徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

クリスマスパーティ

2006-12-27 00:05:47 | Weblog
私がバイトをしている研究室はクリスマス時期にドイツに残っている外国人が多く、24日のパーティに誘われた。

その研究室が先日行ったクリスマスパーティに私の同居人は「ちらし寿司」を持って行ったらしい。そのときに、

巻いてなかったら『寿司』じゃないよー

とウクライナ人とアゼルバイジャン人に言われたらしい。そこで、今回のパーティには巻き寿司を出すことにした。サラダ巻きとスモークサーモン巻き。1人で巻くのもなんなので、そのウクライナ人に「手伝って」と声をかけ、一緒に巻いた。

楽しいね

と大はしゃぎ。ご飯や、サラダをつめすぎて横からはみ出しても、「はははー、はみ出しちゃった」と言ってスプーンで横から押す押す。楽しんでもらえて何よりでした。

料理はそのほか、ジャガイモグラタンやターキーサラダ、パスタなどなど並び、どれもおいしかった。イランの男性がこまめにお茶をいれてくれた。

食事が一段楽したところで、みんなでゲーム。集中力さえあれば勝てるゲームだった。そういうゲームは私、得意だったりする。そして、「勝ちたい」という意欲は誰にも負けない。そういうわけで、勝った。とても満足。

結構食べ散らかし、食器とか、「誰がいつ洗うんだろう・・・もしかして私?」と思っていたけれど、アゼルバイジャンの女性が率先して洗ってくれ、私が帰る頃にはみんなが持ち寄った食器はすべてきれいになっていた。ありがたし。

また新年に集まることを約束して解散。みんなでクリスマスを過ごせてとても楽しかった。
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クリスマスマーケット-ケルン編

2006-12-26 23:52:36 | 旅行



翌日はケルンへ大聖堂を見に行った。私はまだ20歳くらいのとき、友達とヨーロッパを旅行したときに大聖堂の外観を見た。そのときは大聖堂の大きさに圧倒された。しかし、今回はなぜかそういうことはなかった。

今回は塔にも登った。が、正直、眺めはイマイチ。ケルンも大都市なので、とても近代的な眺め。

クリスマスマーケットは大聖堂の横の広場で行われていた。塔に登ったときに上から見たら屋根が赤色でとてもきれいだった。ここのクリスマスマーケットは中華やメキシカン、ベイクドポテトなどインターナショナルな食べ物が売られていた。キャンドルやクリスマスオーナメント、というよりは食べ物が多かった。

本当はチョコレート博物館にも行きたかったけれど、時間の関係で滞在時間は2時間ほどだった。残念。

ケルンのメインステーションで私たちは荷物を預けた。コインロッカーと有人の預かり所の2つがあった。最初に見つけた有人の預かり所に行ったら、係りの人が

荷物、2つ預けるのなら、コインロッカーのほうがお得よ

と教えてくれた。コインロッカーは1つ4ユーロ。有人の預かり所では荷物1つにつき4ユーロという。私と母は相談した結果、有人のところで預けよう、ということになった。

なぜなら、ドイツのコインロッカーの中には使い方が分からないものがあるから(説明はドイツ語だし)、ということと、もし何かあった場合、有人のほうが対処がききそう、ということで。

私たちのほかにも何組か荷物を預けに来たけれど、係りの人に同じことを言われ、コインロッカーに向かっていた。確かに、コインロッカーのほうが安いし。

写真はクリスマスマーケットの広場で見つけた巨大サンタさん。
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クリスマスマーケット-フランクフルト編

2006-12-25 21:40:51 | 旅行



母が遊びに来たのでクリスマスマーケットに出かけた。最初はフランクフルト。「商業都市だからどうだろう」と思っていたけれど、メインステーションから歩いて10分ほどのところにあるレーマー広場になかなかよいクリスマスマーケットが立っていた(写真)。

私は3度目のクリスマスなのでそれほど興奮しなかったけれど、母は初めてのクリスマスマーケットなので大喜びだった。寒くなかったのでゆっくりとお店を見ることができて良かった。

屋根の上で楽器を演奏している人たちがいて印象的だった。

フランクフルトも大きな町なので、クリスマスマーケットもレーマー広場だけではなく、あちこちに広がっていたので、ふらふらと道路を渡って別の通りに行ったりしていたら現在地が分からなくなってしまった。あわてて地図で確認したら、とんでもないところにいた。

ほんの2時間くらいの散策だったので、フランクフルトではレーマーと大聖堂(外観)だけを見た。
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研究室のクリスマスディナー

2006-12-24 22:23:36 | Weblog
先日、研究室の人とでクリスマスディナーに行った。研究室の公式行事らしく、

2ヶ月くらい前から予定を決めていた

ディナーは私の住む街から車で1時間くらいの比較的日本人の多い街のレストラン。予約は8時なので、それまでに各自でレストランに集合。私は研究室の人に車で連れて行ってもらった。夕方5時に学校を出発し、6時くらいにはその街に到着。レストランに行ったら、既に秘書さんたちが到着していて、そのうち何人かと一緒にクリスマスマーケット見学に出かけた。

アイスクリームを買うドイツ人たち・・・

えっと、何百年ぶりかに暖かい冬、とはいえ、寒いし、見ている私が寒いんですけど・・・

再びレストランに到着したら、もう既に席についている人たちもいた。テーブルは2つに分かれていて、私の近くには10月まで中国でデータ収集をしていたドイツ人と、数年前、2年間、京都大学でポスドクをしていたドイツ人が座った。話はやはり日本、中国のこと。中国でデータを収集していた人が中国語のテキストを持っていたので、それを見ながら、漢字の話をした。京都大学でポスドクをしていた人が、

中国語は発音は難しいけれど、読み方を覚えちゃえば楽だね。日本語は音読みと訓読みがあるでしょ。それが難しいんだよね

と。

そういえば、先日、ベビーシッターのときに日本のシールを持ってきてくれた人がいた。そのシールの裏面に、「表面は・・・」という文章がかかれ、それに「おもてめん」と振り仮名が振られていた。ベビーシッターの人が、「これって、『ひょうめん』なんじゃないの?『おもてめん』なんて読む?」と。『おもてめん』で何の違和感もなかった私。「表と裏がある場合は『おもてめん』なんじゃない?例えば、テーブルの上の部分は『ひょうめん』みたいな」といったら、「あおさん、頭いいね」と言われたけれど、そうなのか?

日本人でも難しい音読みと訓読み。ドイツ人にはさぞ難しかったことでしょう。

さて、ディナーは、というと、各自好きなものをオーダー。私はマールタッシェンというドイツ料理をオーダー。簡単に言えば餃子の大きいもの。

食べ終わったときに教授(別テーブルに座っていた)がみんなに「どうでしたか?」と聞いた。その一言を聞いた瞬間、小声でミーティングが始まった。インド人が

聞いたって事は自分たちは払わなくていいんだよ

ドイツ人は

いや、払うんだよ

結局1人ずつ会計。とてもドイツっぽい。私は好きなものを好きなだけ食べられるのでそのほうが好きだけれど。デザートも食べ、とても満足。
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ドイツ生活の現実

2006-12-14 03:23:03 | Weblog
よく、

海外に住んで最初の2年は『楽しい』というだけで過ぎていく

と聞くが、私もそう思うし、今ちょうど、「楽しかった」時期を過ぎ、「怒り、落胆」の時期に入ってきた。日本と違う国で暮らしているのだから、システムが違うのは仕方ない、と思っても、納得いかない部分も多い。例えば、

滞在許可問題。保険会社のヘルプデスクにメールを何度しても音沙汰ないこと数週間。今日ようやく来たメールには

新しい住所を教えて

と。・・・最初に教えたし、その後も教えたのに、何をいまさら・・・日本では考えられない仕事の精度と遅さ。

次はドイツ国鉄(ドイチェバーン)。私はチケットを安く買える「バーンカード25」を持っている。それは、1年ごとに自動更新になる(勝手に送られてくる)ので、期限の切れる6週間前までに解除の連絡をすることになっている。

前に解除した人に教えてもらったヘルプデスク宛に、「解除したいんだけれど、どうすればいいの?」と期限の切れる2ヶ月以上前にメールした。やっぱり音沙汰なかった。が、カードの期限の切れるぴったり6週間前に、

文書で解除の連絡をいただけなかったので、更新の手続きをします

というメールが来た。結構むっときた私は、「2ヶ月以上前に解除の連絡をして、その後、どうしたらいいか、の連絡もなく一方的に『キャンセルできない』はひどいのでは?私はもうすぐドイツを離れるので解除したいのですが」と書いて再びメール送信した。

やっぱり2週間ほど連絡がなかった

「連絡がない」というのはよくない、と思った私はドイチェバーンに再びメールを送ってみた。

やっぱり連絡がない

もういいや、ドイチェバーンは私の新しい住所を知らないから連絡のつけようがないはず、とあきらめて数日。

あなたのバーンカードはキャンセルします

とようやく連絡が来た。ありえない遅さ。

ドイツに来ていろいろな日本人と会ったけれど、どの人も同じような経験をし、私のこういうような話をすると

分かる分かる~。ドイツってそうなんだよね

と、さらにものすごい話を聞かせてくれたりする。

他の国に来て文句を言うのもどうかと思うけれど、これだけは言いたい。

仕事はきちんと素早く正確にやって欲しい

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バスの時刻表改定

2006-12-13 04:24:32 | Weblog
私の住んでいるところから街までバスとUバーンを乗り継いで約40分かかる。それでも私はそこそこ便利だと思っていた。最寄のバス停まで1分かからないくらいだし。歩いて3分ほどの別のバス停まで行けばまた違う路線のバスが走っていて、それを使ってもいい。

そんな状況だったのに、

先週からバスの運行路線が微妙に変更になった

今まで歩いて3分のバス停に止まっていたバスが私の家の最寄のバス停にも止まるようになった!!なおかつ、今まで最寄のバス停に止まっていたバスの運行が増え、朝夕のピーク時には10分に1本となった(今までは20分に1本)。

かなり便利。日本では「バス」というと、終バスは夜8時や9時、というイメージだけれど、こちらは深夜0時過ぎまで走っていて、さらに、もっと遅くは「ナイトバス」が走っている(約1時間に1本、路線は10くらい。午前3時33分街中発が最終)。Uバーンが終わってもナイトバスで帰ることができる。私の場合、家から歩いて3分のバス停に止まってくれる。

こんなに便利に変わるとは予想していなかった。驚いた。でもうれしい。
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シャワー工事-その後

2006-12-11 04:05:34 | ジム・サウナ
ジムのシャワー工事が無事終了した。予想に反してちゃんと3週間で終了した。前はブルーのタイルのシャワールームだったけれど、今はグレーの大理石調のシャワールーム。前は6つのシャワーがあり、そのうちの両端は少し手前についていて、壁で区切られていた。残りの4つは一列に並び、隣との区切りの板がついていた。今回は

両端の2つは同じだけれど、残りの4つのシャワーに区切りがなくなった

隣の人のシャワーがダイレクトにあたりそう・・・さらに、

シャンプーなどを置く台がなくなった

確かに、多くの人はボディソープだけを持ってシャワーに行くから台は必要ないのかもしれないけれど・・・使いにくい。

さらに、今回の目玉は・・・

シャワールームのドアがなくなった

開放感満喫!!です。更衣室からシャワールームが(一部)丸見え。その見える「一部」も、普通にシャワーを使っている人がいる。

さらにさらに。ここの女性用更衣室は入り口横の壁が鏡になっている。そして、更衣室はトレーニングエリアの脇にあり、ドアのなくなったシャワールームが鏡に映り使っている様子が丸見え・・・こんな開放感、要らない・・・と思っていたら、今日、その鏡の前に微妙なついたてが置かれていた。ついたてが置かれている通路は狭く、とても邪魔。でも、ないとシャワールームが丸見えだし。

なぜシャワールームのドアを取り払ったのでしょう・・・?


シャワールームが工事中の間、別のシャワールームを使っていて、そこにジャグジーバスがあり、私は結構使っていた。が、ある日、使用後にエステのスタッフに捕まった。

あなた、バスを使ったの?バスは高いのよ。お金を払ってもらわないと

と言われた。私は

え、じゃあ、『バスは使用禁止』って書いておいてよ

と言ったら、

『シャワーはこちら』って書いてあって、『バスを使っていい』とは書いていないわ

と言われた。まぁ、そうだろうな(バスは使用禁止)、と思っていたし、お金を払うのはイヤなので、「もうしません」と言って立ち去った(しばらくはジムの出入り口をびくびくしながら通った)。

でも、やっぱり考えれば考えるほど「バスは使用禁止」と書いておいてほしかった。あるいはバスを入れるボタンの横に一言書いておくとか。

土曜日からジムのシャワールームを使えるようになったけれど、更衣室の出入り口のドアにはまだ「シャワールームリフォーム中なので別のシャワールームを使ってください」の張り紙があったし、サウナに行く途中には「シャワーはこっち」の矢印があった。

使われたくないのなら、そういうところをきちんとしてくれ、と思うのは私だけ??(これも逆切れかしら)

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クリスマスマーケット・スタート

2006-12-05 23:10:57 | Weblog
再びクリスマスマーケットの時期になった。ついこの前クリスマスだったような気がするのは気のせいかしら。

先週末、街に買い物に行ったついでに少しだけ寄ってみたけれど、今年はまだそこそこ暖かいし、行ったのが日中だったし、でものすごい人出だった。家族連れも多く、私は3回くらいバギーに轢かれた・・・すぐに謝ってくれる人と、知らん顔して行ってしまう人といた。

クリスマスマーケットはもう3回目なので、それほど興奮しない。あぁ、やっぱり同じお店がでるのね、と思うくらい。でも、今年はろうそくのよさに目覚めたので、マーケットでろうそく立てを買おうと思っている。最後のクリスマスだし、記念に。

民家のクリスマスの飾りつけはまだだけれど、お店はすでに飾られている。サンタクロースが壁に張り付いていたり、ツリーが飾られていたり。

最初の年はがんばっていろいろなクリスマスマーケットを見に行ったけれど、今年はどうしようかな。そんな時間、あるかな。近くに「中世」をテーマにしたクリスマスマーケットをする街があるので、そこには行ってみようかな。

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