くもり。おだやか。
ブレイディみかこ「女たちのテロル」を読む。
金子文子とエミリー・デイヴィソン。
「百年前の女たちから、百年後を生きるあなたへ」。
何ともカッコイイ女たちの姿に震える。
「わたしあるいはアイルランドを殺す者たち」への反逆。
ふたりをキーワードで重ねて描く趣向もなかなか。
本作は映画にすべきではないか。
久方ぶりに心躍る内容で読み終わるのが残念だったほど。
これこそ「女子の本領」だと思いたいところ。
「女が一方的に『劣る存在』」だと見なされていた過去は現在に至る。
「男目線」からしか評価されない貧しさをあらためて。
男女もしくはセクシャリティーを問わず知っておいていただきたい存在。
そしてこうした「歴史」があったことも。
男がなぜ「権力」を欲しがるのか。
それは「自らの弱さの証明」だと思っていいだろう。
Fuck off=邪魔すんなよ。
この「精神」を持っていない輩にはわからんだろうな。
マル激を観る。
今回は「災害対策の不備」について。
昔から「乾パンしかないの」とか「体育館でザコ寝するしかないの」と思っていたところ。
災害からどうにか生き延びることが出来たのはいいとして。
「その後の生活」に対してあまりにも想像力が欠けていて。
被災者を「元の生活に戻すための方策」がない現実が。
「生存」を確保するだけではどうしようもなく。
われわれがついつい「救助」にのみ注目することも。
なぜこんなに「元に戻れないのか」と思っていたらこういうことなのか。
「被災者が奪われたものの大きさ」に気付かないとどうにも。
要は「自分だったら」ということなのだけれど。
マスコミが「美談」ばかり報じるせいもあり。
この種の「現実」をどうにか変えたいもの。
デヴィッド・S・ゴイヤー「ブレイド3」(’04)を観る。
冒頭の石の扱いからして「ダメな匂い」はしたのだが案の定。
何ともヒドい出来。
ウィスラーのクリス・クリストファーソンを「消す」意味が不明。
つまらない「おフザケぶり」が続くのみ。
描写の「テンポ」が全くわかっていない模様。
とりあえず最後まで観たものの。
ドミニク・パーセルやジェシカ・ビールにも魅力がなく。
とりわけ「ハンニバル・キング」のライアン・レイノルズが「最悪」。
前二作に対して「失礼」と言うよりない。
「三部作」などと言ってはダメ。
残念ながら本作は「うんこ」。
観ないように。
NHKの「ヴィンランド・サガ」はいつの間にか終わっていた。
ただmilet「Drown」は耳についた。
この何とも言えない発音が素敵。
彼女の声はずっと聴いていたいくらい。
ノコギリの刃が心地よく湾曲する時のような。
歌詞を無意味にするほどの音色。
こういう声の持ち主がいるのねと思った次第。
「金属加工」されたような部分が特にいい。
浅川マキの「甘い版」とでも言ったらいいのか。
それ以外の魅力もあることも忘れずに。
ブレイディみかこ「女たちのテロル」を読む。
金子文子とエミリー・デイヴィソン。
「百年前の女たちから、百年後を生きるあなたへ」。
何ともカッコイイ女たちの姿に震える。
「わたしあるいはアイルランドを殺す者たち」への反逆。
ふたりをキーワードで重ねて描く趣向もなかなか。
本作は映画にすべきではないか。
久方ぶりに心躍る内容で読み終わるのが残念だったほど。
これこそ「女子の本領」だと思いたいところ。
「女が一方的に『劣る存在』」だと見なされていた過去は現在に至る。
「男目線」からしか評価されない貧しさをあらためて。
男女もしくはセクシャリティーを問わず知っておいていただきたい存在。
そしてこうした「歴史」があったことも。
男がなぜ「権力」を欲しがるのか。
それは「自らの弱さの証明」だと思っていいだろう。
Fuck off=邪魔すんなよ。
この「精神」を持っていない輩にはわからんだろうな。
マル激を観る。
今回は「災害対策の不備」について。
昔から「乾パンしかないの」とか「体育館でザコ寝するしかないの」と思っていたところ。
災害からどうにか生き延びることが出来たのはいいとして。
「その後の生活」に対してあまりにも想像力が欠けていて。
被災者を「元の生活に戻すための方策」がない現実が。
「生存」を確保するだけではどうしようもなく。
われわれがついつい「救助」にのみ注目することも。
なぜこんなに「元に戻れないのか」と思っていたらこういうことなのか。
「被災者が奪われたものの大きさ」に気付かないとどうにも。
要は「自分だったら」ということなのだけれど。
マスコミが「美談」ばかり報じるせいもあり。
この種の「現実」をどうにか変えたいもの。
デヴィッド・S・ゴイヤー「ブレイド3」(’04)を観る。
冒頭の石の扱いからして「ダメな匂い」はしたのだが案の定。
何ともヒドい出来。
ウィスラーのクリス・クリストファーソンを「消す」意味が不明。
つまらない「おフザケぶり」が続くのみ。
描写の「テンポ」が全くわかっていない模様。
とりあえず最後まで観たものの。
ドミニク・パーセルやジェシカ・ビールにも魅力がなく。
とりわけ「ハンニバル・キング」のライアン・レイノルズが「最悪」。
前二作に対して「失礼」と言うよりない。
「三部作」などと言ってはダメ。
残念ながら本作は「うんこ」。
観ないように。
NHKの「ヴィンランド・サガ」はいつの間にか終わっていた。
ただmilet「Drown」は耳についた。
この何とも言えない発音が素敵。
彼女の声はずっと聴いていたいくらい。
ノコギリの刃が心地よく湾曲する時のような。
歌詞を無意味にするほどの音色。
こういう声の持ち主がいるのねと思った次第。
「金属加工」されたような部分が特にいい。
浅川マキの「甘い版」とでも言ったらいいのか。
それ以外の魅力もあることも忘れずに。