徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

乗鞍コロナ観測所閉鎖

2010-03-31 00:02:59 | 日本
国立天文台の乗鞍コロナ観測所が閉鎖になる、とニュースで読んだ。

私は日本で大学院生をしていたときの2年間、乗鞍コロナ観測所の敷地内で私の研究の観測(コロナではない)をさせてもらった(7月から10月くらいまで、1ヶ月あたり2週間くらいずつ)。

普段、一緒におしゃべりをしていた研究員の人たちも、ひとたび『晴れるぞ!』となったら真剣に観測を始めていたことはよく覚えている。本当に顔つきが変わった。

ある日、研究員の人に、『観測所の屋根でしし座流星群を見ない?』と声を掛けてもらった。屋根に寝袋(布団だったかなぁ)を運び、寝転がって空を見上げたら、見渡せる星の数に圧倒された。本来なら、流星をたくさん見られるはずが、1時間に数個、という結果になり、研究員の人が、

普段よりも確率悪いな

とぼやいていた。

コロナ観測所のすぐそばに東京大学の宇宙線研究所乗鞍観測所があり、私はそこに宿泊させてもらっていた。夜はゲームをしたり、おしゃべりをしたり、とても楽しかった記憶しかない。

どちらの観測所でも、

女性が少なかったので、とてもよくしていただいた

今回、コロナ観測所閉鎖、というニュースを読んで、いろいろな記憶が蘇ってきた。

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ポルト旅行-観光編

2010-03-30 02:42:49 | 旅行



ポルトという小さな町にも関わらず、3泊したので、時間がものすごくあり、あちこち歩いて回った。

写真はカテドラルのアズレージョ。最初、カテドラルの無料部分だけしか見ていなかったけれど、翌日、ガイドブックに『回廊のアズレージョが見事』と書かれているのを見つけ、再びアズレージョを見学にカテドラルへ。ガイドブックって重要だわ、と再認識。

聖グレゴリウス聖堂では、ポルトで一番高いという塔にも登った。天気が悪かったので、積極的に登るつもりはなかったけれど、聖堂を見学しようと建物に入ったら、

塔の入り口に着いた

ので、『じゃあ登ってみようか』と登ったけれど、

視界が悪く、あまりきれいではなかった

のが残念。

現在証券取引所になっているボルサ宮も見学。19世紀の建物らしい。『アラブの間』が有名らしいけれど、それほど広くもなく、こじんまりとした感じだった。

ここはガイドツアーでないと見学できず、私たちは英語のツアーに参加した。ガイドは若い女性だった。英語とフランス語のガイドツアーを担当し、さらに別の国の言葉も話していた。一体何ヶ国語を話すのだろう。

ボリャオン市場も見学。肉もチーズも小物も魚も花も野菜も豆も、ほぼ何でも売っている。ものすごい大きなタコも売られていた。行った曜日と時間が悪かったのか、それほど混んでいなかった。

カテドラルをうろうろしていたとき、スペイン人の親子らしき男性2人組が『写真を撮って』と言ってきた。差し出されたカメラは

レンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)

久々に見た気がする。



丸1日、時間があったので、町はずれの要塞まで歩いた。その距離

およそ10km

写真はその要塞。
さすがに帰りはバスに乗った。

小さい町だったから、3泊もする必要はなかったけれど、町を歩きつくし、とても楽しかった。海も見たし、相当満足。
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ポルト旅行-ワインセラー編

2010-03-16 04:18:53 | 旅行



ポルトと言えば、ポルトワイン。私はアルコールは飲めないけれど、友達とワインセラー見学に行ってきた。ワインセラーが立ち並ぶのは、ポルトの町から川を挟んで反対側。バスやメトロも通っていたけれど、やっぱり私たちは

歩いた

結構高低差があるので、大変だったけれど、ゆっくり景色も楽しめたのでよかったと思う。

見学したワインセラーは2軒。1軒目のCALEMは5ユーロ位だったかな。1時間くらいの小ツアーで回った。もう忘れてしまったけれど、ポルトワインの作り方、種類(Ruby、Whitesなど)の説明をしてくれた。最後は2種類のポルトワインをティスティング。

ご近所のSANDEMANにも入ってみたけれど、やっぱりここも有料だったし、そんなに変わらないよね、ということで、無料の小さい博物館だけ見学した。ここのシンボルは、黒い帽子をかぶり、黒いマントをはおっている男性。ポルトで最も大きいワインセラーの1つなのか、町の至る所にこの黒い男性が掲げられていた。

この2軒はほぼ川沿いに建っていたけれど、道路の案内によると、もう少し登ったところにいくつかワインセラーがあるらしい、ということで、行ってみた。

無料のワインセラーを発見

CROFTというセラー。私たちが着いたとき、英語のツアーが2,3分前に始まったばかり、というので、追いかけ、合流した。写真はこのCROFTのセラー。

無料だけあって、2,30分のツアー。でも、説明してくれたお姉さんはとてもいい感じの人で、ツアーの参加者から、『いつのワインがいいの?』などという質問に丁寧に答えていた。

ここでもティスティング(1種類)をさせてもらえた。しっかりしたパンフも無料で、ちょっとびっくり。

本当はもう1軒、無料らしいワインセラーがあったので、そこにも行ってみたけれど、

シーズンオフのため、閉館

残念。

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ポルト旅行-食事・カフェ編

2010-03-15 02:05:52 | 旅行


ポルトガルで食事、と言えば魚介類でしょう、ということで、普段食べられない魚介類を食べてきた。

上の写真は、たまたま入ったレストランで食べたシーフードリゾット。日曜日に入ったせいなのか、普段からなのか、ウェイターさんばかりで、ウェイトレスさんは皆無だった(つまり、働いている人はみんな男性)。英語が通じなかったので、身振り手振りで注文をし、それがまた楽しかった。

食後、コーヒーを飲みたかったので、ウェイターさんに、ガイドブックを見せながら、『カフェオレをください』と伝えた。本当は普通のコーヒーがよかったけれど、ポルトガルで『コーヒー』は、エスプレッソを指す、とガイドブックに書いてあったので、安全にカフェオレにしてみた。

サーブされたコーヒーは、カップは思っていた通りのサイズだけれど、コーヒー自体は黒い。これでカフェオレなの?と飲んでみたところ、

エスプレッソ

だった。カップは普通のコーヒーのサイズなので、つまり、

ダブルエスプレッソ

おかげで、夜、眠れなかった。





この写真は、ガイドブックを見て入ったレストランで、タコのフリッターが有名というので、頼んでみた。タコが異様に大きく、ちょっと油っぽかった(でもおいしかった)ので、3分の1くらいは残した。真ん中のタコライスはおいしかった。

デザートに私はフルーツサラダをオーダーし、おいしく食べ、満足。お会計の段階になり、

フルーツサラダがチャージされていない

ことに気がついた。そういえば、ここのお店、オーダーが入ってもメモしていなかった。

支払いをし、おつりを受け取った時、おつりが15ユーロほど足りなかった。この店、大丈夫かしら、と思う。


そのほか、イワシの塩焼きを食べたり、中華を食べたり、今回のポルト旅行では食をずいぶん楽しんだ。


観光の途中、カフェに入ってコーヒーを飲むことも多かった。で、エッグタルトも食べた。おいしかった。コーヒーとエッグタルトで1.5ユーロくらいで、ドイツとは比較にならないくらい安い。

せっかくなので、スーパーで4個入りのエッグタルトを買って帰った。スーパーのはどうだろう、と思っていたけれど、こちらもおいしかった。まぁ、よくよく考えてみれば、エッグタルト1個当たりの値段は

カフェ<スーパー

だったので、スーパーのもおいしくて当然かな。

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ポルト旅行-ホテル編

2010-03-14 17:30:54 | 旅行



今回泊まったホテルは『Hotel Peninsular』。ホテルは街中にあり、駅にも近く、とてもいい立地だった。しかも、ツインで42ユーロ位(朝食込み・バスタブ付き)だった。

その分、部屋はせまく、おそらく、スーツケースを1つ広げるともう他のスペースがない感じ。さらに、アメニティグッズの補充は今一つだったなぁ。最初の日にシャワージェルを使ったけれど、その後、補充がなかった。さらには、トイレットペーパーも途中で切れ、持ってきてもらったこともあった(でも、言えばすぐに持ってきてくれた)。部屋を掃除するときに置いて行ってくれればいいのに。

朝食は、安かったので、コンチネンタルかな、と思っていたけれど、ビュッフェだった。でも、チョイスが少なかった。パンが2,3種類、ハム、チーズがそれぞれ1種類、シリアル、フルーツ、といった感じ。

しかも、2,3種類しかないパンのうち、1つがとても微妙な味だった。そして、コーヒーも、『え?』という感じで、飲めなくはないけれど、何か違っていた。味覚のハードルの低い私がそう思うくらいだから、相当だったのだと思う。コーヒーに関しては、日によって味が違っていた…

でも、スタッフの人は親切だったし、ホテルは古いけれど清潔だったし、立地はいいわけだし、おそらく、42ユーロ以上の金額を出してもいいんじゃないかな、と思う。


写真は市電。『乗ろうね』と話していたけれど、結局乗らなかった。

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ポルト旅行-飛行機編

2010-03-04 05:08:30 | 旅行



友達とポルト旅行をしてきた。ポルトガルはリスボンに続き、2回目。首都・リスボンも小さかったけれど、ポルトも小さかった。

今回利用した航空会社はエアーベルリン。私の住んでいる街近郊からは直行便はなかったので、

マヨルカで乗り換え

通常、本拠地乗り換えだと思うけれど、エアーベルリンの場合は、マヨルカ(スペイン)が本拠地なのだろうか…?

私は今回、初めてエアーベルリンを利用したけれど、思っていたより良かった。ジャーマンウィングのような、ヨーロッパ中心の本当の格安航空会社かと思っていたけれど、エアーベルリン、

タイ路線

も持っていた。そして、ジャーマンウィングは、機内での飲食は有料だけれど、エアーベルリンは無料でドリンクとスナック(路線によってはサンドウィッチ)が出た。そして、チェックインバゲージも、20kgまで無料。素晴らしい(預けないけれど)。

マヨルカでのトランジットは45分しかなかった。乗り換えのゲート、分かるかなぁ、とドキドキしながらターミナルの階段を登って行ったら、そこに、エアーベルリンの人がいて、『トランジットの人~』と客に声をかけていた。

私もその係員の人のところに行き、ポルトに向かうことを伝えたら、ゲート番号を教えてくれた。だから、トランジットが短くても大丈夫なんだな。

ポルトの空港は、出発ゲート付近に無料のインターネットアクセスポイントがあり、便利。小さい町の空港だけれど、町からそれほど遠くないし、きれいだし、意外によかった。

写真はポルトの街並み
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ドイツ語:SieとDu

2010-03-02 05:18:27 | 英語・ドイツ語
私はひたすら教授のことはProf.名字(ポスドクや学生は名前)で話すけれど、研究室の他の人たちは、教授とポスドク、学生間は名前・duで話す。私がバイトしていた研究室でもそうだったので、ドイツではこれが普通なのかと思ったけれど、他の大学のとある研究室では、教授に対して、名字・Sieで話し、duで話すなんてとんでもない、という。結構私の研究室はフレンドリーなんだな、と思った。

今日も教授からメールが届いた。とてもカジュアルに

Hi あお

と。でも、私からの返信は

Dear Prof. 名字

やっぱり、教授を名前で呼ぶのは難しい。でも最近は、教授本人がいないところでは名前で呼ぶこともある(名字が長すぎるので)。

一方、研究室には技術士さんや秘書さんなどがいる。彼らはお互いに名字・Sieで呼ぶし、教授やポスドク、学生に対しても名字・Sie。職種の違いからかしら。

日本では、ほぼ100%の確率で名字で呼び合うと思うけれど、アメリカやイギリスではどうなんだろう。

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