退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「外来魚のあれこれと大いに評価されるべき映画」について

2021-10-29 02:23:27 | Weblog
晴れ。雲は多め。

瀬能宏監修・松沢陽士写真「日本の外来魚ガイド」を見て読む。

13年前の作品なので今はまたデータが変わっているのだろう。
「外来魚」だからといってすべてが悪いわけではなく。

もっともいたずらな「放流」によって在来種が減るのは残念なのも事実。
そこだけはどうにかしないと。

うまい具合に「落としどころ」があれば。
とはいえそれも「人間の勝手」か。

武正晴「嘘八百」(’18)を観る。

足立紳と今井雅子の脚本がよく出来ている。
このシリーズの新しい作品と「百円の恋」(’14)も観ないと。

中井貴一がようやく「本領発揮」といった趣き(「記憶にございません」(’19)は忘れよう)。
佐々木蔵之介は「トカゲ」と言われ。

森川葵の「自然さ」が好ましく。
「曲者」前野朋哉はここでも活躍。

木下ほうかもなかなかの味わい。
芦屋小雁(!)と近藤正臣、寺田農が「背骨」を支えて。

友近、坂田利夫、塚地武雅、桂雀々あるいは声の浜村淳の「関西勢」もいい感じ。
京都生まれのブレイク・クロフォードに堀内敬子や宇野祥平も加わって。

久方ぶりの「わが国のウェルメイド作品」。
「古美術」という舞台設定が見事でもあり。

もっと多くの人々に観られるべき作品。
なぜ話題にならなかったのかが不思議。

少なくとも本作に限っては「続編」が作られたのは「正しい」。
「マスカレード・ホテル」(’19)とは違って。
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