退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「複雑な作家の読み解きと映像優先で物語に魅力のない映画」について

2020-06-28 21:37:10 | Weblog
くもりときどき晴れ。早朝には烈しい雨も。

「三島由紀夫とはなにものだったのか」読了。

自分を物語の中に埋め込むという「生き方」にふむふむ。
「環境」がもたらす「奇妙なねじれ」についても同様に。

それにしても「塔の中の王子」はややこしい性格。
ただし「同類」がいたことは本書の最後でわかる次第。

「芸術もしくは芸事に生きる」という「大変さ」をあらためて。
いやはや堪能致しましたといった感じ。

モンス・モーリンド&ビョルン・スタイン「アンダーワールド 覚醒」(’12)を観る。

ニール・ジョーダン作品でお馴染みのスティーヴン・レイがこんなところに。
物語はあまり面白くないが作品が88分なのはすっきりしていてよし。

「第三極」として人類が登場するのがいちおうのポイント。
主人公たちの娘イヴもそうか。

引き続きアンナ・フォースター「アンダーワールド ブラッド・ウォーズ」(’17)を観る。

これで3作目の「アンダーワールド ビギンズ」(’09)以外はクリア。
もっともケイト・ベッキンセールがほぼ出ないらしいのでおそらくは微妙。

本作ではライカンの新たなリーダー、マリウスの活躍でヴァンパイア族は劣勢に。
セリーンは一度死んで新たな「能力」を発揮する。

ヴァンパイア族内での権力争いに絡むセミラも出て来るがその「処理」が何とも。
結局娘のイヴは「次回作へのつなぎ」として現れるのみで。

十分に味わったので「お腹いっぱい」。
しかし物語のつくりが何ともはや。

映像が楽しければいいのだろうか。
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