徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ドイツ語の本-Die Nacht, der Mond und die Sterne

2017-01-27 18:50:51 | ドイツ語の本


今回読んだ本のタイトルは、『夜、月、そして星』。まだ早いかな、とも思ったけれど、初めて「ドイツ語で何かを学ぶ本」を読んだ。

地球の自転や公転、日食や星座など、小学校で習う理科の範囲で、見開き2ページで1つのトピックが説明されている。絵もわかりやすく、自分の持っている知識とソクチくんの補足で何とか理解できる程度の難易度だった。

ドイツ語の主文は、動詞が文の2番目に来る。今まで読んだ本は本当に子供向けの本なので、たいてい主語は一番最初か3番目に置かれてわかりやすくなっていたけれど、この本では

主語を見失う

ことが多かった。副文から始まって主文の動詞が来て、補語が来て、主文の主語が来て、関係代名詞が来て、などと、1文が長くなると迷子になる。30ページほどの本なので、読み終えたらそこそこ達成感があった。


この本を読み終えた後、ソクチくんに『同じシリーズで塩に関する本を持っているけれど、読む?』と聞かれたので、『Woher kommt das Salz?』(塩はどこから来るの?)も読んだ。

塩に関することのほうが知らないことが多かったせいもあり、こちらの本のほうが興味深かった。私が特に興味を持ったのは、「砂漠ではどこからどうやって塩を得るのか」、「地下400メートルのところにある塩でできた大きな教会」、「塩は友情と信頼の証」あたり。

子供用のお話だけでなく、知識を得る本もいいなぁ、と思った(まだまだ一人では読めないけれど)。

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語彙と単語

2017-01-25 09:19:37 | タンデム
漢字を勉強しているドイツ人タンデムパートナーに『

「語彙」と「単語」は何が違うの?

』と聞かれた。彼女の使っているテキストのそれぞれの課の最後に新しく出てきた単語がリストアップされていて、その見出しが『語彙』だった。

語彙と単語、何が違うんだろう。『語彙が豊富』とは言うけれど、『単語が豊富』とは言わないから、違うものなんだろうけれど、説明できるほど違いが分からない。

英語ができるドイツ人(彼も日本語を勉強中)に、『「語彙」は「Vocabulary」、「単語」は「Word」だよ』と彼に丸投げした。彼も、英語からドイツ語に直してみたけれど、ぴんと来なかったようで、持っていた辞書で確認した。
そこには、

語彙:個人が使ったり理解したりできる単語の総量

とあり、私も説明されて納得した。だからWordは可算名詞だけれど、Vocabularyは不可算名詞なのか。


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日本食レストランで

2017-01-11 17:07:25 | Weblog
私のドイツ人のタンデムパートナーが、日本語を勉強していたり教えていたりするドイツ人を誘って、時々日本食レストランに集まる。そのレストラン、今まで何度か行ったけれどいつ行っても閑散としていた(客が私たちだけだったこともある)のに、今回は

満席

だった。私たちは予約をして行ったけれど、テーブルが空いていなかったので15分くらいは待った。

今回集まったのは7人。私とソクチくんはとんかつをオーダーし、その他の人はラーメンを頼んだ。

頼んでから30分くらい経った頃、オーナーが『ごめんなさいね。今日は誰もお寿司を頼まないから、キッチンがものすごく混んでいて、まだもう少し時間がかかりそうなの』と言いに来た。

『今日は寒いから、お寿司は出ないだろうね』などと話をしながら待つこと、さらに30分。またオーナーが来て『このグループは皆さん、日本語を勉強しているのよね?今、日本人のお客さんが来たんだけど、相席できないかしら?』と聞かれたので、もちろん了承した。ドイツの別の都市に留学している学生さんだった。

彼もラーメンをオーダーした。
待つこと約20分。

彼のラーメンが出てきた

。私たちの食事はまだなのに。
いや、もしかしたら、知らないグループに放り込まれた彼に対するお店の心遣いかもしれないし。
と、自分を納得させた。

彼が食べ終わってから5分後くらいに私たちの食事が出てきたけれど、

とんかつが冷めきっていた…

私たちのグループの7人分を同時にサーブしようとしてとんかつを最初に用意したけれど、飛び込みで入ったラーメンを用意しているうちにとんかつが冷めたんだろうか…

冷めていてもおいしかったのでまぁ、良しとしよう。
(でも、熱々だったらもっとおいしかったんだろうなぁ。)


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検問を見かける

2017-01-09 17:27:28 | Weblog
先月、ソクチくんの実家からの帰り、いつものように高速道路を降りた後、どんなに高速道路が渋滞していても渋滞したことのない場所が渋滞していた。

『事故があったのかな?』などとソクチくんと話をしていたら、

照明が煌々

と照らされているのが見えた。そして

税関が検問

をしていることに気が付いた。

その日はソクチくんの実家に行っただけだったので、私は身分証(コピーも)を持っていなかった。どうしよう…
と心配したけれど、私たちはスルーだった。よかった。

止められた車は、ルーマニアやフランスなど、ドイツ以外からの車が多かったけれど、

隣町

からの車も数台、荷物検査の列に並んでいた。

私は検問を見かけたのは初めてなので、これが通常の検問の規模なのかわからないけれど、今回は税関の車両10台程度に加え、

パトカー数10台

が止まっていた。何か目的があって検問をしていたのか、通常業務の一環だったのか、気になる。


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ドイツの病院事情(一例)

2017-01-03 18:16:23 | Weblog
ドイツの健康保険は、公的なものとプライベートと2種類ある。公的なものは、標準医療は無料。プライベートは、掛け金が高い分、保険で賄える医療も幅広い。

なので、プライベートの保険を持っていると診察の予約が早くなったり、プライベート保険を持っている人を対象としたお医者さんもいる。駐在さんはプライベートの保険を使っている人が多いけれど、一般的には公的なものを使っている人が多い。

先月上旬、ソクチくんの友達の誕生日パーティに行ったとき、パーティの主催者の弟夫婦が生後2週間の子供を連れてきた。奥さんは杖を突いていた。どうやら、出産の際、骨盤が開きすぎて戻らなくなったらしい。

彼女の話では、整形外科に電話したら、予約は

2か月後

になると言われたという。
(ドイツでは、痛みがある場合はお医者さんはその患者を診る義務があるので、)予約なしで行って、お医者さんの手が空くのを待つこともできる、とも言われたらしい。

が、生後2週間の赤ちゃんを連れて延々と待合室で待つっていうのはなしでしょう。そして、今回は「出産の際」と理由が分かっているので、早く治療したほうが完治するんじゃないかと思うのに。2か月も待ったら治るものも治らなくなるんじゃないか、と、びっくりした。

他の整形外科にも聞いてみる、と言っていたので、どこかで診察してもらっていたらいいな、と思う。

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義父から義母へのクリスマスプレゼント

2017-01-02 18:16:25 | Weblog
毎年12月はあっという間に過ぎ去るけれど、去年もあっという間だった。

去年のクリスマスも暖かいクリスマスだった。田舎のソクチくんの実家で気温が

6度

だったので、街中は10度くらいまで上がったと思う。

ソクチくんの実家のクリスマスプレゼントの交換は、親せきからの日めくりカレンダーや手作りジャムや蒸留酒など、毎年それほど変化はない。義両親間のプレゼントも、手編みの靴下だったり、チョコレートだったりと、特別感はない。

が、今回、義父から義母へのプレゼントの1つが

自作のクロスワードパズル

だった。そしてヒントのいくつかは

義母の出身地

に関係するもので、私は『愛だなぁ』と少し感動した。

翌日、早速義母がクロスワードパズルを解いていたので、ここでも『愛だなぁ』と思っていたら、あとからソクチくんが『お母さん、本当はあまり解く気がなかったんだよ』と言われ、びっくりした。

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