退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「よくあるパターンではあるけれどようやく『新しさ』を見せた古典と『パクリ』が激しい映画」について

2023-04-13 02:27:38 | Weblog
くもりときどき雨。夕方には晴れるが夜風は冷たし。

「完訳 水滸伝(六)」読了。

呼延灼も結局は「豪傑仲間」に。
悪い役人を退治すること再び。

さすがに「新たなパターン」をということで。
晁蓋が敵の毒矢に倒れ彼岸へ。

本書もようやく半ばを過ぎ。
今後の展開に期待するのみ。

坪島孝「クレージーの殴り込み清水港」(’70)を観る。

今回の女優陣は星由里子と内藤洋子、夏圭子に北あけみ。
内田良平、高品格、天本英世、睦五郎、北沢彪に布施明があらたに加わり。

お話はというと主に黒澤明「用心棒」(’61)の「パクリ」。
ここまでやっていいものかと思うほど(「座頭市」まで採り入れているのだから)。

それ以外は前作の設定をなぞっている感じ。
それにしても植木等の健脚ぶりが印象に残る次第。

当時弱冠二十歳の内藤洋子がキュート。
星由里子はその七つ上で加山雄三「若大将シリーズ」を終えた後。

「用心棒」を知らなければむしろ楽しめるのかも。
もちろんシリーズ前作についても同様に。
コメント
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