退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「やはり好ましい生き物の多様性と『満州』がポイントになる任侠映画」について

2022-03-25 02:24:31 | Weblog
晴れ。だったはず。

月刊マリンダイビング編集「海の生き物ウォッチング500」を見て読む。

ウミウシ、エビ、カニ、シャコ、貝、ウニ、ヒトデ、ナマコ、クラゲ。
イシサンゴ、イソギンチャク、トサカ、ヤギ、カンザシゴカイ、ホヤ、カイメンなど。

「海の生き物」を文字通りあれこれ。
その美しさと多様性を味わうのみ。

さまざまな環境の変化にもかかわらず生き延びている事実にふむふむ。
もっとも「絶滅」に追い込まれる種も少なくなく。

われわれ人類も「生き物」ではあるけれど。
繰り返すがあまり「美しくない」のが残念。

鈴木清順「花と怒涛」(’64)を観る。

美術の木村威夫が脚本に絡んでいるのが珍しく。
障子の桟を挿んでアキラの両目が映るカットの細かさよ。

滝沢修と山内明が「大枠」を支えて。
松原智恵子もいいが久保菜穂子の「婀娜っぽさ」がなかなか。

川地民夫は妖しく。
嵯峨善兵の政治家ぶりと玉川伊佐男の刑事ぶりが好ましく。

深江章喜が「単純な悪玉」ではないのがポイント。
高品格のオヤジと野呂圭介がいい味を出していて。

江角英明や三崎千恵子に山本陽子もちょいと。
冒頭のシーンはベルイマン「第七の封印」(’57)を思い出させて。

かの監督にしてはケレン味が少ない作品を知っておこう。
「満州」が出て来るのを忘れずに。
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