退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「ようやく『本域』に入ってきた古典小説と久方ぶりに楽しい『フジテレビ映画』」について

2023-02-15 03:02:16 | Weblog
晴れ。昼間は強風。

「完訳 三国志(四)」を半分以上読む。

明日への配分を考えていたものの面白くてついつい。
諸葛亮と周瑜の知恵比べは当然の如く前者の勝ち。

曹操とのそれについても同様。
ただし3回繰り返すのはいかがなものか。

闞沢と龐統の「連環の計」を諸葛亮は「奇門遁甲の天書の伝授」で風を吹かせて成功させ。
太史慈の死は案外シンプルで。

(三)が「不調」だっただけに余計に面白く感じられるのかも。
これまた明日読了予定。

田中亮「コンフィデンスマンJP 英雄編」(’22)を観る。

古沢良太の脚本が素晴らしく。
ハリウッドに「輸出」してはいかが。

長澤まさみのダー子をマーゴット・ロビーにやらせたいもの。
豪華キャストをそれぞれにきちんと活かしている演出の手際も見事で。

唯一のキズは冒頭で使われるストップモーション。
どうしてそんな「要らんこと」をしたのかが謎。

生田絵梨花は意外な魅力を発揮。
厚切りジェイソンやダンテ・カーヴァーの使い方もうまく。

久方ぶりにわが国の上質な娯楽映画を堪能した次第。
ラストの「小細工」に至るまで悪くない。

松重豊は「銭形警部」の趣き。
瀬戸康史の「狂気ぶり」も(右目が青い)。

「フジテレビ映画復活」はどうやら「本物」か。
「踊る大捜査線シリーズ」以来のこと。
コメント
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