徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

夏祭り-当日

2007-07-17 04:22:46 | Weblog
翌日はお昼から夏祭り開始。カレーや焼き鳥のほかに枝豆やお稲荷さんも販売したので、手伝える人は朝からお手伝いだったけれど、私は自力で会場に行くにはちょっと遠かったので、知り合いの車に乗せてもらって午後から参加した。

食べ物の販売のほか、バザーや水ヨーヨーつり、輪投げなどもお店が出ていた。お昼時だったので、早速焼き鳥を買って食べることにした。

2本2ユーロ・・・

高くない?お稲荷さんは2つで1.5ユーロ。まぁ、それでも、日本人会の経費の足しになるなら、と思って買った。

焼き鳥、おいしー!!

炭火で焼くからやっぱりおいしかった。食べた後、「売り子さんやってよ」と言われ、お手伝い。これもまた楽しかった。

800本あって、売り切れるのかしら・・・と余計な心配をしていたけれど、案の定、途中から3本2ユーロになった。やっぱ、このくらいの値段が妥当ではないでしょうか。

と思っていたら、雨がざーっと降ってきた。これはにわか雨ではなさそう・・・ちょうど降り始めた時間が「相撲大会」の時間。どうするんだろう、と思ったら、

雨の中相撲をとっていた

もちろん、私は焼き鳥のテントの中で観戦。

雨の降り出しとともに帰宅する人が多かった。カレーもあまりそうなのか、ご飯を使って焼きおにぎりを焼き出し、焼き鳥を買った人に「サービス」といってつけ始めた。

売り子の私たちも焼き鳥、おにぎり食べ放題

ねぎ間もおいしかったし、焼き鳥のたれをつけた焼きおにぎりもおいしかった。売り物ではなかったけれど、焼イカも出してくれて大満足。前日、当日と手伝ったかいがあった。

今まで知らなかった日本人の人とも知り合いになれたし、ここ数ヶ月会っていなかった人にも会えてよかった。とても楽しい週末だった。
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夏祭り-準備

2007-07-16 03:47:09 | Weblog
日本人会主催の夏祭りがあった。私は日本人会には入っていないけれど、さすがに住んで3年目、日本人の知り合いも増え、「準備を手伝って」と言われた。もちろん、快諾。

前日に食べ物の準備を手伝った。作ったのは、カレー(200人前)、焼き鳥(800本くらい)。

もちろん、ドイツには焼き鳥用の肉なんて売っていないから、

骨付きもも肉を買ってきて解体

むむむ。私には無理(不器用なので)。ということで、最初はカレーのための材料を切っていた。ちょうど終わった頃に、もも肉の準備もできていたので、串刺しに入った。

会長さんの、

肉は4つ。肉と肉の間は隙間空けてね

という指導の下、400本くらい刺した。次はねぎ間。思ったよりねぎが少なく、ねぎ間はそんなに作れなかった(150本くらい)。そしてまた肉だけに戻った。合計約800本。さすがに手が痛くなった。

かかった時間は4時間くらい。手伝いに参加した人は15人くらい。みんなでせっせとやったので、思ったより早く終わった。そして、期待の夕食。

作りたてのカレー

お米はおいしい日本米。そしてちゃんと福神漬けもつけてくれて大満足。200人分作ったので、お代わり自由。大食いな私は2杯食べた。大なべで作ったせいか、とてもおいしかった。

ちなみに、カレーは焼き鳥用の骨付きもも肉の骨からだしをとった。にんにく、しょうがも大量に入れて、普段自分で作るカレーとは1味違った。
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seaとocean

2007-07-15 22:25:35 | Weblog
ウクライナ人の友達に「あおの地元からはseaは近いの?」と聞かれた。そりゃ、日本は島国。近いさ。と思って、「うん。車で1時間ぐらいで着くよ。Pacific Oceanに」と答えた。

あお、それはseaじゃなくってoceanだね

え、seaとoceanて別物なの?知らなかった。そういえばoceanは「洋」だわ。太平洋、大西洋、インド洋・・・違いを聞いてみた。

seaのほうが小さいんじゃない?完全に閉じてはいなくて、外洋と繋がっている気がする

と言われた。じゃあ、「湾」との違いは何だろう・・・「湖は?」(湖は淡水だからまったく別物)と、次々と「水溜り」の定義について話し出した。結局その場にいた3人ともよく分からないまま会話が流れた。

近くにいたドイツ人に

日本の周りにあるseaはオホーツク海だね

と言われて、この「海ネタ」は終了。

私はseaもoceanも両方とも「海」と変換していた。友達と「海に行こうよ」と言うとき、行っていたのは「太平洋」。そうか、言葉上は海と違ったのね。
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ストライキ

2007-07-11 04:51:26 | Weblog
先週で終わったと思っていたDBのストライキ、今日もまだ続いていた。

ベビーシッターに行くのにSバーンを利用しているけれど、その利用する駅に到着したら、

回送の電車が止まっていた

あれれー、どうして止まっているんだろう、と思いながらもおとなしく座って本を読んでいた。しばらくしたらアナウンスが入った。あまりよく分からなかったので、近くにいた女性に聞いてみた。

うーん。ストライキで電車が止まっているみたいね。

え、まだストライキ、続いていたんだ、と思いながら、彼女に「でも、電車は来るのよね?」と聞いたら、

ええ、来るわ

と答えたので、しばらく待ってみた。目的地に行くSバーンが到着したので乗り込んだ。

徐行運転だよ。しかも、駅と駅の間で止まりすぎ

いつもより10分くらい遅れてメインステーションに着いた。通常なら目的地まではあと10分。いつもちょっと早めについているから、10分くらい遅れても大丈夫。

のはずだったのに、メインステーションの次の駅で

ストライキのため、この電車はこれより先の運転を取りやめます

というアナウンス。え。どうしよう。こんな中途半端なところで降ろされても、この後どうやって目的地に行ったらいいのか分からない。

とりあえず、「遅れる」ということをベビーシッター仲間に連絡をした。そうしたら、彼女が、

Uバーンに乗り換えてそのあとバスに乗ればたどり着ける

と教えてくれた。Uバーンとバスを乗り継いでなんとか20分遅れで目的地に到着。バスに乗るとき、運転手さんが「Sバーンは動いてないけどいいの?」と乗るときに確認してくれた。親切。

今日のSバーン、そういえばがらがらだった。でも、全然「おかしい」なんて思わなかった。私、危機察知能力ないのかも。

昼過ぎに帰りのSバーンに乗ったけれど、普通に動いていた。朝のラッシュ時にストライキをしたのね。今日でストライキは終わりなのかしら?それともまだ続くのかしら?まったく見当がつかない。やっぱりドイツ語を勉強しようかな、と思った出来事だった。
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牛乳と蜂蜜

2007-07-10 04:48:27 | Weblog
雰囲気のいいカフェに行き、「Milch mit Honig」(牛乳と蜂蜜)をオーダーしたら

蜂蜜がボトルで出てきた(写真)

同じカフェで以前、同じものをオーダーしたときは蜂蜜はポーションのものが出てきたのに。しかも、店員さん、蜂蜜を「どかっ」と写真のように寝かせておいてくれてこれもまたびっくり。驚きのあまり、携帯のカメラで写真を撮ってしまった。

私、この「Milch mit Honig」が好きで、いろいろなお店でコーヒー系を飲まないときは常にこれをオーダーするけれど、ボトルのまま蜂蜜が出てきたことは初めて・・・

ある意味、蜂蜜、使いたい放題で「サービス」と言えなくもないけれど、この大雑把さ、どうなんでしょう。

当然、このときは「いつもよりちょっと多め」に蜂蜜を入れて甘~い牛乳を堪能した。結局、ボトルはボトルでまた良し、と言うことかもしれない。
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オペレーションセンター再び-ホテル

2007-07-09 04:08:58 | 勉強
車を降りて、近くのお店(レストラン併設のホテルだと思った)に入ったけれど、レストランだけで、ホテル、と言う感じではなさそうだった。ちょっとうろうろしていたら

何かお困りですか?

とそこのお客さんに声をかけられた。「ホテルを探しているんですけど」と答えたら、

ここを出て右手と左手にあるよ

と教えてもらい、ホテルに向かった。

幸い、部屋はすぐ見つかった。部屋を見せてもらったら、

巨大

どうやら、部屋のセットの都合、この一番大きい部屋しか空いていない、という。どのくらい大きいか、というと、

20畳くらいの部屋+シャワールーム+2階あり

何と言っても、部屋の中に6人で食事ができる円卓が置かれていた。シャワーも、シャワーカーテンが必要ないくらい大きい造りだった。

ただ、広すぎて寒かったけど

部屋を見せてもらった時点ではまだ値段を聞いていなかった私。もし、50ユーロ以上したらどうしよう。別のところ、探そうかな、と迷っていた。値段を聞いてびっくり

45ユーロ

だった。部屋にはネスプレッソマシーンが置いてあり、飲み放題(そんなに飲めるものではないけれど)。冷蔵庫の中のミネラルウォーターも無料。

朝食は、コーヒーまたは紅茶、ジュース、ゆで卵(半熟でおいしい)、数種類のハム、チーズ、シリアル、ヨーグルト、パン、というメニュー。20人くらいしか入れないような小さな部屋だったけれど、2人のスタッフ(1人はオーナーかな?)がとてもこまめに動いて、ジュースやハムなど、すぐに補充してくれた。さらに、

大丈夫ですか?

と頻繁に声をかけてくれた。オーナーと思われる女性は、最初、部屋を見せてくれたり、いろいろ気を遣ってくれていて、とても感じがよかった。さらに、朝食中、突然私の腕を捕まえて

ほら、今日は男性の中に女性があなた1人だわ

といったり、とてもフレンドリーな人で感じがよかった。


金曜日、チェックアウトをしてオペレーションセンターに向かうためにバス停に向かっていた。

1台の車が私のそばに止まった

あれ。この色、教授の車じゃないか?と思って覗き込んだら、やっぱり教授だった。偶然って恐ろしい。

助手席に乗り込んだら、教授が、

はい、バスサービスね

と。朝から陽気だわ。

教授になぜここにいたのかを聞かれたので、「公共交通機関を使うと16時にオペレーションセンターを出ないといけなかったから」と答えたら、

そういう時は僕に連絡してくれればいいから。送迎するから

と言われた。これもまたハードル高いな。
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オペレーションセンター再び-その2

2007-07-08 16:28:32 | 勉強
早めに「この前不満をぶちまけた人」に「今日、アパートに帰るかどうかを確認するべきだった。

彼は18時くらいから教授と電話をし始め、そこで「あおがオペレーションセンターですべきこと」を確認したようで、その話をしていたら20時半になった。

さて、あおは今日、どうやってアパートに帰るの?

と聞かれた。「え、あなた、やっぱり帰らないの?」と思ったけれど、「もしかして」という予感もあったから、「電車とバスで帰る」と答えた。もう終バスはない時間だったけれど、嫌~な感じで聞かれたからそう答えた。

もう終バスないよ。どうするの?どうしてちゃんとオーガナイズしないの?どうするつもりなの?

とまくし立てられた。さらに、「私、まだ鍵をもらっていないんだけど」といったら、

鍵は、アパートのエントランスのマットの下に隠してきた

と。前回は手渡しだったし、今回だってオペレーションセンターで会うことが分かっていたのに、どうしてそういうことするかなぁ・・・私の中で1本ブチッと切れた。

このあたりのホテルに泊まってもいいし、自分のフラットに帰ってもいい

と答えた。しかし、すでにオペレーションセンターから電車の駅に行くバスも出てしまった。やっぱり彼が「どうするの?」と聞くので、私は、ここは空港で、まだ着陸する飛行機があるから、タクシーは待っているだろうし、あるいは駅まで行く人を探して一緒にタクシーに乗ってもいい、という意味で

駅までいく誰かを探すわ

といったら、うまく伝わらなかったようで「そりゃ、当然僕が行くから送ってあげるよ」といい、結局オペレーションセンターから車で10分くらいの町で降ろしてもらい、ホテルを探した。

運よくホテルが見つかり、そこに2日間、泊まった。ホテル代と自分の住んでいる街に帰る電車代を比較してみたら、ホテル代のほうが2ユーロくらい高いだけだった。しかも、ホテルは朝食付きだし、時間の節約にもなるから、自腹でホテルは痛かったけれど、まぁ、よかったと思う。
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オペレーションセンター再び-その1

2007-07-07 20:15:10 | 勉強
先週末に過去の衛星データが届き、教授に一応「届きました」と連絡をした。月曜日、学校でメールチェックをしたら

水曜から金曜までオペレーションセンターで映像を作って

とのことだった。月曜は秘書さんが休みだったので、火曜日にチケットの手配をお願いした。そのときに、

DBがストライキをしているの。ニュースのチェックを忘れないで

とアドバイスをしてもらった。ストライキかぁ。ネットでDBを見てみたけど、ストライキのニュースはドイツ語のみだったので、研究室の人に聞いてみた。

うん、今朝はここの街から出る電車は1本も動いてなかったみたいだよ。Sバーンも動いていなくて、今朝、Uバーンが大変なことになっていたもん

そっか。明日はどうなんだろう。ストライキは1日で終わるかな?と聞いてみたら、

どうだろうね、動かない可能性はあるよね

と言われた。

そして、今度はオペレーションセンターと滞在するアパートを往復するための手段を確保するべく、この前不満をぶちまけた人に連絡してみた。
よく、「外国人にははっきり言わないと分からないから」「はっきりと伝えた後、関係が悪くなるわけではないから」と言うけれど、今回思ったのは「人による」ってことだった。あからさまに態度が変わったわけではないけれど、私は「変わった」と感じた。前回の不満は教授に対するものであったけれど、「彼への不満・批判」とも取れる部分もあったし。

で、その彼から返事が返ってきた。

水曜はOKだけど、木曜、金曜は完全Off日だから、多分自分はオペレーションセンターには行かない

と。ここで私は教授に電話をした。「完全Off日」っていうことは、もし誰もオペレーションセンターで働かなければ私は鍵を持っていないから締め出し。それにDBのストライキで電車が動かないかもしれない、ということを訴えた(行きたくない気持ちが大きかったので)。

問題ないよ

の一言で翌日からのオペレーションセンター滞在が決定された。残るはオペレーションセンターとアパートの往復手段の確保。

私、人に何かをお願いするのはものすごく苦手。その人の「ついでに」だったらいくらでもお願いできるけれど、「わざわざ」というのはどうしてもできない(家族は別)。最悪、ホテルを自腹で探すかな、とはひそかに考えていた。実際、オペレーションセンターとアパートはバス・電車・バスを乗り継いで1時間半、最終バスに乗ろうと思うとオペレーションセンターを16時過ぎに出ないといけない状況だった。

でも、水曜の夜、「不満をぶちまけた人」にアパートまで連れて行ってもらえれば、最寄のバス停も分かるし、まぁ、アパートでもいけるかな、とも思っていた。
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エアパーク公開日

2007-07-03 06:04:51 | Weblog
前回オペレーションセンターに行ったとき、祭日があり、その日がエアパーク(空港)の公開日だった。

普段(といっても3回しか見てないけど)閑散としているエアパークに人があふれていた。

その日、とても暑かったので、同僚2人とアイスクリームを買いにオフィスを出た。オフィスビルを出てしばらく歩くと空き地にたくさんの人と車が出ていて驚いた。

消防車や救急車、パトカー(空港なので)の展示があったり、ソーセージとビールを売って、その場で食べられるようにテントが張られていたり、子供がゲームを楽しめるようになっていたり、ちょとしたお祭りだった。

ターミナルの中も、前見たときはスタッフすら見かけなかったのに、この日はものすごい人でにぎわっていた。

多分、祭日で天気もよく、他にすることがなかったと思われる

一緒にいた同僚(結構年配)によるとこのエアパークはドイツ統一前、カナダ軍が使用していたらしい。空き地にいくつも大きな山のようなものができていて、「これはなんだろう」と思っていたら、それは、

飛行機を隠すため

の施設だったらしい。ターミナルビル自体はまだ出来上がって数年、という新しいものできれいだったけれど、エアパーク自体は意外と古く、歴史(というほど古くはないけれど)の名残があるようだ。
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