退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「ハズレな日」について

2024-09-09 02:11:10 | Weblog
晴れ。暑さはまだまだ続く模様。

池田祥子「シン・男がつらいよ 右肩下がり時代の男性受難」を読む。

なんじゃこりゃ。
この程度の聞き取りで何事かがわかるのかどうか。

何より男性の話しか聞いていないのが大問題。
それが「本当なのか」はわからないはず。

いたずらに「適性のない女性管理職の害」を訴えていたり。
「『昭和幻想』に操られる男性」は「擁護」されるべきなのか。

むしろ「受難」ではなく「自業自得」だろう。
「女性の男性に対するDV」などを取り上げたりもして。

それがDVの中でどれくらいの割合を占めるのかが重要なのに。
圧倒的に「男性の女性に対するそれ」が多いと思われるのだが如何。

本書の内容は「男性のダメさ」をあらためてという理解でよさそう。
著者は「自民党のオヤジ女性議員」によく似ていることを覚えておこう。

ジャレッド・コーン「デイ・アフター・トゥモロー 2023」(’23)を観る。

気象関係の説明台詞が異様に多いのが特徴。
冒頭の「状況設定」についても同じく。

それだけで「ダメだ」とわかる一方。
お金をかけて撮っているシーンもあったりする「アンバランスぶり」にふむふむ。

ローランド・エメリッヒ「デイ・アフター・トゥモロー」(’04)には。
もう少しマシな「ドラマ」があったけれど。

とはいえかの作品でさえ面白いかと言われると微妙なので。
本作の「どうしようもなさ」が余計に浮き彫りになる次第。

せめてもの救いは85分という長さか。
残念と言うよりない。
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