退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「わが国の『ジュエリー』の歴史と正反対なふたりが好ましいドラマ」について

2019-06-20 02:28:23 | Weblog
晴れ。暑い。

「ジュエリーの歩み100年 近代日本の装身具 一八五〇‐一九五〇」を見て読む。

「ジュエリー」というから近代的なそれかと思いきや
簪や櫛や帯留め、髪飾りなどが中心(あるいは煙管など)。

明治維新で刀が必要なくなった後
その技術をアクセサリーに活かした模様。

何とも繊細なその出来栄えには驚くのみ。
やはり本当にキレイなものを目にすると心が落ち着く。

繰り返すがわが国が生き残るためには
この種の素敵な「文化」を海外の人々に認めてもらうしかなかろう。

曰く「この世界を滅ぼしていいんですか」と。
もちろんその前に自国の人々に対しても同様に。

Gyaoで「リゾーリ&アイルズ シーズン5」の第16話から18話までを観る。

「大人であること」についてふたりが「It sucks!(クソだね)」という台詞に笑う。
それにしてもこのふたりの関係性はうらやましい限り。

こういう会話を日常に出来る関係があればなあ。
とりあえず現在の環境では到底「無理筋」だけれど。

彼女たちを支えるブルース・マクギルとジョーダン・ブリッジス、
そして何よりリゾーリの母ロレイン・ブラッコがいい感じ。

今回は「NEMO=ネモもしくはニモ」に関する見解の相違が面白い。
個人的には「海底二万マイル」が懐かしいのでモーラの意見に賛成(ネモ艦長ね)。

彼女以外はみんなほぼ自動的に「ファインディング・ニモ」を思い出すのだが。
このあたりの「呼吸」が実に好ましい。

それぞれの事件発生から解決に至る流れも自然で。

「あんたの言うことはよくわからないけれどあんたを信用する」スタイルのリゾーリと
「あなたはおおむね非論理的だけれど案外正しい」スタイルのアイルズの組み合わせの妙。

まさに「理想の凸凹コンビ」と言うべきか。
「ふたりの個人的な事情」も背景にしたドラマを是非覗いていただきたい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ついつい読み流してしまう... | トップ | 「雑草の楽しさと『擁護され... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事