徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

無期限滞在許可取得への道-無期限滞在許可証最終確認編

2019-07-26 16:46:09 | Weblog
無期限滞在許可証を申請してから2か月後に「○月×日△時に下記の書類を持って◇号室に配偶者と一緒に来なさい」の手紙が届いたが、○月×日は手紙が届いてから約3か月後の日付。申請時に『休暇を取るから、この月はドイツにいないので、その月を避けてください』とお願いしたのでそうなった。つまり

申請してから約5か月後

の日付。この5か月の間にソクチくん、

転職

した。いつも「転職したい」とは思っていたけれど、申請時には具体的に動いているものは全くなく、半年後も同じ会社で働いているつもりだった。しかも、○月1日から新しい職場で働きだしたので、外国人局に提出する給料明細3か月分は前の職場の物、在職証明は新しい職場の物で、最大の懸案事項は

半年間の試用期間中

と言う点。これ、『試用期間が終わる半年後にまた来てね』と言われるのではないかと思っていた(そして申請時に支払った約55ユーロは返金されず)。


さて、○月×日当日。先方が指定した私の予約時間は8時半。外国人局は朝8時半スタートなので朝一番の予約。指定された部屋の前に行き、呼び出されるのを待った。

8時半になり3人の名前が呼ばれた。私は1番最初に呼ばれたのが私ではないかと思ったけれど、ソクチくんは『はっきりとは聞こえなかったけれど、

(男性に使用する)Herr

って言っていたから違うと思うよ。名前も違っていたと思うし』と言う。でも3人を呼び出した後、他の人を呼び出す気配がなかったので中に入って聞いてみたら、やっぱり私だった。

書類を出そうとしたらスタッフが『今日、

あなたの担当者休み

だから、▽号室に行って』

と言われた。2か月も前からの予約なので、病気の可能性もあるので、担当者が休みであることについては何も思わないけれど、『▽号室に行って』というのは、8時半よりも前に伝えてもいいのではないかと思う。

▽号室に入ったら、スタッフが『回されてきた人?』と待っていてくれてスムーズに話が進んだ。

が、ソクチくんが新しい職場で試用期間中であることを見つけたら、『あら、これは問題ね。通常は試用期間中は無期限滞在許可証は出ないのよ。同僚に聞いてみるわ。外で待っていて』と言われ、外で待つこと

約20分

。やっぱりそうだよね…

呼び出されて再び中に入ったら、私に『あなた、もうドイツ長いから少しはドイツ語出来るのよね?』と聞いてきた。
私:少し。
スタッフ:ドイツで勉強していたの?
私:はい。気象学を勉強していました。
スタッフ:ドクターも取ったの?
私:取ろうと思ったけど途中で辞めました。
スタッフ:働いている?
私:働いていません。
スタッフ:働くつもりは?
私:ありません。

と言う会話をしてから無期限滞在許可証が発行されることを告げられた。『無期限滞在許可証の暗証番号が手紙で届くから、

その4週間後

に無期限滞在許可証を受け取りに来て』と言われた。手紙が届いてから4週間後の受領…

左右の人差し指の指紋を取られ、残りのお金(約55ユーロ)を支払い終了。

ソクチくんが試用期間中にもかかわらず、無事に無期限滞在許可証が発行されることになったけれど、これは、新しい仕事が公務員ではないけれど州が雇用者であること、前の職場よりも給料が上がることがプラスに働いて発行の運びとなったのではないかと思う。

これで外国人局に行くのが3年に1度から10年に1度(パスポートを更新したら無期限滞在許可証も更新しないといけない)になる。

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EMSとDHL

2019-07-25 15:28:54 | Weblog
日本に住む友人がEMSでいろいろ送ってくれた。彼女はいつも、発送と同時にEMSの追跡番号を知らせてくれるので、受け取り予定日がだいたい分かる。

今回は、受け取り予定日に出かけることになっていた。大家さんが受け取ってくれたかな、と思いながら帰宅したけれど、荷物はないし、不在票もポストに入っていなかった。「今日は配達されなかったのかな?」と思いながら日本郵便で配達状況をチェックした。

不在のため持ち帰り

になっていた。「不在票入っていなかったけど」と思っていたら、大家さんから『税金12.9ユーロを払わないといけなかったけど、20ユーロ札しかなかったので、それで支払おうと思ったら「

現金を持っていないからお釣りは出せません

」と言われて、荷物は持ち帰られたわ』と連絡があった。今回は税金の支払いがあるのか。翌日も午前中に数時間外出の予定があったので、再配達に備えて12.9ユーロちょうどを大家さんも分かるところに置き、大家さんにそのことを伝えて外出した。

帰宅すると、お金はまだ残されていた。「再配達はなかったのかな?」と思って再び日本郵便で配達状況をチェックしたら、再び

不在のため持ち帰り

になっていた。そして、やっぱり不在票はない。

さらにその翌日、翌々日と待ってみたけれど、再配達はない。配達状況を確認しても当然動きはない。DHLで配達状況を確認しても日本郵便と同じ(ステーションに持ち帰り)となっていて、配達状況のほかは「再配達の依頼」とか、「コンタクト先」などは、ソクチくんに確認してもらってもどこにも書かれていない。

これは、1週間くらいしたら日本に返送されてしまうのではないかと思い、慌ててDHLのウェブサイトからコンタクト先を探して朝6時半に「

今日再配達してほしい

けど可能ですか?だって、EMSって速達ですもの」とメールした。返信は案の定、「もう配達の車が出発したから

無理

です。明日再配達する手配をしました」と返信が8時過ぎに返ってきた。「明日」は土曜日で泊りで出かける用事があったので、「ピックアップに行きます。私の荷物はどこにありますか?」と聞いたら、住所を教えてくれた(市内どこに住んでいても受け取り場所はこの1か所のみ)。

仕事から帰ってきたソクチくんにお願いして車でその場所まで受け取りに行った。そこで聞いた話をまとめると、

*速達はDHL Expressが担当
*(通常の)DHLは不在票を入れる(配達前に準備している)けどDHL Expressは不在票を入れない
*配達状況をチェックして受け取れるようにするのは受取人の「義務」(お金を支払った発送人はDHLの客だけど、受取人は客じゃない、みたいなことも言われた)


らしい。

だったら、DHLの配達状況のページに「再配達の依頼方法」と「受け取り出来る場所」を書いておけばいいのに、と思った。でも、次からは確実に受け取れる。

10年くらい前に別の友人がサプライズで荷物を送ってくれたことがある。3か月後くらいにその友達から「荷物が返送されてきたけど」と連絡があってびっくりしたことがあるけれど、こういう理由だったのだろうと思った。

ちなみに、SAL便は速達ではないので、(通常の)DHLが担当し、不在の場合は不在票を入れてくれる。そして、受け取り場所は最寄りの郵便局なのである意味便利。

受け取り時に支払った税金は、配達人さんが大家さんに伝えた12.9ユーロではなく13.29ユーロだった。配達人さん、数字を読み間違えたのだろうか。

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Harry Potterシリーズ・読み切れず

2019-07-24 14:15:54 | DVD・本
ここ2年くらい、電車での移動の時にHarry Potterシリーズを読んでいた。3巻くらいまでは楽しく読んでいた(厚くなかったし)けれど、4巻目から「うわー」と思うことが増えてきた。

そして、去年の秋から5巻目を読み始めたけれど、だんだん

ダークな雰囲気

が濃くなってきてストーリーを楽しめなくなった。ここを乗り切ればまた面白くなるのだろうけれど、

乗り越えられる気がしない…

ということで、Harry Potter and the Order of the Phoenixの418ページ目でギブアップ。

私はサスペンスとか探偵ものとか好きだけれど、名前がついてそれまで生き生きと描かれていた子供が殺される話は楽しめないな、と思った。しかも、今回はストーリー終了までまだまだ話が続くようだったので、いったんここで打ち切り。もしまた読みたくなったら5巻目の400ページ辺りから読み進めようと思う。

この話をソクチくんにして、さらに、『だから、この後は

The Firm by John Grisham

を読むつもり』と伝えたら『え?人死ぬけど』とびっくりされた。

まだ最初の50ページほどを読んだだけだけれど、以前読んだ「The Pelican Brief」よりも易しい英語で書かれていて読みやすい。

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無期限滞在許可取得への道-無期限滞在許可申請編

2019-07-18 03:37:40 | Weblog
さて、必要書類をそろえて再び外国人局へ行った。今回は「予約なし」の部屋。1時間くらい待ったこともあったけれど、今回は私よりも前に待っている人が1人だったのですぐに順番が来た。

書類を渡すと、『審査に

2か月から6か月

かかります。準備ができたら手紙で連絡します』と言われ、無期限滞在許可証の発行手数料の半額(55ユーロ程度)を支払った。このお金は、無事無期限滞在許可証が発行されれば、その手数料に充当され、申請が却下された場合も「受付手数料」として返金はされないことの説明を受け、あっという間に申請が終了した。


待つこと2か月。外国人局から手紙が届いた。第一印象は「あれ?

ちょっと分厚くない?

」だった。申請した結果の通知ということで、手紙1枚のみが入っていると思っていたので、封筒の厚みにびっくりした。

開封してみたら、

審査の結果については何も書かれていなく、

ただ、「○月×日△時に下記の書類を持って◇号室に配偶者と一緒に来なさい」と書かれた手紙と、
*失業保険や生活保護、家賃補助などを受給したことがないこと
*配偶者と一緒に住んでいて、離婚の手続きはしていないこと、また、配偶者が離婚の意志があることを知らないこと
*在職証明

の書類が同封されていた。当日の持ち物は、この3種類の書類に加え、
*写真
*有効なパスポート
*給料明細

『あれ?この前無期限滞在許可を申請したと思ったけれど、あれは何だったのかな?』と思わず言ってしまった。特に写真は、今回また必要なら、前回持っていく必要はなかったのではないかと思う。

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