退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「半分まできた『三国志』とうまくまとめた『オールスター映画』の『ネオ・ノワール』ぶり」について

2023-02-22 02:41:27 | Weblog
晴れ。今日も風が強い。

「完訳 三国志(五)」を半分くらい読む。

龐統死す。
張飛は厳顔を認め。

孔明は相変わらず謀を巡らし。
関羽は颯爽と敵陣を去る。

孫権と曹操はいまだ決着せず。
左慈は仙人の如く曹操を翻弄する。

これまた明日読了予定。
来週を「三国志祭り」にしようかどうか思案中。

ロバート・ロドリゲス&フランク・ミュラー「シン・シティ 復讐の女神」(’14)を観る。

モノクロのアメコミにパートカラーの映像。
物語は全体としてはまとまっていないが個々のエピソードはまずまず。

何しろ異様な豪華キャストだからそれぞれのキャラクターが立っている。
「怪物」ミッキー・ルークに身体をくねらせまくるジェシカ・アルバ。

彼女を見守る「幽霊」にブルース・ウィリス。
「魔性の女」エヴァ・グリーンに元恋人のジョシュ・ブローリン。

「父親」に復讐しようとするジョセフ・ゴードン・レヴィット。
その父親で上院議員のパワーズ・ブースの「悪玉ぶり」が素敵で。

「強力な怪人部下」を演じるのはやさしい顔のデニス・ヘイスバート。
レイ・リオッタが妻にすべてを奪われる「変態経営者」。

ゲイルのロザリオ・ドーソン、ミホのジェイミー・チャンの魅力もあり。
覚醒剤を打つと腕前が冴える医者にクリストファー・ロイド。

「センチュリアン」(’72)が懐かしいステイシー・キーチの姿など。
レディー・ガガや「スパイ・キッズシリーズ」のアレクサ・ヴェガが出ていたり。

「オールスター映画」はわが国だと演出が不味く失敗に終わるケースが少なからず。
そのあたりをうまくまとめたのは監督ふたりの手柄。

なるほど「ネオ・ノワール」か。
もっともそれを味わうには「フィルム・ノワール作品」を観ていないと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする