退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「まだまだ続く漢詩とガザで起きていることの意味あるいは日本軍が一度も出て来ない映画」について

2024-03-24 03:10:13 | Weblog
雨。夕方には止む。

「中国名詩選(下)」を読み進める。

温庭筠「菩薩蠻」梅孝臣「汝壝貧女」欧陽修「日本刀歌」王安石「江上」
蘇軾「六月二十七日望湖樓醉書」「春夜」黄庭堅「寄黄幾復」陳師道「別三子」

陳与義「蘘邑道中」陸游「示兒」范成大「後催租行」楊万里「感秋」。
明日はまた図書館に行くが本書は明後日に読了予定。

マル激を観る。

今回のゲストは岡真理
「ガザの現実」について過去の歴史を含めあらためて知る。

吉見俊哉のアメリカとイスラエルは「植民」において似ているという指摘が鋭い。
前者はネイティブアメリカンをさんざんに殺し後者はパレスチナ人をと。

「版図を増やす帝国主義」はいまだに続いている模様。
「『民主主義』というイデオロギー」がもたらす圧倒的な暴力たるや。

「ユダヤ人差別」は「ホロコースト」を産んだものの。
それがこんなかたちで甦る「歴史」を知っておこう。

「ホロコースト」によって生じたユダヤ難民をパレスチナに一方的に背負わせ。
それをした国際連合のデタラメさも覚えておきたいもの。

「武力による現状変更」はウクライナのみでなく。
ガザでは過去から絶えず行われていて。

わが国ではこの種の現実は一向に伝えられず。
大谷がニュースのトップになるのはかの地を無視することでむしろ「加害者」であると。

「いじめの構造」を思い出したいもの。
「入植植民地主義」の根深さについても同様に。

ジョン・フォード「コレヒドール戦記」(’45)を観る。

原題は「彼らは消耗品だった」。
ロバート・モンゴメリーにジョン・ウェイン、ドナ・リード。

かの監督の作品には必ず歌が。
今回は馬に代わって魚雷艇が走る。

本作における「日本軍」は「強敵」で。
マッカーサーが登場するのだけれど。

死にかけている乗組員をみんなで励ますシーンがなかなか。
互いに「演技」をしているのはわかっていて。

看護士のドナ・リードがジョン・ウェインのズボンを脱がすのにニヤニヤ。
なるほどこれならヘタな「色気」はなくっていい。
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