徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

新しいチューニングハンマー

2022-09-01 15:50:14 | ハープ


一時帰国したときにチューニングハンマーを購入した(写真左の黄色)。今まで使っていたのは、ハープに付属していた写真右の黒いチューニングハンマー。

25弦のサウルハープは黒いチューニングハンマーで問題なくチューニングできるけれど、グランドハープ(私のは46弦)は、ガット弦はチューニングできてもスチール弦(低音11弦)は恥ずかしながら力が足りなく、よくソクチくんにお願いしていた。

ある時このチューニングハンマーを見つけ、ハープの先生も使っていたので欲しくなった。
日本でハープを習っていた教室のオンラインショップで見つけたけれど、ドイツでは見つけられなかった。ソクチくんに伝えたら、『高いよ。これ、チューニングピンに合った

工具で簡単に作れる

よ』と言い出した。工具か…
私はケチではあるものの、形から入るタイプでもあるので、「工具はないわ」と思ったので購入した。

チューニングに力はやっぱり要るものの、

とりあえず自力ですべてチューニングできる

ようになったので満足。

このチューニングハンマー、オンラインショップでは

9色

あった。好きな色を選べて気分が上がるのでうれしいけれど、消耗品ではないのに強気の展開だな、と思った。


オンラインショップで送料無料までにもう少し金額が必要だったので、ついでに小型ハープ用の「やさしい ジブリ曲集」も買った。

どのくらいの難易度なのか事前に確認できなかったけれど「やさしい」とあるので、「私でも弾けるかも」と思って購入してみたけれど、予想よりも難しかった。収録曲は10曲。9曲が2ページで、1曲が3ページと、コンパクト。

今は「となりのトトロ」を練習中。ようやく何とか形になってきたけれど、推奨テンポが四分音符で120だけれど、今現在の私のテンポは

72

。72でもういっぱいいっぱいなのだけれど、この後120まで上げられるのかな?
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ハープのレッスンを止める

2022-06-05 16:09:41 | ハープ
今年に入ってからハープのレッスンを止めた。コロナ前は先生の職場で週1回のレッスンだったけれど、コロナで不定期になり、そうこうしている間に先生の職場でのレッスンが不可になった。そして自宅でレッスンを何回かお願いしたけれど、月1回のレッスンでは練習もおろそかになる(初心者が最大1ページの楽譜を1か月繰り返し弾くのはさすがに飽きる)し、窓際に置いているハープをレッスンのたびに部屋の真ん中に移動させるために毎回

ちょっとした模様替え

程度の作業(しかも、レッスン前と後に2回)が大変なのでやめることにした。

先生がいなくなって困るのは、

ゴールが分からない

事が一番。テンポや強弱など、どこまで弾けるようになればいいのか、が分からない。あと、指遣いも基本はあるものの、「いい音が出るような(つまり奏者それぞれ)」指遣いだそうなので、正解はなさそうだけれど、それでもどう弾くのがいいのか分からない。

というわけで、あまりハープに触れていないけれど、時々は弾く気になる。
が、

46本の弦のチューニングで疲れて

終了する日も多々。
ハープがオブジェになりつつあるので、またそのうち練習しようと思う。

そしてそのうちやる気も戻ってきたら通うレッスンをしてくれる先生を探そうと思う。

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実用ハープ教本1終了

2021-10-01 15:22:56 | ハープ


ヨセフ・モルナール著「初歩者のための実用ハープ教本1」(青色)を終えた。

日本でOLの習い事でハープを習い始めた時は終えられると思って始めたわけではない(辞めるつもりで始めたわけでもないけれど)のでうれしい。途中コロナでレッスンをお休みしたので3年と少しかかったけれど、コロナがなければ2年前後で終了できたのではないかと思う。

教本2(緑色)は、前回日本に帰国したときに「まだ不要だけれど念のため」と購入したけれど、買っておいてよかった。

さて、この教本は、日本でハープを始める人の多くが使うと思うけれど、ハープを習っている人自体が少ないと思うので、教本1も教本2も

出版後改訂されていない

(増刷はされている)。ちなみに、教本1は1968年、教本2は1973年が初版になっている。

割と

間違いが多い

のが気になる。改訂するにはコストがかかりすぎると思うので仕方ないと思うけれど、正誤表くらいは挟んでほしいと思う。

指使いの番号や、明らかに臨時記号を忘れていたりするのは私でも気が付くけれど、変ホ長調(フラット3つ)で、前奏部分のシにはナチュラル記号が付いているけれど、残りのシの音には臨時記号はついていない練習曲があったので、楽譜通りに弾いたら先生(楽譜は見ていない)が『そこ、ちょっとおかしくない?そのシ、ナチュラルで弾いてみてくれる?』というので、ナチュラルで弾いてみたら、

私にはフラットでも違和感なかったけれど、ナチュラルのほうが確かにしっくりくる

気がした。先生も『うん、そこはナチュラルね』という。
自習だったら絶対気が付かない。

教本2も、早速

右手と左手が同じ弦を弾く

ことになっている練習曲があった。正誤表(ネット上でもいいので)が欲しい…

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ハープの弦が切れる(サウルハープC3)

2021-07-30 15:08:59 | ハープ
コロナで中断中のハープのレッスンを再開したいけれど、先生の都合やもろもろで、今年に入ってからはまだ1回しかレッスンに行っていない。

その間、先生が楽譜を送ってくれたり、手持ちの楽譜を弾いてみたりしたものの、やっぱりモチベーションが上がらなくて1か月くらい練習を中断したこともある。そして再開すると必ず

血豆

ができる。やっぱり継続して弾かないとだめだな。

先生が送ってくれた楽譜は、一見すると音符が多く、音符を読むのが大変そうで、「これ、弾けるようになるの?」と思ったけれど、少しずつ練習するとそこそこ弾けるようになり、少し自信が付いた。


何年か前に帰国したときに、スタジオジブリのアニメの楽譜を3曲購入した。2曲は小型ハープ用で、『いつも何度でも(千と千尋の神隠し)』と『風のとおり道(となりのトトロ)』。『いつも何度でも』は、レバー操作もなく左手も割と単純なので、下手なりに通して弾けるようになった。

『風のとおり道』は、レバー操作もあるし、16分音符や16分休符もあるので後回しにしていたけれど、「少しずつでも練習すれば何とかなる」ことが分かったので、最近練習し始めた。

C3(ト音記号のドから2オクターブ上)のレバーを上げた(半音上げるため弦が伸びた)瞬間、ブチっと切れた。弾いている途中で切れたのは初めてでとてもびっくりした。切れた場所はちょうどレバーが当たる場所のようだった。

弦を取り換えようとしたらソクチくんが『取り換えてあげようか?』と言ってくれたのでお願いした。

スペアの弦は必要な長さよりもかなり長く、ソクチくんはハープに巻き付ける前に切ろうと(しかもぎりぎりの長さっぽい)するので、『いや、後から切ったほうがいいんじゃない?』と言ってみたものの、『でも邪魔だし』と余分な弦を切ってしまった。

案の定

滑って弦がハープに巻き付かない

。私は「ほら、だから言ったじゃん!」という言葉を飲み込んで切り落とした弦を渡した。

今度は切る前に巻き付け、チューニングもし始めた。『チューナーを持ってこようか?』と聞いたけれど『要らない』といい、他の弦を弾きながら耳でチューニングしていた。

ブチっ

と、その日2回目の弦が切れる音を聞いた。

ソクチくんは『まだ音あってなかったよね?これ、レバーのところが滑らかでないんじゃない?』というので、最初に切れた弦と切れた場所を比べたら、やっぱり異なっていた。幸い残りの弦がもう1回分はあったので、「巻きすぎたんじゃない?」という言葉を飲み込んでチューナを取りに行った。

3回目は慎重にチューナーを見ながらチューニングし、無事弦を張り替えられたけれど、これでC3のスペア弦はなくなったのでそのうち購入しないと。

私のスペア弦は、サウルハープを購入したときの付属品(もう15年以上経っているので劣化もしているはず)なのだけれど、3回も張り替えられるのはお得だな、と思った。

この後しばらくはC3の弦はどんどん音が下がるので、きちんとチューニングしないと(普段めったにチューニングしないので)。

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レッスンお休み中

2020-12-10 16:19:02 | ハープ
9月下旬からずっとハープのレッスンはお休みのまま。やっぱりレッスンがないと練習時間もずいぶん減ってしまい、時々思い出したように練習すると

血豆

ができる。特に、スチール弦を引くことの多い左手薬指。


先月末、コロナウィルス感染感染対策がクリスマス明けまで継続されることが発表されたので、先生にクリスマス明けまでレッスンを休みたい旨を伝えたら、

赤鼻のトナカイ

の楽譜を送ってくれた。指番号は書かれているし、知っているメロディだし、ペダル操作はないから頑張れば弾けそうだけど、推奨テンポが

二分音符で80

となっていた。歌ってみると確かにそのくらいのテンポだし、そのくらいのテンポでないと楽しさが出ない。それはわかるけれど、そのテンポで弾けるようになるのかなぁ…


去年はLittle Drummer Boyを習ったので、その復習と、赤鼻のトナカイをクリスマスに向けて練習しようと思う。

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新しい効果音を習う

2020-08-21 15:25:07 | ハープ
フラジオレットを習った。テキストではハーモニックス(フラジオレット)となっているけれど、先生がフラジオレットと呼ぶので、私もそれに倣ってフラジオレットと呼ぶことにする。

フラジオレットは

弦の真ん中を押さえて一時的に弦を短くして1オクターブ高い音

を出す。私はまだ左手で1音出すところまでしか習っていないけれど、その場合は、手のひらをすぼめて親指または小指側の手のひらで弦の真ん中を押さえ、親指で弦をはじくと同時に抑えていた個所も離すと、本来の音よりも1オクターブ高い音が出る。普通に1オクターブ高い弦を弾くよりも柔らかい音で鳴る。

今練習している曲の最後でフラジオレットが使われているけれど、

遠くから聞こえるエコー

みたいな感じになり、普通に1オクターブ高い音で小さい音で弾くよりも曲にあっている感じがする。

最近は音も大きく出るようになり、きちんと正しい音が出ているのか気になったのでチューナーで測定してみた。
結果、正しく出ていた。よかった。


さて、普段のレッスンで借りているハープのガット弦(真ん中の音域)あたりには

マジックで小さな印

が付いている。私が中古で購入したハープにも、マジックで印がつけられている弦が何本もあり、「なんだろう」と思っていたけれど、これは、

フラジオレットのため

につけられている、と分かった。弦を押さえる場所がずれると音が出ないので、(ハープはメーカーや機種によりいろいろ異なるため、)複数のハープを所有している場合は印をつけるらしい。

失礼ながら先生に、『本番で音が出ないことはないのか』聞いてみた。

ないことはない

らしい。

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弦が切れる

2020-08-03 15:23:30 | ハープ


グランドハープの弦が切れた。完全にはまだ切れていないけれど、写真の赤色の弦(ドの音)の左隣の弦(シの音。第3オクターブのシ)が切れかかった。ちなみに、黒(または青)色の弦はファ。

去年ハープを購入した時に交換してもらった2本の弦以外は前の持ち主が使っていたまま、とのことなので、実際にどのくらい使ったのか分からないけれど、十分長持ちしたのではないかと思う。

交換用の弦は、去年『

古い弦を整理するから、あげる

わ。1セット揃っていると思うし』と、先生から頂いた弦。2015年に購入した新品もあれば、

使用済み

の弦もあり、1つの音に対して複数の弦があるものもあった。予備の弦を1セット揃えるのにはそこそこお金がかかるのでありがたかった。

今回交換した弦は、使用済みの弦を使った。高音域の細い弦は、太い弦の切れ端を弦に巻いてハープに固定する必要があり、「太い弦の切れ端はないから再利用?どうやって巻き付ければいいのかな」と思っていたけれど、

すでに切れ端が巻き付いている

状態だったので交換が楽だった。


レッスンの時に弦が切れることがある。そんな時、先生は

他のハープの弦を抜いて

付け替える。新しい弦は安定しないので、音がどんどん下がるけれど、他のハープで使用済みの弦は私が気になるほど音が下がらないし、手早く交換できるのでそうしているのだろうな、と思った。

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音の違い

2020-07-18 17:14:26 | ハープ
当然ながら先生と私では、ハープの音が全く違う。

コロナの前は先生の職場のハープの部屋でレッスンをしていて、小さめの部屋にハープが5台くらいあり、先生も私もそれぞれ1台ずつ使い、時々先生がお手本で弾いてくれていた。

先生の音は、ポーンといい音がする。私の音はペンペンという音。プロのオケで弾く先生と習い始めの私が弾く音が違うのは当然だし、

弾いている楽器が違う

しな、とあまり気にしていなかった。


最近は、コロナ対策で少し大きめの部屋にハープを1台移動させてレッスンをしてもらっている。1台なので、先生がお手本で弾くときは私が弾かせてもらっているハープで見せてくれる。

やっぱり音が違い、楽器が違うから音が違うんじゃないんだ、と今更実感した。先生が弾くと、弱く弾くところも芯のある良い音がするけれど、私が弾くと音が薄い。

先生にコツを教えてもらって弾くと、ちゃんといい音がする。指先だけでなく、関節を使って弾くのが良いみたいだけれど、鍛えていないのですぐにクニャとしてしまい、良い音が出なくなってしまう。要は、先生は指先の動きをコントロールして音を出すけれど、私は指先を曲げる勢いで音を出す違い。

習い始めの頃は「ちょっと弾ければそれでいい」と思っていたけれど、先生の良い音を間近で聞くと欲が出てくる(先生にも『いい音で弾いて』と注意される)。先生にトレーニング方法を聞き、地味に

指のトレーニング

を始めた。トレーニングと言っても荷重をかけるわけではなく、指を動かすことで普段動かさない筋肉を動かすもの。筋肉が付くまでには長い時間がかかりそうだけれど、地道に頑張ろう。

その他、良い音を出すには

握力

も必要。弦をぐっとつかんでから弾くと良い音が出るけれど、私は握力もないからなぁ。1曲通してずっとよい音で弾くには相当時間がかかりそう。

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指に水ぶくれができる

2020-07-13 13:45:12 | ハープ
ハープの練習で左手薬指に水ぶくれができた。

今までの練習で、ハープでは使わない両手の小指を除いてどの指にもタコができていて、練習をしすぎると多少痛くなることはあっても、水ぶくれができることはなかった。

原因はおそらく、今の練習曲が左手の親指と薬指でオクターブをつかみ、なおかつ、薬指でつかむ弦が

(低音域の)スチール弦

で、さらに、引いた後、手のひらで弦の振動を止めた直後に次の弦を弾くので、今までタコができていた部分ではない場所がスチール弦に当たったから。

思い返してみると、水ぶくれができたのは、日本でハープを習い始めた直後以来。習い始めた直後は楽器を持っていなかったので、教室に練習しに通っていた。練習時間が30分だったので、目いっぱい弾いていたので水ぶくれができた。

楽器を購入してからは、指が痛くなったら休憩していたので、水ぶくれにはならなかった。そう思うと、やっぱり楽器が自宅にあって練習できる環境は大切なんだな、と思う。

今回、「指が痛い」と思いつつも、「あともう少しでできるようになりそう」と思い、なかなか練習を止められず、

1時間半連続

で弾いてしまった。結局、水ぶくれができた挙句、その個所をうまく弾けるようになったわけでもないという残念な結果になった。時間がないわけではないので、同じ1時間半でも、30分の練習を3回に分けてすればよかった。

水ぶくれができた後は、絆創膏で保護しながら弾き、今は

タコ

になった。

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レッスンを再開する

2020-06-18 17:42:11 | ハープ
コロナで3か月ほどお休みしていたハープのレッスンを再開した。

レッスン場所は先生の職場。先生の職場でも、『仕事のための出勤でない人は人の少ない時間に来るように』とお達しがあったそうで、前みたいに平日の昼間に定期的にお願いするのは無理だろう、と思っていた。

今は友達に会うこともなく、基本家にいるので、先生のご都合次第でいつでも行くつもりで連絡をしたら、

週末

にレッスンをしてもらえることになった。

先生の職場にもあちこちにアルコール消毒が置かれていたけれど、アルコールで手を消毒してすぐに楽器を触るのは大丈夫なのだろうかと心配になったけれど、素人が心配することではないな。

私のレッスンは、45分から1時間程度ということだったけれど、たいてい1時間15分から1時間半程度見てくれる。それなのに、コロナ後初回のレッスンは

2時間

だった。もちろん、途中、コロナ情勢や日本の話を交えながらなので、ずっとハープを弾いていたわけではないけれど、先生の拘束時間は2時間以上(準備や後片付けなど)だったので、さすがに申し訳なかった。

私のほかにも音楽学校を目指している人、音楽学校に通っている人にも教えているので、週末のレッスンはありがたいけれど、先生の時間は大丈夫なのだろうか、と心配になる。
が、先生が週1で見てくれる、と言ってくれる間は週1で通ってしまう。

レッスン再開にあたり、家での練習時間を増やした。レッスンお休み中は、

中2日

くらいで練習していたので、現状維持がせいぜいだった。今は

1日2時間程度

弾いている。急に弾きすぎたせいでどの指にもタコができ、右手薬指には

血豆

ができた。毎日の練習って大切、と思った。
レッスンに行くと、やっぱりモチベーションが上がる。指が痛くならなければ、1日中でも弾いていたい。

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