの家の陰になるので、お願いして大家さんのバルコニーの手すりに移動した。

去年の6月、私が日本から戻ってきたら、

もう1枚も大家さんのバルコニーの手すりに移動

していた。ソクチくんの話では、大家さんから『もう1枚も手すりにつける?』と言ってくれたらしい。発電時間が伸びたのでありがたい。

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夏の起床時間

2023-09-29 18:09:24 | 2人暮らし
ドイツでは州によって学校の夏休みの時期がずれている。早い州では6月末くらいに、遅い州では7月末くらいに夏休みが始まる。

あお家が住んでいる街では、この夏休み期間中に電車の線路の工事が行われた。
私たちが使っているUバーンの線路の一部が取り換えとなり、あお家の最寄り駅から途中駅まで上下線とも不通となり、

代行バス

が運行されることになった。平日昼間のUバーンは10分おきに走っているけれど、バスは

3分~5分間隔

という高頻度運行。便利ではあったけれど、ソクチくんが『夕方になると混雑するから

朝6時から仕事を始めたい

』と言い出したので、夏休みの間のあお家は

基本4時起床

だった。4時起床だと途中寝ないといけない(4時起床でなくても寝るけれど)し、お昼ご飯を食べて昼寝をしてしばらくしたらソクチくん帰宅という、何もできない日々だった…


さて、そんな夏休みの最中、ソクチくんのいとこが遊びに来た。電車で到着したので、中央駅まで迎えに行った。あお家の住む街の中央駅は、ここ何年も工事中で、時々駅が移動している。私がドイツに来た頃の中央駅は、Uバーンの駅から階段を上ってすぐだったけれど、今の駅(仮設)はかなり遠かった。

「中央駅はこちら」のサインに従って歩くと、途中で「中央駅まで徒歩5分」という看板があった。そして「徒歩5分」の下に

荷物があるなら8分、子どもと一緒なら10分

と落書きされていた…
(たぶん、通路も仮設だけれど水平ではなく、緩やかだけれど上ったり下ったりの傾斜があるから)

今中央駅からUバーンに乗り継ぐのなら、Uバーンの中央駅よりも別のUバーンの駅のほうが近い。

夏休みの間、中央駅を通るSバーンも線路工事があり、Sバーン用の代行バスも運行されていた。本当、運転手とバスの確保が良くできたな、と思う。

中央駅で見かけたバスは、州内だけど割と離れた街のナンバープレートだったので、相当頑張ったんだろうなと思う。

夏休み期間中に線路工事は無事終了し、あお家の起床時間は

4時半

になった。

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電気料金を精算する

2023-07-14 16:27:31 | 2人暮らし
ドイツ全土で同じようなシステムだと思うけれど、私の住んでいるエリアでは、電気料金は前年の電力使用量に応じて決定される一定額を毎月支払い、1年に1回精算する。日本では検針の人が来るけれど、私の住んでいるエリアでは

自分で検針

して、電力会社に報告する。電力会社の人が検針に来るのは引っ越しの時くらいだと思う。

さて、あお家の電力に関する1年は、7月1日~翌年6月30日。先日検針をし、電力会社から精算の手紙が届いた。今回は

120ユーロ(約18,000円)の返金

となった。今年1月にソーラーパネルを導入したのでそのおかげ、と思ったけれど、よくよく考えてみたら、私たち、暖房の管の交換のため、去年の秋に

2週間ほど不在

で、丸2週間は電力消費がほぼゼロ(冷蔵庫も切った)だったし、その前後も料理ができなかった日があるので、それが大きかったんだろうな。

ちなみに、今年の毎月の支払額は

去年の支払額マイナス1ユーロ

と算出されていた。

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お茶を探す旅終了予定

2022-01-22 20:37:13 | 2人暮らし


良く行っていたお茶屋さんが閉店になり、好みのお茶を探す旅が続いていたけれど、クスミティーで当面は落ち着きそう。

去年の10月からクリスマスまでの間に合計3回オーダーし、今あお家にあるクスミティーは写真の
紅茶系:4種(1つは未開封)
緑茶系:1種
白茶系:1種
フルーツティ系:1種
ルイボス茶系:2種
マテ茶系:1種


10種類

となった。さらにTeeGschwendnerのダージリンとハーブティ、私の緑茶、麦茶、ウーロン茶があり、1日3~4回お茶を入れるけれど、それでもさすがに多いな、と思う。クスミティーの紅茶のうち、2種類はアールグレイ系で、最初に購入したほうは香りがずいぶん抜けてしまった。香りを楽しむお茶は3か月以内くらいに飲み終えるほうがいいのかな。

クスミティーは、詰め替え用も売っているので、缶で購入した後は詰め替え用を購入できるのがうれしい。
が、あお家にあるマテ茶系のお茶は、詰め替え用しか売られていなかったので、余っていたジャスミン茶の缶に入れ、詰め替え用バッグの表示を貼っている。

さて、クスミティーでお茶を購入したら、毎回サンプルが3種類ずつ入っていた。名前がファンシーすぎたり、私が苦手なハイビスカスが38%入っているから選択肢から外したものもあったけれど、飲んでみたらおいしく、購入に至ったお茶もある。

クスミティーが、顧客が何を購入したのか記録を取っているのかいないのかそのあたりは分からないけれど、購入履歴のあるサンプルは送られてこないけれど、クスミティー一押しなのか、毎回送られてくる種類のお茶もある。緑茶+ミントのお茶で、ミントが

スペアミント

で、ミントが強すぎるため、購入はしないな、と思っているのに、毎回入っている。購入する気なし、とそろそろ気が付いてほしい。

とはいえ、クスミティーは割とどれもおいしく飲んでいるので、クスミティー内で少しずつ入れ替えてお茶を楽しんでいくような気がする(サンプル重要)。
ただ、TeeGschwendnerも、アールグレイやダージリン、ペパーミント(100%)といったスタンダードなお茶はおいしいので、こちらも時々は購入するだろうな、と思う(結局手持ちのお茶数は減らない予感)。

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ミシンを入手する(3台目)

2021-10-05 16:57:01 | 2人暮らし


ソクチくんが3台目のシンガーミシンを入手した。今回の入手理由は、『1台目と同じモデルで、押さえ(ギャザーを縫えたりする)やボビンなどの付属品が多い。さらに、シンガーオリジナルのランプ、モーターが付いていて45ユーロ』だった。

もはやソクチくんが何を目指しているのか分からないけれど、今回もテーブルなしだったので、置く場所は何とかなりそうだったので入手した。

ミシンは

1914年製造

と、2回の世界大戦を生き延びて、10年前までは使われていたそうで、状態は良かった。
が、あお家1台目のミシン(1929年製造)と同じモデルとはいえ、マイナーチェンジはあったようで、

押さえがはまらない

。ただ、押さえをつける軸を取り換えることはできるようだし、そもそも3台目のミシンは動くので、あまり問題はない(らしい)。

3台目のミシン本体に描かれている絵は、金色のほか緑や茶も使われていてかわいい。


さて、3台目のミシンにはボビンも複数付属していて、1つのボビンに複数の糸を巻きたくないソクチくんは大満足。そして、『シンガーオリジナルのボビンは4個で18ドルとかで売られていたから、付属品だけでも元が取れる感じだよ!』と言い出した。

いや、ボビン売らないんだよね?売らないんならたとえ1つ100ドルでもあまり意味がないかと…

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ジャムを作る

2021-07-05 16:22:45 | 2人暮らし


今年は頻繁に大家さんから『庭のイチゴを摘んでもいい』と声をかけてもらったので、

毎日

いちご狩りをしたときもある。

そんないちごのシーズンもそろそろ終了となった昨日、また大家さんから『ブルーベリーとザイフリボク(Felsenbirnen)を摘んでもいいわよ。ザイフリボクの実はジャムにするといい』と声をかけてもらった。

ブルーベリーはすぐに摘みに出たけれど、ザイフリボクについては私は聞いたこともなかったし、ソクチくんも『食べたことない』というので、まずはネットで調べてみた。
確かにジャムに向いているらしい。

と言うことが分かったので、早速摘みに出た。

木の高さは5メートルくらいで、写真左が収穫した実。実の大きさはブルーベリーくらい。
持っているペクチンのパックは、1袋あたり

果実1キロ、砂糖500グラム

用のものだったので、1時間くらいかけて2人で1キロ近く摘んだ。ほとんど摘み切った。

種も皮も丸ごと煮て、途中でつぶしたけれど、もしかすると最初につぶしたほうがいいのかもしれない。
(種は大量に摂取するとおなかの調子が悪くなるらしい(噛まずに飲み込めば問題ない))

出来上がったジャムをパンに塗って食べてみた(写真右)。
おいしかったけれど激甘だった…味はアーモンドっぽいような気もする。


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ミシンに付属していたもの

2021-06-11 15:01:14 | 2人暮らし


引き取ったミシンに付属していたもので、使い方が不明だったものももちろんあった。写真のフック付きリングがその1つ。フックは1つ欠けているけれど。

裁縫が得意な義母に聞いても『知らない』と言われたけれど、ミシンの取扱説明書の後ろに説明があった(写真の図)。

Strumpfstopf=Apparat

という名前で、Strumpf:靴下、stopfen:繕う、Apparat:器具で、靴下の穴をミシンで繕うときに図のようにリングに靴下を挟み、靴下の余分なところをフックで押さえて使うものらしい。

早速試してみたけれど、糸が絡まるだけでうまくいかない。オンラインの取扱説明書にはもっと詳しい使い方が書いてあるようなので、ソクチくんがそれを読んでいる。


ちなみに、取扱説明書で使われているフォントは、戦前によく使われていたフォントで、私にはとても読みにくい。一番上の大きい文字で書かれているのは、

Der Singer
Strumpfstopf=Apparat

だけれど、「S」が「G」、「A」が「U」に見えるし、「s」は何かの記号に見える。

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ミシンを入手する

2021-06-10 16:48:21 | 2人暮らし


先日近くの町に行ったのは、ミシンを引き取ったため。

ある日、モノ作り大好きなソクチくんが『ミシンを使いたい』と言い出した。まずは

・実家から借りる
・安い新品(150ユーロ程度(18,000円くらい))を購入

を考えた。購入しても置く場所に困るし、ということで、とりあえずは実家から借りることで話がまとまった。
が、実家のミシンはテーブル収納型なので、『取り外しが面倒だなぁ』と言い出し、eBay Kleinanzeigenをチェックしだした。このサイトでは、主に引越しや家の片づけ、遺品整理をするなど人が無料~格安で出している(利益よりも手放すことを重視)品物を見ることができる。

壊れているミシンも何台か無料で出されていたのでソクチくんが『壊れているミシンが3台くらいあれば、使えるミシンにできると思う』と言い出したけれど、さすがにこれは止めた。

次に目を引いたのは、Singerの足踏み式ミシン。これもテーブル収納型なので場所を取る。『どこに置くの?置く場所ないけど』と言ったら、『普段はホームオフィスの時に使うラップトップを置く台にする』と言う(今はサイドテーブルの上に箱を置いて高さ調整している)。ホームオフィスは今のところ、今月末で終了予定なんだけど。

Singerの足踏み式ミシンは戦前~戦後まで意外とたくさん出されていたので、割と状態のよさそうなミシンを出品している1人とコンタクトを取った。彼の値付けは

1ユーロ(交渉可)

だったけれど、備考に

ミシンの価値を考えて正当な値段をオファーしてください

とあったので、ソクチくんは40ユーロ(4,800円くらい)で取り引きを持ち掛けた。返信は『悪いけど

40ユーロでは売りません

』だった。いくらを考えていたのかな?と思い、聞いてみたら80ユーロとのことだった。うーん、80ユーロなら新品買うかな。

というわけで、別の方とコンタクトを取った。その方は、3台のミシンを出品していて、Singerのミシンは2台セットで60ユーロ(交渉可)となっていた。

Singerのミシンを1台(古いほう)だけ45ユーロでどうでしょう、と連絡したところ、OKだったので、引き取りに行った。糸を通して縫えるかどうかは確認していないけれど、ミシン自体は動く、と事前に聞いていたけれど、実物を実際に確認したら本当に特に問題なさそうだった。出品者も感じがよかったので、結局50ユーロで引き取った。

取扱説明書をはじめ、押さえ、ボビン、糸、ハサミなど、使えるものも使えないものも埃だらけのまま引き取り、自宅できれいにし、油を差し、試し縫いをしてみた。

問題なく動く!

いい買い物をしたと思うけれど、やっぱり場所が…

ちなみにこのミシン、

1929年12月製造

だった。
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コーヒーノキの実を収穫する

2021-03-27 16:57:39 | 2人暮らし


ソクチくんの実家にあるコーヒーノキになっている実が熟してきたので収穫した。その数

13個

。コーヒーノキは10年もすると大きくなりすぎるので、育てるのではなくコーヒーにして飲もう、と決めていたけれど、「足りるの?」と言う量。

実から豆(種)を取り出し、一晩水に浸けた。水から取り出したものが写真左上。水に浸けて沈まない豆は傷んでいるそうで、割ってみたら黒くなっていた。

その後、十分乾燥させ(写真右上)、さらに皮(シルバースキン?)を取り除いた(写真左下)。これが焙煎直前のコーヒー豆。

焙煎には焙煎機があるといいのだけれど、さすがにソクチくんの実家にもないので

フライパン

を使った。240度で15分焙煎(写真右下)。フライパンだと常に豆が動いている状態にはならないのでムラができたけれど仕方ない。はぜが足りなかったのか、この時点で

コーヒーの香りはなかった

ので「飲めるの?」と不安になったけれどコーヒーミルで豆を挽いたらコーヒーの香りが出てきた。コーヒーのメジャースプーン1杯弱分できたので、コーヒーを淹れ、ソクチくんと2人で分けた。

後味がちょっと酸味が強かったけれど、思ったよりはおいしかった。
でも、『コーヒー豆は焙煎済みの物を購入しよう』と誓った。


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