徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ダンスコース

2006-07-27 05:27:26 | ジム・サウナ
良く見かける黒人のインストラクターが「これからコースがあるけれど、出ないか」といろいろな人を誘っていた。コースに出る人が少ないと、インストラクターはジムにいる人に声を掛けている。

このインストラクターは、顔立ちが整っているし、筋肉も結構ついていて、ジムでも人気のインストラクターの1人。でも、私はその人のコースには出たことがなかった。

ジョギングをしていたら、私にもそのインストラクターが声を掛けてきた。

コンニチハ

とりあえず「こんにちは」と返してみた。インストラクターは私の国籍を当てたことに大喜び。で、

今からダンスのコースなんだけど、出ない?

ダンス、苦手なのよね。ごめんなさい。と伝えたら、

大丈夫だよ。最初はみんな踊れないよ。さぁ、行くよ

と言われ、参加することにしてしまった。後ろで走っていた男性はちゃんと断っていたのに。「NOと言えない(一応言ったけれど)日本人」を発揮してしまった。

そして、参加して、最初にインストラクターに

初めての人はここね

とインストラクターのまん前を指定された。コースに出るときは必ず2列目以降なんだけど。だって、ドイツ語が良く分からないから、インストラクターと参加している人の両方を見たいから。なのに、今回はまん前。

多分、インストラクターは私のダンスのセンスのなさに驚いたと思う・・・もう2度と誘われないような気がする。
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アウトドアで食事

2006-07-25 07:08:56 | Weblog
セメスターが終わりかけ、日本に一時帰国する人が出てきた。そして、その人が戻ってくる前に交換留学の大学生たちは帰国、ということで、一緒に料理をした(私もなぜか参加)。

メニューはカレーとサラダ。カレーはナスやパプリカなどを入れた「夏野菜カレー」。とてもおいしくできた。

最初は寮のキッチンで食べる予定だったけれど、9時になってもまだ明るいし、外は気持ちよかった(最近のドイツは暑い)ので、近くにある草地で食べることにした。そこは、普段からテーブルと椅子が置かれ、自由に使えるようになっている。

寮から鍋やドリンク、皿などを運び、みんなで食事。自然が多いせいなのか、オーガニックゴミを回収しているせいなのか、ハエがやたらめったら多い。そのほか、蜂もたくさんいる。

でも、やはり、外で食べる食事はおいしかった。日が沈むのが遅いから、ゆっくり楽しめるのが私はうれしい。

その、私たちが食事をしている横で、一生懸命マットにカバーを掛けている学生が2人。どうやらカバーを洗濯したけれど、縮んでしまったようで、苦戦していた。というか、

草の上で洗濯済みのカバーをマットに掛ける

ってどうなんでしょう。
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飛行機に乗る

2006-07-23 17:22:58 | Weblog
先日、友達に誘われ、飛行機に乗った。

彼は小型飛行機の操縦免許を持っているが、さらにその免許をアップグレードするためにインストラクターと操縦訓練の練習をしているという。「小型飛行機は4人乗りだからあおも乗りたいのなら乗れるよ」と言われた。

一瞬、「小型飛行機ってたまにニュースになっているよな」と不吉なことが頭を横切ったが、小型飛行機に乗るのは初めてなので、乗せてもらった。

最初は、街の近くの旅客機の空港へ行くのかと思ったら、街から1時間ほど離れた場所に連れて行かれた。「もうすぐつくから」と言われたとき、目の前には

畑が広がっていた

こんなところに空港??と思っていたら小型飛行機が見えてきた。止まっているのは数台だったけれど、待っている人は大勢いた。ドイツではメジャーな趣味なのだろうか。そういえば誘ってくれた友達のお父さんも小型飛行機の操縦をするという。

いよいよ友達が操縦する番となった。インストラクターと乗り込み、会話が聞こえるようにヘッドセットを貸してもらった。飛行機は草の上を走り、離陸準備。滑走路が短く、草の上からスタート。

そして1時間半の飛行。最初は「今日は気流が安定していないから、気持ち悪くなるかもしれないよ」といわれていたけれど、気流が変わったのか、快適な飛行だった。

私たちの住む街の上空までやってきた。写真は私の通っている大学(の一部)。住んでいる寮も見つけることができた。旅客機ではこんなに低い高度は飛ばないから、いろいろ見えて面白かった。

万が一のことを考えて部屋の掃除をして出かけた。何事もなく無事に帰ってくることができてよかった。
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地図が読めない女

2006-07-17 06:08:01 | Weblog
私の日本での友達は地図を読める女性が多い。私も大学生のときに1人で海外旅行を経験してから読めるようになった。さらに、私の一番の親友夫婦は

妻:地図は読めるが話は聞かない
夫:話は聞くが地図は読めない


なので、「話を聞かない男、地図が読めない女」はうそでしょう、と思っていた。

が、土曜日、車で30分くらいのところで開催されたBBQに友達に誘われ、連れて行ってもらった。彼女が車を運転してくれた。一応、地図は持ったけれど、地図を見る気配はなく、私はてっきり「頭に入っているのだろう」と思っていた。

市街地を抜け、標識を頼りに車を進めたが、結局間違った。歩いているドイツ人や、車に乗っているドイツ人に道を聞いた。

間違って教えてくれた

知らないなら「知らない」「分からない」と言ってくれればいいのに、あたかも知っているかのように、「2つ目の信号を右に曲がればいいから」などと教えてくれる。

私が地図を見始めた。が、運転する友達は私を信じられないのか、「ここで曲がるってさっきの人、言っていたよね」と、勝手に曲がってしまう。彼女は地図を読まない&読めない人だった・・・

でも、彼女のすごいところ(私のダメダメなところ)は、道を覚えていること。間違って曲がった道をまた通ったとき、「ここ、さっきも通ったよね」とすぐに分かる。私は分からない。私は「道を覚えられない女」。

そんなこんなで、結局30分ほどで到着するはずが、渋滞もあって結局2時間くらいかかった。

地図を読めない(読まない)女性って本当にいるのね、と思った土曜日だった。
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髪の毛を切る-4回目

2006-07-14 06:02:16 | Weblog
半年に1回のペースで髪の毛を切っていたので、今回が4回目、そしておそらくドイツで髪の毛を切るのもこれで最後。

今回も前回と同じデパートの美容院に行ってきた。そして、前回と同じヘアモデルの写真を持って。

やっぱり出来上がりは写真と全然違う。まず長さが違う。デザインもかなり違うし。さらに、前回と同じ写真だったのにもかかわらず、

前回の髪型とも違う

今回は前髪はそれほど切らず、主に横を切り、さらに、てっぺんを短く切られた。切っている最中、

おいおい、そんなに短くしたら髪の毛、立っちゃうよ

と思っていたけれど、黙っていた。ドイツ人は髪の毛が柔らかいので、短くカットしても立たないらしい。

安くカットしてもらうために、最後のブローは自分ですることにした。髪の毛をドライヤーで乾かしていると、早速髪の毛が立ち始めた。あーあ、と思うものの、心のどこかで「まぁ、2週間もすれば落ち着くし」と思っている。

そして2週間が経った。

髪の毛をセットするとなんだかバランスが悪い

あらら。なかなかうまくブローできない。日本で通っていた美容師さんに切ってもらうと1ヶ月くらいはうまくまとまっていたのに・・・

2ヶ月の辛抱かな。
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ワールドカップ-宴の後

2006-07-13 06:40:39 | Weblog
1ヶ月のワールドカップが終わった。

基本的にドイツ戦は盛り上がったけれど、その他はやはり「そこまで」は盛り上がらなかったように思う。街中のスクリーンの置いてある広場にはドイツ戦には7万人以上集まり、入場規制が敷かれた、という。が、ドイツ戦以外では入場規制はなかったようだった。

ドイツがそこそこ勝ち進んだのでワールドカップが盛り上がったように思う。もし早々と負けていたら相当寂しいワールドカップになったと思う。この前の日曜の決勝戦、私は友達とメンザに観戦しに行ったけれど、決勝戦にもかかわらず、かなり空いていた。

その前日の3位決定戦は若干しらけたムードもあったけれど、人も集まり、なかなかいい感じだったように思う。

写真はドイツ・アルゼンチン戦の後の街中の様子(基本的に試合があった日は汚い)。ゴミが散乱していてとても汚かった。みんな、平然とゴミを捨てながら歩くのにあきれた。が、翌日には清掃の人が片付けてくれてきれいになっているが。

ワールドカップのためのスクリーンも、屋台も撤去され、また日常が戻ってきた。
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ワールドカップ-ドイツ・アルゼンチン戦

2006-07-01 18:55:56 | Weblog
ドイツ最終戦になる、と思い、街のスクリーンで観戦してきた。17時試合開始だったけれど、念のため、2時間くらい前に会場に行った。

既に大混雑

写真は国歌斉唱の直後。16時には入場制限がされたらしい。試合開始前からハイテンション。「ベルリンに行こう」と歌い続ける人たち。試合開始2時間以上前からエネルギーをそんなに使い、試合も最低1時間半はあるのに、と余計な心配をしていたけれど、本当に余計だった。

試合が始まり、ドイツが攻め込むと、どこからともなく

ドイッチュラン~♪ドイッチュラン~ト♪

の大合唱。後半、すぐに点を取られ、少しがっかり感が漂っていたけれど、同点に追いついた後はまた息を吹き返した。攻め込んでも攻め込まれても再び

ドイッチュラン~♪ドイッチュラン~ト♪

PK戦のときはそれぞれの選手の名前を叫ぶ。アルゼンチンがシュートをする場合はGKの

レーマン、レーマン

の大合唱。

そして、ドイツの勝ち。狂喜乱舞するドイツ人たちはまた「ベルリンに行こう」と歌を歌い始め、車からはクラクションがひっきりなしに鳴らされ、街は大変なことになった。

きっと、(許容量以上に)飲酒をして運転をしている人が多いんだろうな、と思った。危ない危ない。
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