徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

日本語-お小遣い

2008-02-27 06:12:51 | Weblog
友達とランチをしたときに、友達が、

新聞で日本語を1つ覚えた

と言い出した。どんな単語だろう、と思ったら

お小遣い

普通のドイツ語の新聞の記事(?)で見つけた、という。そして、彼女が「ちゃんと正しく理解しているか説明させて」と言うので、説明してもらった。

日本では、夫が妻に給料全部渡し、夫は妻から毎月お金をもらう。それが『お小遣い』

ま、まぁ、子供に渡すお金も『お小遣い』だからそれだけではないけれど、

あってる

「あおの家もそうなの?それが普通なの?」
『普通か』と聞かれたら、「それは各家庭による」としか答えられない。が、あお家ではその通り。その昔、犬を飼っていた頃、ドッグフードは父のお小遣いからなぜか支払われていた。

お小遣いについて、彼女の説明はまだ続いた。

お小遣い制度の問題はね、夫の給料が上がっても、お小遣いは一定なところだって

ま、まぁ、これも各家庭によるでしょう。子供がそこそこ大きければ教育費にお金がかかるだろうし、子供がまだ小さくても、あるいはいなくても、家を買いたい人は夫のお小遣いは給料に比例しないだろうし。

で、彼女の国(カザフスタン)についても聞いてみた。

夫は妻に給料を全部渡す。が、お小遣い制度はなく、夫は何か買ったら妻に申告してお金をもらう

と。やっぱり家計は妻が握るのね。

ちなみに、ドイツ。共働きが多いけれど、共働きの場合は日本と同じく、いろいろ話し合いがされていると思う(お財布別々とか)。が、専業主婦の場合、多くは夫が妻に「生活費」を渡すスタイルらしい。家計は夫ががっちり握ることが多いと言う。

結局は夫婦のどちらかがきちんと家計を管理できれば問題ないけれど、女性から見ると、『お小遣い制」のほうがいいな。
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ストライキ

2008-02-23 17:11:17 | Weblog
市内交通のストライキがあった。

Uバーン、バスなどが運行されない

え?間引き運転とか、代行輸送とかないの?
実際は、郊外ではバスはたまに運行されていたようだったけれど、街中ではUバーンもバスも、止まった。電話受付や、窓口も閉鎖。
私も大学は自主休校(というより、Uバーンが動かないとたどり着けない)。

ストライキをした会社のウェブサイトを見てみた。どこかのコンサートホールで開催されるコンサートのために、主催者がバスをチャーターしたらしい。

さらに読み進めると、

行きたい場所があるなら自転車でどうぞ

みたいな文章もあり、ロードマップがダウンロードできるようにもなっていた。さすが自転車王国ドイツ。

普段公共交通機関を使っている人でも車を持っている人は多いから、当日だけ自動車出勤、と言う人もいた(同僚)。

多分、大きな混乱はなかったと思う。
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2008-02-22 20:23:29 | Weblog
私が住んでいるフラットは、4階建てくらいで、1階が店舗&事務所、それ以上が居住エリアとなっていて、各階2軒ずつ入っている。前に住んでいた人に、

ここの建物、昔泥棒が入ったらしいよ

と教えてもらった。なので、各戸、玄関の鍵は2つついている。建物自体の出入り口にも鍵があり、さらに、通りから建物の敷地に入るのに門を通るので、結局、

鍵は4つ

必要。

が。門はたまに閉まっていることもあるけれど、1週間のうち、5日~6日は開いている。さらに、建物自体の出入り口にいたっては、

鍵が閉まっていたことがない

通常、部外者が建物に入りたいときは、呼び鈴を押し、中の人に開錠してもらって建物に入ることになっているのに、この建物、

門さえ開いていれば建物には入りたい放題

内心、「無用心だなぁ。だから泥棒が入ったのでは?」と思っていた。

しかし、今週、大学から戻ってきて驚いた。

建物の出入り口に鍵がかかっている!!

ようやく安全対策を始めたのか?
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証明書・今昔とアルバイト

2008-02-21 06:00:49 | Weblog
私は学位を取った後も以前と同じ時給で働いている。友達と話をしていたら、

修士号を取った後は時給が上がるはずだよ

と教えてもらった。その差、約4ユーロ。85時間の契約をしているから…と計算したら、今の私には見過ごすことのできない金額。早速秘書さんのところへ行って聞いてみた。

ごめんなさいね、でも、学生である限りは前と同じ金額しか払えないのよ

と言う返事だった。たまたま今日、時給の話をしてくれた友達とランチをしたので、彼女に「時給、上がらないんだって」と話した。

彼女はドイツ語も分かるから、ランチの後、私のオフィスに寄って契約書を読んでもらった。その途中で私の修士号の証明書も見た。

何これ?誰の何?

と彼女。「え?私のだよ。ほら、『あお』って書いてあるでしょ。英語のもあるよ」と、英語版とドイツ語版、両方見せた。

私のと違う!!

と彼女。彼女は去年の冬セメスターに修士号を取っていて、私は去年の11月に取得。どうやらその間にフォーマットが変わったみたいで、彼女の証明書は

英語版とドイツ語版が1枚の紙に表と裏に白黒で印刷

されているらしい。私のは、大学のロゴがカラーで入り、英語版とドイツ語版がそれぞれ1枚ずつ印刷されている。学位を取るのに時間がかかったけれど、その分、よかったこともあった。

ちなみに、先ほど友達からメールが来て、どうやら時給は、学生登録をしている人は必ず安い時給で契約をしないといけないらしい…ぬか喜びをしてしまった。
が、さすがだな、と思ったのは、ちゃんと「有休」の規定もあるらしい。例えば、1ヶ月50時間の労働契約をしたら、その内、

4時間弱

が有休になるらしい。結構多いな、と言うのが私の感想。ドイツだから?
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ティシュペーパー

2008-02-19 04:21:24 | ジム・サウナ
また風邪を引いてしまった。同じオフィスの人がくしゃみをしてるな、と思っていたら、今度は私が。そして、鼻水が止まらなくなった。そこで必要なものが、ティッシュペーパー。日本人はティッシュペーパーで鼻をかんだら、そのティッシュを捨てると思う。が、ドイツ人、

ポケットに入れて何度も使う

私、最初にドイツのティッシュペーパーを見たとき、

紙ナプキンか??

と思った。つまり、日本のものよりも硬めで厚い。だから、何度でも(といっても限度はあるけれど)使用できる。

私は「ドイツのティッシュはちょっと…」と思って、日本のポケットティッシュを使っている。今回みたいに鼻水が止まらないときにドイツのティッシュペーパーで鼻をかむと大変なことになるので。

たまに日本人以外の人に「ティッシュペーパー持ってる?」と聞かれることがある。もちろん、日本のポケットティッシュを渡すけれど、たいていの人が、

鼻をかんだ後、ポケットへ。そしてまた使う

また私に「ティッシュちょうだい」というのが気が引けるのかしらないけれど、さすがに、日本のポケットティッシュは使いまわすのには薄くない?破れない?

が、長くドイツに住んでいる日本人にも日本のポケットティッシュを使いまわす人はいる(エコの観点から言えばまったく問題なし)。

彼らにとって「ティッシュペーパーと分類されるもの」とは、1回では捨てずに複数回使うもの、なのでしょう。
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バレンタインズディ

2008-02-15 04:01:21 | タンデム


ヨーロッパでは「カップルの日」ということで、私には縁のない日だった。

が、夕方、部屋に戻ってきてびっくり。

部屋の前に荷物がおいてある

両親には荷物を頼んでいないし、住所を知っている友達って、そんなにいないし、誰だろう?もしかして間違えてる(玄関の外ではなく、本当に私の部屋の入り口に置かれていたけれど、あまりに心当たりがなくて疑っていた)?と思って差出人を見てみたら

タンデムくん!!

夏にドイツ国外で就職し、彼の日本の友達に花を贈ってから連絡が一切途絶えていた。秋くらいに2回くらいメールをしたけれど、12月に入ってクリスマスカードを送ってみたけれど、さらに、私が一時帰国したとき、フランクフルトの空港でSMSを送ってみたけれど、一切彼からのコンタクトはなく、「友達関係も終わりかぁ…」と思っていた。

最近は、「もしかして事故とかにあっちゃたのかなぁ。病気なのかなぁ」と考え始め、彼の元フラットメイト(まだ同じ大学にいる)にタンデムくんとまだ連絡を取っているか聞いてみようと思っていたところだった。

思いがけないプレゼントでとてもうれしくちょっと涙が出てきた。

が。ケチをつけるわけではないけれど、花は1つだけ(写真の一番上の花)。つぼみはいくつか落ちちゃっているし、写真で下を向いている花は茎が折れていた。結局

色がついているつぼみは1つだけ、固いつぼみが3つくらいだけ生き残っている

感じ。さすがドイツクォリティ。

さて、と。タンデムくんにお礼のメールを書いて、ちゃんとバラの手入れをしよう。
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レゴ

2008-02-14 04:35:39 | Weblog
小学生の子供のシッターをした。「何したい?」と聞いたら、「レゴで遊びたい」ということだったので、2人でレゴで遊んだ。

彼は飛行機や船などを持っていて、その日は飛行機を作った。私、あまり得意じゃないし、興味ないんだよね…と思いながら彼が飛行機を作るのを見ていた。しかも、船や飛行機、といった違う商品のパーツが全部ボックスにまとめられていたから、パーツを探すのも一苦労。

が。飛行機にエンジンやタイヤをつける段階になってきたら「レゴってよくできてるね」と

私が大興奮

だって、ちゃんとドアは開閉するし、前輪は回転するから方向転換も簡単。機体が出来上がってきたら彼が「今度は船を作る」と言い出したけれど、

せっかくだから飛行機の中、作ろうよ

と、提案した私。シートをはめてエコノミークラスが完成。コックピット内も、計器のシールが貼ってあるブロックをはめてパイロットを乗せて完成。さらに、ビジネスクラスも作った。

私、レゴで遊んだのは初めてだったから、勝手は分からないし、小さいパーツをたくさんのパーツの中から探すのはとてもとても大変だったけれど、なんだか楽しかった。さすがに、レゴを買うことはない(だろう)けどまた遊びたい…
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カーニバル

2008-02-11 02:44:29 | Weblog
カーニバルのパレードを観てきた。いつ、というのは知っていたけれど、何時から、どこを通る、ということはチェックしていなかったので、一緒に行った友達に任せていた。

友達は今年が始めてのカーニバル、私は去年も観たから2回目のカーニバル。去年はこの辺で観たよ、チョコレートとか結構もらえた、ということだけは伝え、当日、友達と待ち合わせた。

待ち合わせ場所(パレード出発40分前)に行くのに、私はパレードが通ると思われる道路を使ったけれど、

閑散としている

警察官もそんなに出ていない。本当に今日?と思いながら待ち合わせ場所に向かうと、仮装している人がちらほら。そうだよね、今日だよね、と確認し、パレード出発地点に向かった。

やっぱり恐ろしく閑散としている

去年はスタート30分くらい前には結構人が出ていた気がするのに。一緒にパレードを見た友達の1人がパレード開催の時刻、経路が書かれた新聞の切抜きを持ってきてくれたので、それを見た。

1時間違ってるよ

13時スタート、と思っていたら、14時スタート、と書いてあった。
1時間あまったので、お店を見たりして過ごした。この日、街中のお店は13時過ぎには閉店となった。

14時近くなり、おもちゃやソーイングセット、お菓子などを撒く人が現れた。「いよいよスタートだね」と話していたけれど、やけに静か。去年はものすごくうるさかった覚えがあるのに。

私たちはスタート地点から数10mしか離れていない地点にいたのに、14時になっても全然始まる気配がない。

少し遅れて合流する友達(街中に住んでいる)と電話が繋がった。

すごい音がしているよ

…ここ、ものすごく静かなんですけど。

というわけで、再び、新聞の切抜きを取り出してパレードのスタート位置と経路を見た。

去年と逆だよ…

「やっぱ、スタート付近のほうがいいよね」と言って早めに良さ気な場所を確保した私たち。実は、終点近くだった…

30分位してようやくパレードを見ることができたけれど、さすが終点近く。歩いている人はかなり疲れている感じだった。お菓子も、ほとんど投げつくした、と言う感じで、私たち、ほとんど拾うことができなかった。しかも、飴ばかり。チョコレートがよかったのに。

ちゃんと確認しなかったことが悔やまれる。少なくとも、最初にパレードスタート時間を確認したときに経路も確認するべきだった。


私たちがいた場所近くに若い男性警察官が立った。パレードで歩いていた人の1人が、

その警察官の顔にペイント

した。その警察官も、嫌がる風でもなく、淡々としていた。
警察官にそういうことをしてもOKなのね。
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